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餃子とボクの背中には羽根がある

餃子の羽根を猛然とベリベリ剥がしてはモリモリ食べる我々。

「ああーーー!!!!全然進まないんだよォ…」

学生映画祭に出す映画の脚本が捗らずに、
翼の折れたエンジェルと化していたレノン仮名・童顔は餃子モリモリ、頭ボリボリである。

そんなレノンをよそに
「埼玉に餃子みたいな市あるよね。」
「埼玉県餃子市!」
「ちょっ!行田市ですゥ!餃子ではなくゥ!」
バリバリ、ムシャムシャ!!
と埼玉県の北側を勝手に餃子にしたり、元に戻したりする攻防戦を繰り広げていた。

ね〜えってば ね〜え お話聞いて〜 餃子ばっか食ってないで〜

れのの「ね〜え!」(松浦亜弥あやや「ね〜え?」の替え歌)

お話いたしません 餃子にラー油に醤油ハシリ気味で
本当に?食べてもいい?
お話いたしましょう!

おれれ「ぎょ〜ざ!」(松浦亜弥あやや「ね〜え?」の替え歌)


なお、私は餃子にはレモン汁+黒胡椒もしくは
醤油:ラー油:酢=2:4:4を推している。
何かおすすめの食べ方があったら教えてくれ。
情報料は…出世払いでもいいか?

これは昨日おいどんが深夜テンションで書いた「二子玉川心中」という小説なのだが…
とかなんとか語り出そうとした瞬間、私の右側で野生のクモが何かを捕食し始めたせいで何言おうとしたかわからなくなった。

クモが羽根つきの虫食ってます。

はい。


…違うか。

【二子玉川心中】
大学4年の「俺」の夢は映画に関わる仕事をすること。
周囲は皆就職活動を終え、未来に向け歩き出していることから、夢を追い続けることに不安も抱いていた。
学生映画祭に出品する作品の脚本で煮詰まっていた「俺」は突如として閃く。
作品の中で、夢見る自分を馬鹿にした奴らに復讐してやろうと。

「二子玉川心中」あらすじ


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「二子玉川心中」製作秘話
file No.1
クソリプ・プリンス
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彼ほど“僕”という一人称がしっくりくる見た目人間もなかなかいない。
例の“なんでも界隈にする先輩”は彼のことを
「神木隆之介以上に神木隆之介界隈にいる」と評していた。
私は「借りぐらしのアリエッティ」の“翔”の雰囲気のある人物だと感じている。

しょう
声 - 神木隆之介
「借りぐらしのアリエッティ」の登場人物。
人間。

Wikipedia
脚本書かないタイプのレノン

…いやマジじゃん。
神木隆之介以上に神木隆之介界隈じゃん…
おっと危ない。
先輩に洗脳されちまうところだった。

なお、レノンの一人称は「俺」。
まごうことなき「俺」。

まず断っておくと、レノンの由来はジョン・レノンだ。
あの、
Imagineイマージ allノーォ theザッ peopleピッポーォォォオ
のジョン・レノン。

レノンは軽音サークルにも所属していて、
ビートルズのコピバン※他のバンドもやるけどでジョンのパートを担当していた。
だからレノン。
なお、私はマッカートニーベースだった。

【隆之介・レノン】
誕生日:10月X日
出身地:北関東
趣味:映画鑑賞、音楽鑑賞
所属:軽音サークル・映画サークル

Yomopedia


何を隠そう、このレノンこそが「二子玉川心中」の主人公「俺」のモデルである。

なお、レノン、神木隆之介氏みたいな清潔感たっぷりの見た目をしておいて汚部屋の住人である。

洗濯済みと使用済みのタオルが交互に積んであるとか、
ベッドの上に長ネギがあるとか、
そんな感じ。

さらに意味がわからないのが、
俺らのアイドル、ピート・ドハーティThe LibertinesのX(旧Twitter)に、
自作の意味わからん鶏肉料理の写真を送り付け、
Is this a British foodこれはイギリス料理ですか?」と
5時間に1回クソリプを飛ばすという奇行。

