どんな人が集まるかは、主宰者の使うことばで決まっていた
「もう、集まらなくなっちゃって」
10年つづけた協会をたたむと決めた理事長さんが、そう言いました。
テキストは立派でした。
資格の制度も整っていました。
ホームページもきれいでした。
なにも間違っていない。
でも、人だけが減っていきました。
いっぽうで、こんな集まりもあります。
告知はへた。
Webサイトは古いまま。
それなのに、人が増えつづけています。
新しい人を連れてくるのは、いつも会員さんのほうです。
ぼくは500以上の団体で、この両方を見てきました。
違いは、告知のうまさではありませんでした。
価格でも、資格の種類でもありませんでした。
集まる人には、2種類いる
集まりには、2種類の人が現れます。
ぼくはそれを、「ヒツジ」と「オオカミ」と呼んでいます。
ヒツジは、安心とつながりを求める人です。
仲間の話をよく聞き、集まりの文化を守り、そっと人を連れてきます。
オオカミは、競争と自分の利益で動く人です。エネルギーもあります。
でもそれは、けっして悪い人ということではありません。
けれども、コミュニティにオオカミがいると、空気が変わります。
ヒツジは、なにも言わずに離れていきます。
ことばが、人を選んでいた
では、どちらが集まるかは、なにで決まるのでしょうか。
それは、主宰者が使うことばでした。
「がんばろう」
「勝ち取ろう」
「最強のメソッド」
こういうことばを発信すると、オオカミが集まります。
「一緒にやりましょう」
「おかえりなさい」
そんなことばのある集まりには、ヒツジが残ります。
残ったヒツジが、また仲間を連れてきます。
やっかいなのは、立ち上げるときにはオオカミの力が必要になることです。ゼロから形をつくるには、突破する力がいります。
でも、人が安心して長くいられる集まりを育てるのは、ヒツジのこころが必要です。
この切り替えができずに、にぎやかに立ち上がって、静かにしぼんでいく集まりを数えきれないほど見てきました。
冒頭の理事長さんに足りなかったのは、努力ではありません。
ことばの選び方でした。
ヒツジが集まるコミュニティのつくり方を、9ページの小冊子にまとめました。
使うことばの選び方も、そこに書いてあります。
メールアドレスだけで、無料で受け取れます。
協会やスクール、コミュニティを主宰している人。
これからつくろうとしている人。
集まりはあるのに、なぜか定着しないと感じている人。
そういう人に、読んでほしいです。
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