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「すぐ授かる」と思っていた29歳の誤算。生理不順をきっかけに不妊治療を始めるまで

「何回くらい試してから病院に行ったらいいんだろう?」
妊活を始めたとき、そう迷う方は多いのではないでしょうか?

わたしが29歳で婦人科を受診した大きなきっかけは、妊娠検査薬が陰性なのに、次の生理が全然来ないという予想外の異変でした。

今回は、自己流の妊活で試行錯誤した日々から、病院を受診して本格的な不妊治療(タイミング法)へ進むまでの経緯をお話しします。


1. 海外旅行三昧から妊活へ 。「すぐ授かる」という根拠のない自信

わたしは海外旅行が大好きで、結婚前から夫や友人とあちこち出かけていました。
結婚当初も、結婚式や新婚旅行、その他にも様々な海外旅行など、「子どもが途中でできると困るイベント」が数年に渡り控えていたため、数年間は避妊をしていました。

行きたいところに一通り行けて「もういつでも子どもを授かっても大丈夫だね」というタイミングで避妊を解除したのが29歳のときです。

仲の良い友人が「1回(1サイクル)でできたよ~」と言っていたこともあり、わたし自身もすぐ授かるだろうと思っていました。


2. ルナルナ課金から「数打ち戦略」へ。自己流タイミング法の試行錯誤

妊活アプリは、学生時代から愛用していた『ルナルナ』を使用。
本格的に妊活を始めるタイミングで、プレミアムコース(400円/月)に登録しました。
「仲良し日」という妊娠しやすい日を教えてくれる機能を使いたかったからです。
この時点では基礎体温は付けていませんでした。
しかし、2ヶ月(2サイクル)トライしても結果は出ず…

そんなとき、タイミングは『頻度』も重要と知り、
「仲良し日をピンポイントで知らなくても、排卵日付近にできるだけたくさんタイミングを取ればいいのでは?」と考えを改めました。
排卵日予測の機能は無料版でも使えるため、わずか2ヶ月でプレミアムコースは解約

排卵日の前後1〜2週間はできれば毎日、少なくとも1日おきにはタイミングを取りました。
しかし、なかなか授からないまま、さらに3ヶ月が経過しました。


3. 検査薬は陰性なのに生理が来ない?初めての婦人科受診

そんなある時、生理が予定より2週間遅れているが、妊娠検査薬は陰性という事態が起きました。

普段は生理が毎月順調に来ていたため、なぜ妊娠していないのに生理が来ないのか、このときはとても不安でした。

Google マップで口コミの良い地元のクリニックを探して向かったものの、人気のためその日は診察してもらえず。ウェブサイトに記載がなくても「完全予約制」に近い状態だったようで、失意のまま1週間後の予約だけして帰宅しました。

そして迎えた受診日。この日に行ったのは以下の検査です。

  • 血液検査: 性感染症、甲状腺、排卵の有無などを確認

  • 超音波検査: 子宮や卵巣の状態を確認

血液検査の結果は、2週間後に受け取ることに。
超音波検査の結果は、その場で医師から告げられましたが、予想外の内容でした。
「本来の予定日なら妊娠6週目だが、子宮には何も見えない。ただ、排卵日が不明で性交渉も続いているため、現時点では妊娠の有無を断定できない」

さらに追い打ちをかけるように、片方の卵巣に「水風船のような影」が見つかりました。「数ヶ月消えなければ腫瘍の可能性がある」と言われ、
生理不順の原因が何か分からないし、謎の腫瘍モドキ(仮)も見つかるし、何か大きな病気かもしれないと不安でいっぱいでした。


4. 不安を解消して一安心。本格的な不妊治療へ

そして初診から数日後、何事もなかったかのように生理が来ました。
妊娠できなかった悲しみはあるものの、「生理が来た=次のチャンスが始まった」と思えてほっとしました

後日受け取った血液検査の結果も問題なく、前回あった水風船のような影もなくなっており、大きな病気の可能性はないとわかって安心しました。

しかし、なかなか妊娠しないことは不安でした。一般的に不妊症は『35歳未満の場合は1年間』妊娠しない場合と定義されています。
しかしわたしの場合は、今回の生理不順に加え、卵巣の状態から多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の可能性が疑われました。

医師に「もうすぐ30歳で、自己流で半年ほど試しているが妊娠しない」と相談したところ、
こうした排卵障害の可能性を踏まえて、医師の判断のもと、次の周期から保険診療でのタイミング法を始めることになりました

PCOS(多嚢胞性卵巣症候群):卵巣の中で卵胞がうまく育たず、排卵がスムーズにされにくい状態
タイミング法:医師の指導のもとで排卵日を特定して性交渉を行う治療法


おわりに

最初は「すぐ授かるだろう」と軽く考えていましたが、体の異変を感じて行動したことが、自分の体と向き合う第一歩となりました

本来、20代の場合は「1年ほど様子を見る」と言われることも多いですが、
わたしの場合は生理不順というサインがあったおかげで、PCOSの可能性にも早く気づくことができ、早期に受診・相談できたことは本当に良かったです。

自己流で試行錯誤していたとき「まだ20代だし、半年程度で受診しても "もう少し自力で頑張ってみて" と言われるかな…」と不安だった分、
医師から治療の提案をしてもらえたときは「医療の力を借りて前に進めるんだ」と当時はとてもほっとしたことを覚えています。

※不妊治療の開始時期や保険適用の条件は、年齢だけでなく生理不順の有無や婦人科疾患の有無など、個人の状態や医師の診断によって異なります

もし「まだ早いかも」と一人で悩んでいる方がいらっしゃったら、
生理不順など気になる症状があれば、まずは確認のつもりで受診する
のもひとつの手かなと思います。

この記事が、同じように一歩踏み出すのを迷っている方の力に少しでもなれば幸いです!


※PCOSの詳細や、実際に受けた血液検査・治療の経緯については、こちらの記事で詳しくまとめています👇


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