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【#noteガンダムマンホール部】大阪府柏原市・亀の瀬地すべり歴史資料室


【noteガンダムマンホール部】シリーズ
滋賀県大津市
大津湖岸なぎさ公園


大阪府柏原市
龍田古道と亀の瀬ウォーキング
亀の瀬地すべり歴史資料室
国分西商店会とオカダ通り商店街

《目次》


日本遺産で
プロジェクションマッピング


亀の瀬地すべり歴史資料室


前回はJR松井山手駅から木津駅を経由し、生駒山地を右に迂回して河内堅上駅へ。そこから徒歩で最初の目的地へ向かい亀石を見物しました。今回は亀の瀬地すべり歴史資料室をたっぷりご紹介していきます。


地すべり危険区域ということで資料室はコンテナタイプになっています。


先に周囲を散策することにしました。


亀のマンホールだ。白色って珍しいですね。


「亀の瀬ウェルカメフェスタ2025」ではここでマスキングテープを使って大きな壁に絵を描くアートワークショップが行なわれたそうです。


一通り見たので中に入ります。


今年3月15日にリニューアル後の来場者数が2万人を超え、8月26日に3万人を達成しました。半年で1万人の来場者数というのはなかなかの人気ぶりですよね。


資料室マップです。トイレは外にあります。


初めて出会った日本遺産は琵琶湖疏水。2025年には国宝および重要文化財に指定されました。

もう、すべらせない!!

日本遺産『亀の瀬』出だしのフレーズですがなかなかスゴい意気込みですよね。事実、1931年に発生した地すべり以降は阪神大震災の一度しか地層が動いていないとガイドの方が解説されていました。


歴史資料室周辺一帯が地すべり危険地区となっていますので住宅はありません。土砂を取り除き、水を抜き、そして杭を打って地すべりを防ぐ。最先端の土木技術がこの場所に注ぎ込まれています。


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高画質の画像を載せましたので気になる方はぜひ読んでみてください。


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このあたりは生駒山地と金剛山地を挟んだ山間で谷の箇所に大和川が流れています。石清水八幡宮と天王山周辺の地形をイメージして頂けるとわかりやすいでしょうか。


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こちらは写真付きの年表です。

地すべりが発生し大和川に土砂が流れ込んだことで上流側に水が一気に溜まって橋が水浸しになるほどの大洪水を引き起こしました。もし南海トラフ巨大地震が発生したら海側だけでなく山側でも土砂崩れによる浸水が発生する可能性があるんですよね。


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こちらは旧大阪鉄道亀瀬隧道の解説パネルです。


受付付近ではジオラマが展示されていました。


なるほど。大阪鉄道時代の旧線と大和路線の新線を表現しているんですね。スゴくわかりやすい。


あっ、727の看板がある!


727といえば交通系ユーチューバーの綿貫渉さんが新幹線から見えるすべての看板を現地訪問されました。727の同人誌も出されたそうですよ。


グッズショップは残念ながら休日のみの営業でした。手ぬぐいいい感じ。



亀の瀬(1号)排水トンネル


90分コースのガイドツアーが始まりました。


40分ほど歴史資料室の解説を聞いて次に向かった場所は亀の瀬1号排水トンネル。ガイドツアーを利用しなければこの中に入ることはできません。とても貴重な体験ツアーです。


こちらの銘板はメンテナンス業者とガイドツアー利用者のみ見ることができます。


おおー


『バイオハザード』や『SIREN』など、ホラーゲームでしか見たことがないような景色が目の前に広がっています。実在していたんですね。


こちらは集水井しゅうすいせいと呼ばれる施設で下から見上げています。


外から見るとこんな感じ。


分岐点に到着しました。右側が本線で立入禁止。左側の分線をもう少しだけ進んでいきます。


地層の水を管を使って抜き取るのですが、このように石灰で詰まってしまうので定期的にメンテナンスをしなければなりません。湯の華が固まっている温泉とかたまにありますよね。あれと同じです。


閉所恐怖症ではないものの極度のビビリなので、前日がけ崩れで埋もれる心配をしていました。


杞憂でした。ゾンビや幽霊が現れることもなく普通に出口に辿り着きました。ツアーガイド最後の場所へと向かいます。



旧大阪鉄道 亀瀬隧道


メインイベントと言ってもいいでしょう。『旧大阪鉄道 亀瀬隧道』の入口に到着しました。


現在は亀の瀬7号排水トンネルとして使われています。


この隧道(トンネル)は、大阪と奈良を結ぶ初めての鉄道として敷設された大阪鉄道(現JR関西本線)のうち、1892年に開通した 柏原市峠(亀の瀬)・王寺間に設けられた最初のトンネルです。亀の瀬は古くから地すべりの頻発した地域で、1931年にも大規模な地すべ りに見舞われました。この地すべりでトンネルは崩壊し、両側の入口(坑門)も埋ってしまいました。1962年から始まった地すべり対策工事の中で、2008年にこのトンネルの一部(約60m)が発見されました。幅4.3m、高さ4.75mの煉瓦(レンガ)造りの馬蹄形で、 側面がイギリス積み、アーチ部分の天井は長手積みで造られています。災害史、交通史からも貴重な構造物です。

レンガの積み方って京都検定的にも結構重要だったりするんですよね。イギリス積みとフランス積みは知っていましたが長手積みは初めて聞きました。


長手積みは主に花壇や80cm以下の堀で取り入れられています。関東だと埼玉県小谷製糸跡の塀が長手積みを採用しているんですって。


放射状が美しいですよね。黒ずみは機関車の排煙によるもの。


プロジェクションマッピングが始まりました。


こんなにも美しいなら無制限に開放すればいいじゃないかと思われるかもしれません。


このレンガ積みのトンネル。実は空気の循環が行なわれていないんです。酸素濃度を計測したところ、40人ほどが約40分滞在すると酸素濃度が大きく低下し危険な状態になる可能性があることがわかりました。


プロジェクションマッピングの上映時間は10分間。多くの人が見物をすると危険だから事前予約制のガイドツアーに限定しているんですね。


奈良時代の行列風景。


万葉集の和歌でしょうか。


機関車の車窓から眺めるように前方から後方へと自然が流れていきます。目が回ってしまう演出があるので気分が悪くなったら下を向くようにと注意喚起が事前になされました。


あっという間に10分が経過。

大阪・関西万博でいくつかのプロジェクションマッピングを観ましたがそのどれよりも素晴らしかったです。レンガスクリーンが映像をより美しく魅せたのでしょうね。


旧大阪鉄道亀瀬隧道の最奥です。

地すべりしやすい地層なのでこれ以上掘ることはできません。ゲームやアニメでは行き止まりの演出として使われますが、実際目にすると生々しくて少し恐怖を感じました。


気の所為せいか少し息苦しい(笑)

早く脱出せねば。


明かりを取るため当時の人はここにカンテラを置いたんですかね。


名残惜しかったので最後にレンガトンネル手前の地表を撮ってみました。



え?ちょっとまって?
ガンダムマンホール
出てこなかったやん!


出し惜しみしているわけではございません。次回は三部作の最終回。長々と引っ張ってきた謎が明らかとなります。乞うご期待!



あとがき




今回の観光スポット

©Googleマップ



公式サイト

亀の瀬地すべり歴史資料室は自由に見学できますが、『1号排水トンネル』と『旧大阪鉄道亀瀬隧道』はガイドツアーの申し込みをしないと中に入ることはできません。ガイドツアーは事前予約制になっていますので公式サイトでお申し込みの上、注意事項をよく読んで守ってください。


解説板

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追記

2025/12/22



《了》

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