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パパの育休と時短勤務で、わが家に増えたもの

子ども3人、夫婦で育休を選んだわが家。

パパは次男のときに約7か月、三男のときに約8か月の育休を取りました。
そして今は、育休から復帰して時短勤務で働いています。

こう書くと、もしかしたら
「家計は大丈夫なの?」
「収入が減って不安じゃないの?」
と思う方もいるかもしれません。

もちろん、不安がなかったわけではありません。

育休中は収入が減る。
時短勤務になれば、毎月の給料も下がる。

住宅ローンもある。
教育費もある。
老後資金も考えたい。

子どもが3人いるわが家にとって、収入が減る選択は、決して軽いものではありませんでした。

それでも今、振り返って思うのは、
減ったものより、増えたものの方が大きかった
ということです。

いちばん増えたのは、夕方の余白でした

パパが育休を取る前、そして時短勤務になる前。

夕方から寝るまでの時間は、わが家にとって一日の山場でした。

夕飯を作る。
食べさせる。
お風呂に入れる。
歯みがきをする。
宿題を見る。
赤ちゃんを抱っこする。
寝る準備をする。

やることはたくさんあるのに、時間だけがどんどん過ぎていく。

気づけば、子どもたちに
「早くして」
「もう時間ないよ」
「なんでまだやってないの」
と言ってしまう日もありました。

本当は、そんなふうに言いたいわけではありません。

でも、こちらにも余裕がない。
家事も育児も、毎日待ってくれない。

そんな中で、パパが家にいる時間が増えたことは、
わが家にとってとても大きな変化でした。

夕飯後に、パパが長男の宿題を見る。
その間に、ママは次男の話を聞く。
三男が泣いたら、どちらかが抱っこする。
お風呂も寝かしつけも、夫婦で分け合える。

ただ人手が増えた、というだけではありません。

今しかない家族時間を楽しむ余裕ができた。

もちろん毎日が楽しめるわけではなく、
兄弟げんかや三男の大泣きなど、カオスな日は多々あります。

でも、日常にパパがいることで少し余裕ができたのは事実で、
それがわが家にとって一番大きかったことでした。

「早くして」が減ると、子どもの顔が見える

パパが時短勤務になってから、夕飯後から寝るまでの時間が変わりました。

以前よりも、子どもの話を聞ける日が増えました。

長男の宿題を見ながら、
「今日は学校でこんなことがあったんだ」
と話してくれる。

次男も保育園で楽しかった話を最後まで聞ける。

三男を抱っこしながら、家族みんなで同じ空間にいられる。

どれも、特別なイベントではありません。

旅行でもないし、記念日でもない。
ただの平日の夕方です。

でも、子育て中のわが家にとっては、
こういう時間こそ大切だったのだと思います。

「早くして」が減ると、子どもの表情を見る余裕が生まれます。

急がせるだけで終わっていた時間が、少しだけ会話の時間に変わる。
こなすだけだった夜が、家族で過ごす時間に変わる。

それは、お金には見えにくいけれど、
わが家にとってはとても豊かな変化でした。

長男の変化に、胸がぎゅっとなった

パパが育休から仕事に復帰したあと、長男に聞いたことがあります。

「パパがお仕事に行き始めて、どう思った?」

すると長男は、少し考えながら、
パパがすぐに助けてくれなくなったことが大変だと話してくれました。

そして、パパがいない分、自分も頑張らないといけないと思っているようでした。

それを聞いたとき、胸がぎゅっとなりました。

子どもは、親が思っている以上に家族の変化を感じている。
パパが家にいた時間も、仕事に戻ったあとの変化も、ちゃんと受け取っている。

ママ目線でも、長男は少ししっかりしたように感じます。
わがままを言わなくなったように見える日もあります。

もちろん、まだまだ子どもです。
甘える日もあるし、泣く日もあるし、兄弟げんかもします。

でも、パパと一緒に過ごした育休の時間は、長男の中にも残っているのだと思います。

家族で一緒にいた時間は、目に見える形では残らないかもしれません。
でも、子どもの心のどこかに、ちゃんと積み重なっていく。

わが家はそれを、思い出の複利のようなものだと感じています。

子どもの成長は待ってくれません。

「今」しかないこの時間を大切にしたいと思います。

収入減は、たしかにある

きれいごとだけを書くつもりはありません。

パパの育休も、時短勤務も、収入面だけを見ればマイナスです。

育休手当がすぐに入らず、不安になったこともあります。
時短勤務になれば、働く時間が短くなる分、給料も下がります。

家計にまったく影響がないわけではありません。

だからこそ、わが家では勢いだけで決めないようにしました。

パパが作ってくれた30年ライフプラン表を見ながら、夫婦で何度も話しました。

住宅ローンはどうなるか。
教育費はいつ大きくなるか。
老後資金はどう備えるか。
旅行費や日々の生活費はどこまで使えるか。

数字が得意ではないママにも分かるように、パパは
「いつ大変になりそうか」
「どこまでなら大丈夫そうか」
を一緒に見える化してくれました。

もちろん、未来のことは予定通りにはいきません。

でも、見えない不安のまま抱えるより、ざっくりでも見える化したことで、わが家は少しずつ落ち着いて考えられるようになりました。

収入減ではなく、時間を買う選択

育休や時短勤務を、収入減だけで見ると苦しくなります。

「本当はもっと働いた方がいいのかな」
「もっと稼がなきゃいけないのかな」
「子ども3人いるのに、こんな働き方でいいのかな」

わが家も、そう考えたことがあります。

でも、夫婦で何度も話す中で、少しずつ考え方が変わっていきました。

パパの育休と時短勤務は、
お金を失う選択ではなく、家族時間を買う選択
だったのだと思います。

もちろん、お金は大切です。

教育費も、住宅ローンも、老後資金も、見ないふりはできません。

でも、お金は目的ではなく、わが家が大切にしたい暮らしを守るための道具。

その道具を使って、何を守りたいのか。

わが家の場合、それは、子どもが小さい今を夫婦で一緒に見る時間でした。

三男を抱っこできる時間。
次男の言い間違いに笑える時間。
長男の宿題を隣で見られる時間。
家族みんなで夕飯を食べられる時間。

どれも、あとから買い戻すことはできません。

家族が変わったというより、暮らしが整った

パパの育休と時短勤務で、わが家が完璧になったわけではありません。

部屋は散らかります。
予定通りにいかない日もあります。
子どもたちは今日も元気にけんかします。

収入が減る不安が、完全になくなったわけでもありません。

それでも、家の中に少し余白ができました。

夫婦で家事と育児を分け合う時間。
子どもの話を聞く時間。
急がせるだけではなく、一緒に笑える時間。

そういう時間が増えたことで、わが家の暮らしは少し整ったように感じます。

家族が大きく変わったというより、
わが家にとって大切なものが、前よりはっきり見えるようになった
のかもしれません。

たくさん稼ぐこと。
しっかり備えること。
将来の不安を小さくすること。

それも全部、大切です。

でも、わが家はそれと同じくらい、今の家族時間も大切にしたい。

将来に備えながら、今も楽しむ。
収入を増やすより、まずは暮らしを整える。
我慢ではなく、納得して選ぶ。

パパの育休と時短勤務は、わが家にそのことを教えてくれました。

子どもが小さい時間は、思っているより短いのかもしれません。

だからこそ、わが家はこれからも試行錯誤しながら、
今しかない時間を守るためのお金の使い方
を考えていきたいです。

同じように、育休や時短勤務、子育て中のお金に悩んでいる方の参考になればうれしいです。

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