レノンと俺の共犯の証「鶏もも肉のイギリス風照り焼き」

【鶏もも肉のイギリス風照り焼き】
〈材料〉
鶏もも肉胸肉でも可:1枚
②オイスターソース:適当
③醤油:適当
④はちみつ:適当
⑤みりん:適当
※分量外:米炊いとけよ。

〈作り方〉
①鶏もも肉を包丁でそぐように広げる。(火の通りをよくする)
②鶏もも肉を皮面から焼く。
③蓋をして蒸し焼きにし、ブニブニ感がましになったらひっくり返す。
④調味料を全て入れ、煮詰める。
⑤完成だが、しょっぱ過ぎるので大量の米必須。

5分以上クッキング

この鶏肉料理もかなりの頻度でレシピが変わる。
この時は共犯者として私が参戦したが、
基本的にはこれをひとりでやり続けているのだからタチが悪い。

あと、2日に1回の頻度で
I think your face looks a lot like Shota Sometaniあなたの顔は染谷将太に酷似していると思います.」
という「それ、あなたの感想ですよね」なリプも飛ばしていた。

ワシ「やめろやマジで。怒られるぞ。」
レノン「大丈夫、あいつピート(日本に)入国禁止だから。」

そういう問題じゃねェ!
そういう問題じゃねェし、“あいつ”呼ばわりやめろ?

あまりにも奇行を繰り返した結果、
バチが当たりチャリンコのベル部分をパイナップルの葉っぱに変更されるという憂き目に遭う。

レノン「絶対国パー軍の仕業でしょ…」
ワシ「やめろって(大草原)」

国パー軍詳細不明:レノン宅付近にある謎の貼り紙。
                    この頃、なんでも国パー軍のせいに
                     するのがトレンドだった。

コーラを買いに行っただけなのに…


※そしてこの後自宅アパートの風呂が壊れるのであった。

よくここまでピート・ドハーティにも染谷将太氏にも怒られなかったよな。

そしてここまで書いて俺がVertigoめまい


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「二子玉川心中」製作秘話
file No.2
カフェイン過剰、塩分過剰
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「二子玉川心中」の「俺」は学生映画祭に出品する映画の脚本が進まず、煮詰まっていた。
実際レノンも学生映画祭に出す作品の脚本で煮詰まっていた。
テーブルの上のもつ鍋もぐらぐら煮詰まっていた。

「俺」は“一人、部屋で”、
レノンは“四人、餃子屋で”煮詰まっていた。

“埼玉県餃子市”で笑い続ける我々にHelp!ビートルズを求めてきた。

「決め台詞的なの欲しいよなあ…なんかない?」


「餃子にもボクの背中にも羽根があるんだよ!
レッドブルに授けられし羽根が!」


「主人公はボクっ子じゃないし、ファンタジーじゃないから!」

…なんか台詞くれって言うから渾身の台詞を提案したのに喰い気味に却下された。

そうだ。
リアルレノンの作品の主人公はボクっ子ではない女の子。
しかも、川に飛び込む理由は就職活動の難航ではなく「彼氏の浮気」。

要するに私は虚構に虚構を上塗りしたというわけ。
メッキの上にメッキ。

そしてこのあとも、
「この主人公はレッドブルとは対極にいる!」
だの
「背中に羽根が生えて飛ぶわけではない!」
「しかもKinKi Kidsのファンじゃないから!」
と無限にダメ出しをされる私であった。

「ああ…青春群像劇がやりたい…青春群像劇がやりたい…青春群像劇が…」
と変なスイッチを押してしまったらしい。
私が。

しかし、
「どちらかというとKAT-TUNが好きだと思う。でもキンキだったら剛派かもしれない、今決めた。」
とボクっ子ではない、レッドブル飲まない主人公に新たなる設定を与えるインスピレーションを渡すことができたぞ。

