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夢を運ぶ珈琲『凛』

大学時代、ひとつの夢があった。


仕事をリタイアしたら、石川県の海沿いの小さな町で喫茶店を開くこと。


石川県は当時住んでいた京都の次に好きな場所で、さぞかし素敵な余生になるだろうと想像できた。
なんなら、いつかするであろうプロポーズも、「僕と将来一緒に喫茶店をやってくれませんか?」と決めていた。
大学を出てから働くプランはごっそり抜けていたけど、その先のイメトレだけは準備万端だった。


そもそもどうして喫茶店にあこがれたのかというと、京都には素敵な喫茶店が沢山あったからだ。


「古民家を改装しました!」みたいなオシャレなものから、「100年くらいこちらにおりますさかいに」って感じのレトロな喫茶店まで。


いずれも店主のこだわり満載で、好きな物だけに囲まれていることがよくわかる。


店主に愛された物が詰め込まれたお店は期待を裏切らない。美味しい珈琲と優しい時間を約束してくれるのだ。


そこに居るだけで、身体中の全細胞が満足できる空間。そんな空間が好きだった。だから、いつか自分もそういう空間を作りたいと考えていた。



福岡県福津市にあるTABBY’s COFFEE ROASTERさんの写真を見た時、「あ!これ、おれがやりたかった理想の喫茶店だ!」と思った。


お店の前には『かがみの海』と言われる絶景が広がる。




旅好きのご夫婦が営む幸せの空間。

お客さんは美しい海、美味しい珈琲、マスターとの交流を楽しみながら、ゆったりとした時間を過ごす。


はぁぁ、なんて素敵なお店なんだ。(そしてなんて羨ましいんだ)と思った。


そして、このお店は期待を裏切らないぞ、と直感した。



果たしてその期待は裏切られるどころか、いつも大きく超えてくるのがタビーさんだ。



ご主人のマサさんがこだわったお豆と焙煎。

もともとはスペシャルティコーヒーのみの取り扱いだったのに、2025年10月からはブレンドも提供くださっている。

しかも毎月のように新しい味との出会いが楽しめるのだ。


さらにこの珈琲には、「なんのはなしです」な物語のリーフレットが同封されている。



この2月は『凛 -Rin- 朝露と夕映えの旅路 (ゲイシャブレンド)』だ。




詳しくは、タビーさんのご夫婦の記事を読んでいただきたい。




昨日の夜にポストに届いているのを確認し、ワクワクしながら今日を迎えた。


これまではタビーさんに挽いてもらった粉で注文していたが、今回はお豆で注文した。毎月美味しい珈琲が飲めるようになったので、ついにミルを導入したのだ。


いつもながらに丁寧な梱包を開けると、待望のお豆と一緒にリーフレットが入っていた。


ほんと、このデザインかっこいい


よく見ていただきたい。



写真の真ん中左あたり。




そう、そこ!



「えむのマイトンさん」と書いてあるではないか!



わーなんと!遂に!私の作品がnoteの世界を超えて、福間海岸に流れ着き、タビーさんによって日本中に広がっていくのだ。


やばい。うれしい。やばすぎる(語彙力)


もう夢が叶ったようなもんかもしれない。
というか夢以上かもしれない。ドリーム超えのド・ドリームかもしんない。


もちろんメインは美味しい珈琲だ。


ゲイシャというワードでググると、美味しく淹れる為に少しコツが必要な印象。


ネットを読み漁って、情報もブレンドされた結果、ゲイシャの正しい淹れ方は結局分からないままだった。

粗挽きがいいぞ、というのを見て試したが、結果的には2回目に入れた中~細挽きがいい感じだった。温度は少し下がった方がフルーティな風味と酸味を味わうことができる。


飲み終わった後の舌に残る香りも少し甘い感じがして、言い方は変だけどゴクゴク飲んでしまう。



はぁ、美味しい。



やっぱり、店主にもお客さんにも愛されるお店は期待を裏切らない。



頑張るあなたへのご褒美。華やかなゲイシャブレンド『凛』

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