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南米 15日間の旅 (1/3) パタゴニア編



プロローグ


久し振りの海外旅行で訪れた南米の旅があまりにも素晴らしかったので、初めてnoteに記録することにしました。
私も数少ない情報をnoteから収集したので、これからパタゴニア・アタカマ砂漠を目指す人たちの参考になれば幸いです。

南米を旅するにあたり女性一人旅はやや心配、いやとても不安だった為、初めてパッケージツアーに参加することにしました。

ウユニ塩湖やパタゴニアをそれぞれ周るツアーはありますが、まとめて一緒にアタカマ砂漠まで経由するツアーは他に見当たりません。

阪神交通社だけあって私以外の参加者は皆さん関空からのご参加で、私のみ成田から一人で出発してドバイで皆さんと合流しました。

ツアーの内容的にどんなメンバーが集まるのだろうかと想像していましたが、パタゴニア・アタカマ・ウユニツアーをチョイスするだけあって、経済的に安定していて海外旅行のご経験を十分にお持ちでアフリカなんかも当然行き尽くした強者どもの集まりでした。

私含めた数名のみが現役世代で、その他の皆さんは既に引退され年に何度かの海外旅行をエンジョイされている、そんな余生を送ってみたい理想の姿です。
ただ今回の旅程は相当キツかった為、ほぼ全員何らかの体調不良を訴え、内お二人は旅の後半はホテルで休まれる過酷な旅でしたので、遠くの秘境こそお金をかけても動ける内に訪れておくことが旅の教訓です。

私も帰路の三日間はずっとお腹を壊していて食事も水分補給もままならない状態で帰って来ましたが、内容的には大満足で前半のパタゴニアでほぼ満足してしまったので、とても長く充実したニ週間となりました。

旅の始まり

過酷な旅の一つ目に南米の都市から離れた秘境に辿り着くまで、日本から片道三日掛けて飛行機を乗り継ぎバスで長距離移動してやっと目的地に到達します。

2/8(日) 22:20 に成田を出発
成田-ドバイ国際空港 9時間半
ドバイ-リオ経由-ブエノスアイレス 18時間!
ブエノスアイレス-カラファテ 3時間

アルゼンチンの国内線は預け入れ荷物の重量が15kg までと厳しく私は 19kg であえなく $15 の超過料金が発生しました。
それはいいとして、4:10 始発の飛行機に乗るのに超過料金を支払う窓口が 3時からしか開かないそうで、肝を冷やしながら列に並んで待つことになりました。
こんな状況なのに後から来たお兄さんが先頭の人と何やら交渉しています。先頭のおじさんも仏の表情で黙ってうなづき横入り成立。
飛行機には無事に乗れましたが始発に乗る場合は注意が必要です⚠️

パタゴニア滞在記

🇦🇷エル・カラファテ ロスグラシアレス国立公園 ペリトモレノ氷河


さて、日付は戻って 2/10(火)、最初の目的地はアルゼンチン🇦🇷 エル・カラファテという街に滞在して、ロスグラシアレス国立公園内のペリトモレノ氷河の観光です。ロスグラシアレス国立公園までバスで揺られること 2時間。

いきなり目前に現れる世界遺産 ペリト・モレノ氷河
雷鳥ってこんなに近くで見れるんですか
公園内のフットパスの至る所から氷河を見渡すことができます
崩落した巨大な氷河が運良く近くに浮いていました。
大阪万博の発泡スチロールではありません

これだけでお腹いっぱいですがまだまだ旅の序の口、観光初日は氷河クルーズを堪能してホテルで夕食です。
エル・カラファテの宿は別荘地にありそうな木製の可愛いホテル Hotel Kosten Aike に泊まりました。お食事も美味しかったのですが、大きなラムのブロックは匂いがきつくて食べられませんでした😢
一方、このツアーでは毎日一本の水が支給されますが、パタゴニアの水の美味しいこと。
エミレーツの機内やブエノスアイレスの水が合わなかったのでひとしおです。