優秀、優秀黙れ

この後煮詰まりすぎたもつ鍋を食らって、ひと足先にレノンは帰宅した。

我々はまだ、
埼玉県を餃子にして大騒ぎしていた。

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「二子玉川心中」製作秘話
file No.3
飛び込むのは女
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実際のレノンの作品は、大賞にかすりもせず
大学の学祭で上映される運びとなった。

大阪の料亭の息子留年大王ハリスン二子玉で盆栽育てる大学生と共に
留学生たちが売っていたケバブを大量に携え上映会場へ。

上映中、ケバブに舌鼓を打ち鳴らす我々。

その横の島では知らない人がざる蕎麦と海老天を、
ズルズルサクサクモリモリしている。
しかも、イマジナリー大将に
「いやあ、美味いねえ!」
とか言っている。
なお、セブンイレブンの蕎麦である。

上映会場というより、大衆食堂といった様相を見せる。

…実は私も
主人公ボクっ子じゃない女の子が好きなバンドのボーカル”というちょいにも程があるちょい役で出演している。

「差し入れのわらび餅のきな粉にむせる」という重大任務をしっかり果たしている我が勇姿を見届けた。
ケバブをぼろぼろこぼしながら。

上映終了後、レノンが
「どうだった?」
とキラキラ笑顔で聞いてきたので何か気の利いたことを言おうと思ったのだがタイミングが悪い。

全員、一口の分量を間違えたネズミのごとくケバブを詰め込んでいたものだから何も言えない。
みんなで仲良くモゴモゴモゴモゴいっていた。

するとレノンが、





「ここ、涙こぼすところね!
ケバブぼろぼろこぼすところじゃないから!」

とブチギレた。

ハリスン「ホンハッそんなヒホーヒヒヒ自暴自棄に…なるなって!」
レノン「え!なんだって?」
料亭の息子「レッチリやな、このケバブ!カッラー!」
ハリスン「そんな自暴自棄になるなって!」
レノン「自暴自棄ではない!ちゃんとケバブ片付けてよ!」

ケバブのカケラを集めながら我々は語る。
私「いやあ…6本連続で映画は、流石にドライアイが捗ったなあ…」
料亭の息子「それはあかん、言うたらあかんやつ!」
私「あ」
ハリスン「あ」
私「いやほら全シーン見逃さないように目ェかっぴらいてたからさ…HAHAHAHAHA」

私が目を乾かしながら、ケバブをぼろぼろこぼした6
本の映画は
映画サークルの学生たちのゆめのカケラだったのだ。

「彼氏の浮気を苦に多摩川に飛び込む」、それも白いワンピースで、キラキラした太陽をバックに。
それはまさに夢のような映像だった。
確かに映像としては綺麗だった。
だが!
私の好みではなかったんだな。

そうだな、餃子にチーズ入ってんのはあまり好まないのだがそんなようなことだ。
どういうことだ?

そんなこんなで何年か越しにその散らばっていた他人の夢のカケラを集めに集めて完成したのが
「二子玉川心中」である。

“何かに苦しむ”からの“川ダイブ”という骨組みを完コピしたパクリ作品であるよ。
盗作である。
いや、オマージュ。
…いい感じに言うな!

まああれだよ。
映画作ってた人を映画にしてやろうみたいな魂胆があって、
私の作品では二重主人公みたいな描き方になっていたって話。

でもね、ここまで書いておいて一番言いたかったのは…



埼玉県行田市って、
埼玉県餃子市と空耳しがちじゃない?

である。

久しぶりに餃子の羽根へし折りに行きたいし、
レッドブルで翼授かって行田に飛んでいくしかないな。

ひとまず今日の夕飯はあえての羽根なし餃子できまりだ。

夕飯の献立、煮詰まらずにすんだぜ!


界隈先輩を東京湾界隈に沈めた話。



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