その不調、気虚のサインかも
皆さん、こんにちは。悠々漢方です。
今週は「暑さに慣れていない体」と「気虚(ききょ)」というキーワードを軸に、隠れ疲労のお話をしています。今日は、その気虚をご自身でチェックできる、簡単なセルフチェックをご紹介します。
こんなサインに、いくつ当てはまりますか
朝、目が覚めても布団から出るのに時間がかかる
食事の量がいつもより減っている、または食べても満足感が薄い
午後になると集中力がガクッと落ちる
些細なことでイライラしたり、涙もろくなったりする
風邪をひきやすい、または治りにくいと感じる

本記事は一般的な漢方知識の提供を目的としており、特定の商品の効能を保証したり、医学的な診断・治療に代わるものではありません。不調がある場合は必ず医療機関を受診してください。
2つ以上当てはまる方は、気が消耗している「気虚」の状態に近づいているかもしれません。
「気」の3つの働きから見る、隠れ疲労
漢方でいう「気」には、大きく分けて3つの働きがあるとされています。
一つ目は「推動(すいどう)」。体を動かし、血や水を巡らせる働きです。これが弱ると、だるさや動くのが億劫になる感覚として現れます。
二つ目は「防御(ぼうぎょ)」。外からの暑さや邪気から体を守る働きです。これが弱ると、暑さに慣れにくかったり、風邪をひきやすくなったりします。
三つ目は「固摂(こせつ)」。汗や体液が漏れ出ないようコントロールする働きです。これが弱ると、汗が止まらなかったり、逆に汗をかきにくくなったりします。

先ほどのチェックリストは、この3つの働きがそれぞれ手薄になっているサインを表しています。どれか一つでも当てはまるなら、体は静かにSOSを出しているのかもしれません。
おすすめの漢方
今週ご紹介している、気を補う生薬「黄耆(おうぎ)」や、その黄耆を含む処方「補中益気湯(ほちゅうえっきとう)」は、こうした「気」の3つの働きを底上げするサポートとして知られています。
編集後記
チェックリストを見て、「あ、当てはまるかも」と思った方も多いのではないでしょうか。私自身、季節の変わり目には必ずと言っていいほど当てはまる項目が増えます。大切なのは、気づいた時にすぐ「頑張る」ことではなく、「少し労わる」ことだと感じています。

二十四節気と漢方
季節の移り変わりに合わせた養生や漢方のアドバイスをまとめています。
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