ミカン栽培:家庭菜園の記録#7 摘果で美味しさアップ
今年は7月上旬にミカン摘果を行いました。
昨年は充分な摘果ができなかったため、小粒のミカンが多い樹木もあり、収穫することなく、樹木に残しました。
そのため、今年は少し大胆に摘果することにしました。
ミカンの木を見ると、たくさん実が付いているほど豊作に見えて嬉しくなります。
しかし、実は実が多すぎると、かえって品質が落ちてしまいます。
そこで行うのが「摘果(てきか)」です。
今回は、家庭菜園でもぜひ実践したい摘果について紹介します。

摘果とは?
摘果とは、成長途中の果実を間引く作業です。
木が育てる実の数を適正にすることで、
一つ一つの果実が大きくなる
甘みが増す
色づきが良くなる
翌年も安定して実がなる
といった効果があります。
なぜ摘果が必要なの?
ミカンの木には限られた栄養しかありません。
例えば100個の実が付けば、その栄養を100個で分け合うことになります。
すると
小玉ばかりになる
甘みが不足する
酸味が強く残る
などの原因になります。
さらに木が疲れてしまい、翌年ほとんど実がならない隔年結果(かくねんけっか)の原因にもなります。
摘果は今年だけでなく、来年以降の収穫のためにも大切な作業なのです。
摘果の時期
家庭栽培では
7月中旬~8月上旬
が目安です。
この頃になると実の大きさがある程度揃い、残す実を判断しやすくなります。
地域や品種によって多少前後しますが、梅雨明け頃を一つの目安にするとよいでしょう。
どの実を取ればいい?
基本は「悪い実を先に取る」ことです。
優先して摘果したい実は
傷がある実
虫に食われた実
変形している実
小さすぎる実
枝の内側にある実
密集している実
です。
そして残した実同士が重ならないよう、適度な間隔を空けます。
家庭菜園ではどれくらい減らせばいい?
初めてだと「こんなに取って大丈夫?」と思うくらいでちょうどいい場合があります。
一般家庭では
実の2~4割程度を摘果
するケースが多く、樹勢や実付きの状況に応じて調整します。
木全体を眺めながら、葉の枚数に対して実が多すぎないかを意識するとバランスが取りやすくなります。
摘果後の管理
摘果後は
水切れに注意する
真夏は乾燥させすぎない
必要に応じて追肥を行う
ことで残した果実が順調に肥大していきます。
また、風通しが悪い場合は軽く枝を整理しておくと病害虫の予防にもなります。
我が家のミカンも摘果しました
今年の我が家のミカンも、実がたくさん付いていました。
最初はもったいない気持ちもありましたが、小さな実や傷のある実を中心に摘果しました。
秋にはどれくらい大きく甘く育つのか、今から楽しみです。
収穫までの様子も、この記録で引き続き紹介していきたいと思います。

まとめ
摘果は「実を減らす作業」ではなく、美味しいミカンを育てるための大切な管理作業です。
最初は勇気がいりますが、適切に摘果することで果実の品質が向上し、木への負担も軽減できます。