ホテルの中庭はカオグロトキのお散歩コースのようです
お土産屋さんやマーケットが並ぶ治安の良い町
南米はグラフィティが町中に溶け込んでいます


エル・カラファテの町は南緯50度、北緯でいうと樺太と同じ緯度に位置していて夏でも 5℃ から10℃ くらいですが、風の大地パタゴニアは風が強く体感気温は更に下がります。
エル・カラファテが過ごしやすい気候でも、氷河の近くは冷たい風が吹くので防寒着と風で飛ばないニット帽がオススメです。

エル・チャルテン フィッツロイ

2/11(水) エル・カラファテ滞在二日目は、早朝からパタゴニアのロゴでもあるフィッツロイを臨む町エル・チャルテンを目指します。
バスで往復 400km。

この旅でよく見かけることになるラクダ科のグアナコ。
リャマの祖先ですが、家畜として飼育されているリャマ
に対して、グアナコは比較的に低地に生息する
人に懐かない野生動物
憧れのルート40 を北上

フィッツロイには登らずビューポイントのロスコンドレスに登ります。

なかなかの高さに見えますが 30分程度の軽いトレッキング感覚で登れます🥾

高台に登ると風が一層強く、登りでかいた汗が一気に冷える為、風を通さないマウンテンジャケットや紐付きのサファリハットが役に立ちます。

肝心のフィッツロイですが、雲に隠れてしまって待てど暮らせど姿を表してくれませんでした😢
晴れてることの方が少ない?そうですが、写真で見ていた光景を期待していた為、残念…

次から次へとフィッツロイを覆う雲

気を取り直してエル・チャンテンの町でランチを取って、また 200km の道のりを辿ってホテルに帰ります。

こちらのブレストチキンがとても美味しかったのですがお店の情報を記録していなかった…


チリ🇨🇱 パイネ国立公園

翌 2/12(木) 早朝からホテルを出発し、チリの国境を越えてパイネ国立公園を目指します。走行距離 260km バスに揺られること 4時間のドライブ。

途中停車しお手洗いを貸して頂いたホテルの人懐っこい猫さん
チリの国境近く。エル・カラファテからルート 40 を下ってルート 7 からルート 30、国境を越えてチリの Y-205 に入って行きます

チリの国境でバスを乗り換えアルゼンチンのガイドとイケメンドライバーとはお別れ。
ここからチリのガイドとドライバーと合流し、国境を越えてすぐのホテルで昼食を頂きます。

お肉には必ずモーリョ・ヴィナグレッチ、いわゆるサルサソースが添えられます
食後のフルーツポンチも定番
昼食を頂いたホテルの番犬、ニニ

途中いくつかのビューポイントを経由しながら、お手洗いに寄ったホテルにピューマの生態系について描かれたポスターが貼ってありました。

宿敵ピューマに捕獲され虚な瞳のグアナコ🦙

パタゴニアの美しい景観を更に進んでサルトグランデの滝に到着。

この辺りはなんともミルキーなエメラルドグリーンの川が氷河湖からぺオエ湖へと流れ込みます

本日の宿は贅沢にもパイネ国立公園内のペオエ湖畔に浮かぶオステリア・ペオエに一泊ですが、昼・夕・朝焼けのトーレス・デル・パイネを敷地内の小高い丘の展望台から存分に堪能することが出来ます。

憧れの湖畔の宿
早速、展望台に登り昼のパイネグランデを。風がとても強いが暖かい日差しが心地いい
夕食のメニューは 7種類ものメインから選びます
私は遂にグアナコのラグーソースのフィットチーネを頂くことに。グアナコのお肉はよく煮込まれていて鹿の煮込みのような柔らかな食感。翌日から見かけるグアナコに後ろめたさを感じるように…
食事中も気になって途中抜け出し観に行ったパイネグランデの夕景。この時間にはすっかり陽も落ちて風は冷たい。21時を過ぎても緯度が高いのでまだ明るいですね
レストランに戻って食後のチョコレートアイスとブラウニー。美味しいけれど外が気になる
夕食を終えて部屋に戻る途中で一度、橋を戻って対岸から絵に描いたようなホテルの夕景を撮りました

