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いちばんわかりやすい協会のつくり方

協会ルネサンス主宰の吉岡岳彦です。これまでたくさんの協会のサポートに携わってきました。そして、ステキな協会のつくり方を体系化しました。

ここでは協会づくりの大切なポイントをわかりやすくご紹介させていただきます。


‖  まずは理念

僕が定めた協会の定義があります。

「ある目的のために みんなで協力し 達成していく団体」

ここでいう目的が、協会の「理念」になります。理念は言い換えると、「理事長さんの世界観」になります。

また、協会はスタッフが働くのではなく、「たくさんの会員さんが活動する組織」です。

ここが会社と協会の大きな違いになります。

協会は、「思いをカタチにする団体」です。理事長さんの思い、つまり「理念」をたくさんの会員によって実現していくことが本当の意味になります。

‖  任意団体でもいい

協会は、「よし、協会をつくろう!」と思った時点で、協会設立です。

これは任意団体といいます。この場合の協会名は、屋号(称号)です。なので、協会を個人事業主ではじめることになります。

‖  一般社団法人がちょうどいい

協会が大きくなり、そうそう法人にしようかな、と思ったときには、一般社団法人が適当です。

株式会社でも、NPO法人でも、協会をつくることができますが、一般社団法人がその間をとって、ちょうどいいです。

一般社団法人は、非営利団体です。社会を良くしようという組織です。なので、協会の理念に合っている法人組織です。

ちなみに、一般社団法人の設立には、だいたい12万円くらいかかります。

‖  ビジネスっぽくやらない

昨今、一般社団法人を立ち上げて、「〇〇協会」の名乗ってビジネスにしよう、と起業するケースが増えています。

でも、協会という性質上、ビジネスライクに運営をしようとすると、うまくいかなくなることが多いです。協会と名乗ってお金儲けを優先させてしまうと、どうしても綻びはじめます。

協会は会社と違って、利益の追求を優先させないほうがいいです。たくさんの会員さんが集まって組織している協会では、お金は馴染まないのです。

協会は、理事長の理念を実現するために存在する組織です。理事長さんが「こんな社会になったら幸せだろうな」というビジョンです。その理念に感動して集まる多くの会員によって構成される組織が協会です。

ちなみに、この本質を理解できれば、会員さんがたくさん集まります。すると、協会の収益は上がります。

‖  仲間づくり

理念ができあがったら、理事やスタッフを集めましょう。

理事長さんの世界観に感動した人は、それにふさわしい存在です。

協会を運営するスタッフにせよ、会員さんたちにせよ、協会に向いていそうな人を集めるようにしてください。

僕はよく「オオカミ」と「ヒツジ」にたとえます。これは良い人と悪い人ということではなく、ビジネスの好きな人と群れるのが好きな人といった違いです。

僕のおすすめする「美しい協会」をつくるには、ヒツジさん集めをすることです。

したがい、オオカミの理事長さんは、ヒツジさんの気持ちを感じられるようになることが大事です。

‖  資格講座があるといい

協会という組織は、業界団体や組合、研究会、委員会、推進会、審査機関、同好会、サークルなども含みます。そういった組織では、資格講座や検定試験が必須ではありません。

なにかを学んだり、身につけたりする協会の場合には、資格講座か検定試験があることが大事です。

資格講座や検定試験がない場合には、課題の提出など、なんらかのハードルがあるほうがいいです。自動車の教習所のようなイメージです。

‖  先生になれる仕組みはないほうがいい

これはよく誤解されるところですが、協会の資格講座をつくる際に、上級コースを受講すると認定講師(先生)になれる、という仕組みにします。「インストラクター養成講座」などとネーミングします。

でも、これ、つくらないほうがいいです。というか、つくるとよくないです。

こういう仕組みを「協会ビジネス」と言いますが、こうすると、今まで語ってきたことが台無しになります。

「先生になれる」「インストラクター養成講座」「仕事になる」「儲かる」「フランチャイズ」は、オオカミさんが好きな言葉です。でも、ヒツジさんたちは、嫌いな言葉なのです。

こういう言葉や仕組みを使っている協会には、ヒツジさんたちは集まらないのです。

受講生が講師になる仕組み、すなわち「フランチャイズ型の協会」をみると、ヒツジさんたちは避けます。美しい協会をつくるときには、タブーなのです。

「協会は講師をどんどんつくらないといけない」
と誤解している人が少なくありません。

「講師になるというメリットがなければ受講してくれない」
「資格講座というのは講師を育てるものだ」
と思い込んでいる人がたくさんいます。これも誤解です。

先生を無理に養成しなくても、会員さんを増やすことで協会が成長する、というスタイルで行っている協会はたくさんあります。というか、むしろそっちがほとんどです。「資格講座=純粋な学びの講座」です。

‖  ブランディングになる

協会というのは、その分野の専門家集団に見えます。

協会をつくるということは、その分野の専門家としてブランディングできる機会になります。

協会を立ち上げてすぐでも、企業からコラボレーションの依頼が来たり、メディアから取材のオファーが届いたりします。

ビジネスが大きく拡がるチャンスになります。

‖  まとめ

協会をつくって、資格講座を行うということは、協会の理念に沿ったたくさんの会員さんたちが生まれることを意味しています。これは、理事長さんの思いを背負った分身をつくることだと言えます。

個人のビジネスでは実現できなかった大きなスケールの社会貢献ができるようになります。とても幸福度の高い活動ができます。

協会を設立して、たくさん社会に還元してください。

しっかり稼いでいただいて、多くの人の役に立つ活動に邁進してください。

‖  おまけ



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