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毎月生理が来ていても無排卵?多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と診断されるまで

「生理が毎月定期的に来ているから大丈夫」
ずっとそう思っていました。

不妊治療を始めることになり、治療を進める中で指摘されたのが『多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)』でした。
今回は、PCOSだと診断されるまでの経緯についてお話しします。

学生時代に告げられていた『PCOSの可能性』

『多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)』という言葉を聞いたとき、どこか聞き覚えがありました。

気になってLINEの履歴で検索をしてみると、大学生の頃、自治体の子宮頸がん検診を受けたときの彼氏(現在の夫)とのやりとりが出てきました。

当時の検診で「普段は周期通りに来るのですが、直近だけ生理が遅れていて…」と相談したところ、念のため超音波(エコー)検査をしてもらえることになりました。
その際、医師から「卵巣の状態からPCOSの可能性がある」と指摘をされていました。

ただ、確定診断には血液検査が必要なこと、そして「普段は毎月生理が定期的に来ているなら気にしなくていい。将来子どもが欲しいと思ったとき、排卵のタイミングが読みにくいという意味で、妊娠しにくい可能性はある」と説明を受けました。

当時は「どうしよう!」と焦って彼(夫)にLINEをしたものの、
社会人になってからは忙しさにかまけて検診からも遠ざかり、PCOSのこともすっかり忘れてしまっていました


不妊治療の初診で、記憶がつながった

前回の記事(👇)でもお話しした通り、私は生理が2週間以上遅れたことをきっかけに初めて婦人科を受診しました。

その初診で医師からPCOSの可能性を指摘され、学生時代の記憶が一気につながったのです。

詳しく調べるために、次の生理周期(生理3〜6日目の間)血液検査を行うことになりました。
PCOSの確定診断では、この時期の血液検査で男性ホルモンの数値を確認します。
男性ホルモン値が基準値より高いとPCOSと診断されます。

海外の事例では「肥満」や「毛深い」といった特徴が出やすいそうですが、日本人には必ずしも当てはまらないようです。
実際、私のBMIは18未満で体毛もごく普通です。

「毎月生理が来ていて、見た目の特徴も当てはまらない自分」がPCOSだとは、すぐにはピンときていませんでした。

しかし、血液検査の結果、正式にPCOSと診断されました。


「生理が来ていても排卵していない?」原因が分かった安心感

PCOSだからといって「絶対に妊娠できない」というわけではありません。 PCOSの主な症状として月経不順や排卵障害があり、
「排卵のタイミングを取りにくく、妊娠に至りにくい一因になる」という意味です。

わたしの場合、毎月コンスタントに生理のような出血があったものの、実は排卵を伴わない「無排卵周期」があった可能性が高いことが分かりました。

「毎月生理が来て順調なのに、なんで妊娠しないんだろう」とずっと気がかりだったので、
診断を受けてショックを受けるというよりは「排卵していなかった周期があったのかもしれない」「だから、妊娠しなかったのか」と自分の体の状態が医療によって明らかになり、不妊の原因が可視化されたことに、どこか安心感を覚えました


次のステップ:排卵誘発剤(レトロゾール)での治療へ

早い段階でPCOSであることが分かったことで、次のアプローチへスムーズに進むことができました。

それまでは、基礎体温と卵胞の大きさで時期を予測してタイミング指導を受けていましたが、
診断を受けた次の周期からは、卵胞の成長を促す内服薬『レトロゾール』を服用する治療がスタートしました。

原因が分からないままタイミングを取り続けるのではなく、自分の体の特徴を知った上で治療を進められるのは、不妊治療の一歩としてとても大きかったと感じています。


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