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【第7回】ランチの話をしてたのに、今わたし古代ローマの話してる。なんで?

どうも!ねこ丸です!!

ADHD当事者のわたしが、日々の失敗を「あるあるだよね〜」って笑いながら、ちょっとだけ賢くなって、ポジティブに帰るこのnote、7回目!

対人関係編・第2弾はこちら!

「話が3秒で別の惑星に飛ぶ」問題!!!

通称・会話の宇宙旅行。今日の記事はですね、たぶん途中で実演が入ります。入れる気がなくても入ります。それも込みで楽しんでいってください。

宇宙旅行へ出発しまーす!!


① 中継なしの瞬間移動をご覧ください

先日の、わたしと友人の会話の航路図をご覧ください。

わたし「ねえ今日のランチどこ行く?」
わたし「あ、そういえば昨日スーパーで激安のアボカド見つけてさ」
わたし「アボカドのCMやってた俳優いるじゃん、あの人最近ドラマ出てて」
わたし「そのドラマのロケ地がイタリアでさ、ローマの水道橋って2000年前のなのに今も残ってるのすごくない?古代ローマの水道って勾配が超精密で——」

友人「ランチは。

はい。ランチの話、地球に置いてきました。
所要時間3秒。

恐ろしいのは、わたしの脳内では全部つながってるんですよ。ランチ→食材→アボカド→CM→俳優→ドラマ→ロケ地→ローマ。8駅、各駅停車でちゃんと走ってる。

でも口から出るのは始発駅と終着駅だけ。途中の7駅は車内アナウンス省略。そりゃ友人には瞬間移動に見えるよ。テレポートじゃないの、各駅なの、脳内では!!


② 頭の中に「ブレーキのない連想エンジン」が積まれている

これの正体は「連想ジャンプ」と呼ばれるやつです。

ADHDの脳って、ひとつの情報から次の連想が自動で、勝手に、高速で発火するんですよ。

普通の人にもある働きなんですけど、普通の人には「今この話をすべきか?」を判定して連想を握りつぶすブレーキ(抑制機能)がちゃんと効いてる。

わたしたちのブレーキは、そう、シャワー回でやりましたね。純正装備されてない。エンジンだけ名機。F1のエンジンに自転車のブレーキ。

しかも6でやったワーキングメモリの弱さがここでも仕事(サボり)をします。連想で3駅進んだ時点で、始発駅の記憶が消えてる。「で、最初何の話だっけ?」を相手に聞くの、あれ演出じゃなくてガチの遭難信号なんですよ。

さらに衝動性が「その連想、今すぐ言え!!言わないと消えるぞ!!」って煽ってくる。実際消えるんですよ、3秒で。だから割り込んででも言っちゃう。脳内が、閉店セールなの。

全思考、今すぐ出さないと廃棄。そういえば閉店セールって「閉店」って言いながら何年もやってる店あるじゃないですか、あれ景品表示法的にどうなって——

あ、話戻すと。(ほんとこんな感じ)

つまりわたしたちの会話は、①名機エンジン(連想)、②壊れたブレーキ(抑制)、③消える路線図(記憶)、④閉店セール(衝動)の4点セットで宇宙まで飛んでる。単独犯じゃなくて、いつもの犯人たちの共同犯行なんです。


③ 対策は「結論から言え」らしい

よく言われてる対策がこちら。

「『結論から言うと』を口癖にする」。

先に着地点を宣言しちゃえば、脳に目的地がセットされて脱線しにくくなる。ビジネス会話の王道テクですね。あとは脱線に気づいたら「あ、話戻すと」で自力帰還する癖をつける。宇宙船に帰還ボタンを付けるイメージ。

「結論から言うと」。7文字。言うだけ。言うだけなら——(この番組、毎回このくだりやってるな?様式美です)


④ やってみた結果を発表しまーーす!!

「結論から言うと」の後に、前提の説明が5分続きました。

会議で言ったんですよ、「結論から言うと」って。かっこよく。で、続けて「ただ、その背景からご説明しないとわかりにくくて」って言ってました。

だってわかりにくいじゃん!!
結論から言うと(結論は最後です)。

開始の合図だけ借りて中身は通常運行!ラーメン屋の「はい喜んで!」くらい意味のない発声になってた。


じゃあってことで「あ、話戻すと」帰還ボタン作戦!

脱線に気づいて、押しました。
「あ、話戻すと——」……戻る先を忘れてました。

帰還ボタンを押した宇宙船、地球の座標をメモしてなかった。「……何の話でしたっけ?」って自分で発動する「何の話」、過去イチ気まずかったです。

帰還失敗、大気圏で沈黙。


極めつけ、「思いついたことはメモして、相手の話が終わるまで待つ」作戦!

(これは人の話を遮っちゃう問題の対策も兼ねてます)。

ちゃんとメモ帳を出して、浮かんだ連想を書き留めて、待ちました。えらい!!

——メモを書いてる間に会話が2駅先に進んでて、書き終えたメモがもう場違いになってました。

満を持して出した話題に「え、今その話?」の顔をされる。鮮度が命の連想、メモした時点で死んでる。刺身をメモるな。


⑤ それでも会話は楽しいので

はーーい!ポジティブ担当・ねこ丸、今日は胸を張って言います!

この連想エンジン、発想力の源泉と同じエンジンなんですよ。誰も思いつかない企画、意外な組み合わせのアイデア、「なんでそれ思いついたの?」って言われるやつ——全部、ランチから古代ローマまで3秒で飛ぶこの回路が出してる。

ブレーキがないのは困るけど、エンジンは名機。載せ替え不要。会話では暴走する装備が、ブレストでは無双する。使う場所の問題です。


で、会話用の現実的な工夫をひとつ。

経由地を全部は言えなくても、「今の話で思い出したんだけど」って接続詞を1個つけるだけで、宇宙旅行が「連想の共有」に変わるんです。

唐突なテレポートと、「飛びます」って言ってから飛ぶのとでは、相手の体験が全然違う。中身は同じ脱線なのに!言い方だけで!(定着率は当番組公式レート、3割!殿堂入り!!)


あと最後にこれは声を大にして言いたい。

ADHD同士の会話、最高なんですよ。

お互い宇宙旅行者だから、相手がローマに飛んでも「水道橋いいよね!!」って現地合流できる。話題が終わらない、着地しない、でも爆笑してる。

あの「どこにも着かないのに満足度100%の会話」ができる相手は宝物です。会話って目的地じゃなくて、飛距離を一緒に楽しむものでもあるので。 


それでは今日はこのへんで!!
ねこ丸でした〜〜!

ちなみに古代ローマの水道の勾配、調べたら1kmでたった数十cmしか下がらない設計らしいです!!すごくない!?(誰もその話の続き待ってない)


次回予告:「思ったことがそのまま口から出る」問題。脳と口の間に、関所を建てたい。

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