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フリーランスの私が、チームを作らず「一人で働く」ために他業種を参考にした話

フリーランスとして働くようになってから、同業のライターさんの発信をあまり追わなくなりました。

同じことをしても、結局は後追いになってしまう。
それよりも、自分なりの戦い方を見つけたかったのだと思います。

参考にするなら、まったく違う仕事をしている人の方がおもしろい。
ブロガー、イラストレーター、Webデザイナー、お笑い芸人、士業の方々。
業種はバラバラですが、一人で働き続けるための考え方や仕組みを、それぞれ持っていました。

実際に話を聞いたり、発信を追ったりするうちに、「ライター業界では当たり前のことが、他の業界では当たり前じゃない」と気づくことが増えていきました。

この記事では、「一人で働きたい」と考える私が他業種から何を学び、それをどう自分の働き方に落とし込んできたのかを書いていきます。


チームを作らず、一人で働きたい理由

子どもが生まれてから、仕事の進め方そのものを見直すようになりました。

保育園のお迎え、急な発熱、行事の予定。
あらかじめ分かっていることもあれば、まったく予測できないこともあります。

子どもの用事やイレギュラーな対応が重なるたびに、自分でスケジュールを動かせる状態でないと、どうにもならないと気づきました。

チームを作って誰かと一緒に仕事をすれば、規模は大きくなるかもしれません。
でも、メンバーの状況を気にしながら、進捗を管理して、関係性を維持して……それをしながら子育てもするのは、私には難しいと思いました。

他の人を管理することへの向き不向きもあるかもしれませんが、それ以上に、自分の判断だけで動ける状態を保っておきたかった。

「一人で働く」のは、私にとっては合理的な選択でした。
自分の裁量でコントロールできる範囲の中で、できることをやる。
それが今の働き方の土台になっています。

ライター以外の仕事から学ぼうと思った理由

私が他の業種の人から学ぼうと考えた理由は、人と同じことをしたくないからです。

同じ場所で、同じことをしても、結局は後を追うだけになってしまう。
それよりも、自分なりの戦い方を見つけたい。
それが私の基本的なスタンスです。

もちろん、同業から学ぶことも多いし、参考にすることもあります。
ただ、それだけに偏らないように、意識的に視野を広げてきました。

きっかけは、本や個人ブログを読む習慣です。
ジャンルを問わずいろいろと読んでいくうちに、他業種の話の中に、自分の仕事にも活かせる考え方があると気づきました。
考え方や、仕事の組み立て方、戦略の立て方など。

ある業界では当たり前のことが、他の業界では当たり前じゃない。
その「ずれ」が、差別化のヒントになると思っています。

他業種から取り入れた「一人で働き続けるための戦略」

ここでは、私が他業種から取り入れてきた考え方をまとめています。
業種そのものではなく、「仕事への考え方」に注目して整理しました。

①自分だけの専門領域をつくる

一人で働き続けるためには、「何でもできます」より「これが得意です」の方が強い。
この考え方は、士業、特に行政書士の方々の発信から影響を受けました。

行政書士は、扱える業務の範囲がとても広い資格です。
その中でも、これまでの経歴などを活かして、自分なりの専門分野を確立されている話が参考になりました。

広く浅くではなく、ニッチな領域で「○○といえば、この人」というポジションを作っている。
この発想は、そのまま自分の仕事にも応用できると感じました。

ライターも、同じ。
書けるジャンルを広げるより、特定の分野で信頼を積み上げていく方が、一人で続けていくには合理的です。

また、お笑い芸人の野田クリスタルさんの話も参考にしています。
お笑いを軸にしながら、ゲーム制作やアプリ開発など、自分の得意や好きを掛け合わせて独自のポジションを築いている。

「お笑い芸人」という一つの肩書きに収まらず、専門性の掛け合わせで価値を広げていく考え方は、とても参考になりました。

一つの軸を持ちながら、自分ならではの掛け合わせでポジションを作る。
それが、一人で選ばれ続けるための戦略だと考えています。

②発信し続けることの大切さ

発信は、続けることが一番強い。
いろんな人の話を聞いたり、本を読んだりするなかで、そう確信するようになりました。

有名かどうかより、積み上げがあるかどうか。
一つひとつの発信は小さくても、積み重なることで、誰かに見つけてもらえる機会は確実に増えていきます。
バズらなくてもいい。ファンがいる人は強い、と思っています。

実際に、私自身もそれを実感しています。
noteを書き始めてから、先天性心疾患の子どものことで取材を受けてWeb記事にしていただいたり、noteコンテストで入賞したり、思いがけないところにつながっていきました。

これまでも、ブログやSNSを続けてきたことで、応援してくれる人がいて、仕事にもつながってきました。
発信を続けることは、一人で働いていくための、地味だけど確実な戦略だと思っています。

③企画を持ち込む姿勢

以前、イラストレーターの方が多いフリーランスのコミュニティに入っていました。
そこで印象に残ったのが、出版社に企画を持ち込んでいるという話です。

依頼を待つのではなく、自分から動いて仕事を作っていく。
企業に営業をかけたり、SNSで発信して見つけてもらったり。
それぞれ自分なりの方法で、仕事を取りに行っていました。

私自身は、どちらかというと認知や集客に力を入れて、声をかけてもらう形で仕事をしてきました。
だからこそ、「自分から取りにいく」という動きに刺激を受けました。

待っているだけでは限界がある。
本当にやりたい仕事は、待っていてもなかなか来ない。

業種が違っても、自分から動く姿勢は、一人で働き続けるために欠かせないものだと感じました。

④逆境をエンジンにする

一人で働いていると、うまくいかない時期は必ずあります。
仕事が来ない、評価されない、先が見えない。
そういう場面をどう乗り越えるかが、長く続けていくための鍵になると思っています。

そんなときに何度も思い出しているのが、お笑い芸人の山里亮太さんの著書「天才はあきらめた」です。

悔しさや怒りをそのままにせず、前に進む力に変えていく。
うまくいかないことがあっても、それをバネにして動き続ける姿勢が、強く印象に残りました。

逆境を言い訳にせず、むしろ燃料にする。
業種は違うけれど、この考え方はそのまま自分に取り入れています。

フリーランスは、自分の環境に合わせて戦略を決める

私がチームを作らず、一人で働くことを選んだのは、子育て優先の生活を守りたかったからです。

時間の制約がある。
突発的なことも起きる。
そうした状況の中では、自分の裁量で動けないと仕事が回らないと感じました。

もし子育てがなかったら、時間に制約がなかったら、チーム化して仕事をしていくことも考えていたと思います。
どちらが正解というわけではなく、自分の置かれた環境に合わせて、戦略を選んでいくしかない。

他業種から学んできたことも、そのまますべてを取り入れているわけではありません。
自分の状況に合うものを選び、合わないものは手放す。
それを繰り返してきました。

フリーランスに、決まった正解はないと思っています。

自分の環境、自分の優先順位、自分の強み。
それらを踏まえて、自分なりの戦略を作っていく。

それが、一人で長く働き続けるために必要なことだと感じています。


最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

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