お部屋に戻ってシャワーを浴びますが、この旅一番の水圧の低さというか、ちょろちょろ出ている程度のお湯で頑張って髪と体を洗います。
22時過ぎに荷解きと荷造りを終え、星空を眺めに展望台を登りますが…

写真では伝わりませんが暗闇に一人で怖すぎて、そそくさと部屋に戻りました。パタゴニアに限らず星空は日暮れ後よりも夜明け前の早朝の方がミルキーウェイもはっきりと見えます


パイネ湖畔で迎える朝焼け 一路サンティアゴへ

2/13(金) 日の出前の 6時から朝焼けに備えて展望台でスタンバイ。朝も陽が出るまでは寒く風も強いのでマウンテンジャケットやフード付きのパーカーが役立ちます。

6時半過ぎ、東の空から雲が徐々にピンク色から紅く染まっていきます。左手の電柱の先に小さく光っているのは新月前の下弦の月
パイネグランデが紅く染まりました。
赤富士ならぬ赤パイネ

完璧な朝焼けを堪能したら朝食を済ませて早くもチェックアウト。最高のロケーションと美味しい空気と水に後ろ髪をひかれながらパタゴニアを後にします。この時点でまた訪れたいと思う地の果ての美しい大地でした。

空港に向かう道中もいくつかのビューポイントを経由して行きますが、風の大地では珍しく風がなく湖に逆さパイネが映っているようで車が何台も止まっている箇所がありました。
車窓にちらりと見えただけで空港まで時間がないということで通り過ぎてしまいましたが、湖の下流で停車してくれました。さすがに下の方からでは逆さパイネは拝めませんでしたが、何か生き物が動くのを発見して追いかけて行くと…

キツネです🦊自分から近づいて来たくせに横になってブッシュに隠れてるのかと思いきや、この地域に生息するクルペオギツネは、人に見つかっても隠れずに死んだふりをするそうです。バレバレですね

パタゴニアの大自然に名残惜しさを感じながら、一路次の目的地であるアタカマ砂漠を目指します。

プエルトナタレス-サンティアゴ 3時間

パタゴニアからチリを北上するフライトは前半
パタゴニアの美しい山々を空から見渡すことが
できる、まるで遊覧飛行です。離陸からしばしの間は低空飛行で進んでくれているようでした。

後ろから見るトーレスデルパイネ
ペリトモレノ氷河を上から見ると地上で見えているのはその先端の一部分だけだと思い知らされます
そして、現れることのなかったフィッツロイも後ろから拝むことができました

旅の前半パタゴニアだけで長くなってしまったので、アタカマ砂漠とウユニ塩湖は次編でまとめたいと思います。


パタゴニアで役に立つ持ち物


マウンテンジャケット
夏の 2月中旬はそこまで寒くなかったのと、そこそこ歩いたりトレッキング要素もある為、動きやすく脱ぎ着しやすいアウターが重宝します。インナーには肌着とトレーナーを着用していました。

バックパック
大きくても薄くて軽いバックパックがあれば、トレッキングの途中で暑くなってもジャケットをしまっておき、頂上で寒くなってきた時にまた羽織ったり体温の調節が可能です。

ニット帽
山といえばサファリハットですが、氷河の近くは頭がキーンとなる冷たい風が吹く為、しっかりと頭を守ってくれて風に飛ばされないニット帽が役に立ちました。

トレッキングシューズ & アウトドアサンダル
言わずもがなですが山歩きに適したスニーカーが必要です。一方で移動の際は着脱しやすいサボのような冬用のサンダルが重宝しますので、荷物になっても両方あると便利です。


世界史の窓 アルゼンチン🇦🇷

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