【第9回】日本のコレステロールの基準値
前回の投稿では「コレステロールの役割や種類」についてお話しました。
今回は「コレステロールの基準値」について解説します。
日本のコレステロールの基準値
厚生労働省の「健康日本21アクション支援システム ~健康づくりサポートネット~」に記載されている「脂質異常症」の診断基準は、LDLコレステロール値が140mg/dLを超えた場合「高LDLコレステロール血症」と定義しています。

ただし、この基準値は「年齢」や「性別」が考慮されていません。たとえば、閉経前後の女性はエストロゲン(女性ホルモン)の分泌が減ることから、コレステロール値が上昇しやすいとされています。

一方、公益社団法人 人間ドック・予防医療学会では、LDLコレステロール 「180以上」を異常の基準としています。


また、実際の治療方針はLDL値だけでなく、年齢・性別・高血圧や糖尿病・喫煙歴・心血管疾患の既往など、総合的なリスクを踏まえて判断するのが一般的です。
自分の立場で「基準値を多少超えても大丈夫」と簡単に言うことはできないですが、薬で無理に下げると「今度は下がりすぎて別の問題が発生する」という話も聞きます。
参考文献
※今回の内容は複数の書籍や動画などを参考にして自分なりにまとめています。そのため、著者の考えと違う点があることはご了承ください。
