5月のおうちビストロ ~訪問先ワイナリーとのペアリングなど~
またしても、あっという間に月末ですね。
今月は、訪問したワイナリーで購入したワインや初レシピのペアリングに挑戦しました。
今月のメニューはこちら!
具沢山サラダそばと甲州オレンジワイン
先月「イタリアンそば&サラダそば」についての記事をアップ。
これらのそばのうち、唯一作れていなかったのが「具沢山サラダそば」。
遅ればせながら作ってみた。

十割そば、紅ショウガなし、キャベツもなし、温泉卵→煮卵に、
タレはゴマや酢、醬油、塩麹の代わりに中華麹を入れた
gingamomさんの美しい盛り付けとは比べ物にならないアバウトな仕上がりながら、これがとても美味しい!
減らしても7種類ある具材を揃えるのが大変だったが、様々な食感・風味が楽しめてご馳走感がある。
冷やし中華の豪華版のようなサラダそば。
候補ワインとしていたココファーム&ワイナリー 甲州F.O.S. MV(2021年、2022年のマルチヴィンテージ)と合わせてみる。

うーん、ワインがやや負けているか。
ミカンの皮、カリン、紅茶の香り、ドライな印象。
前に試した2019年ヴィンテージは、アプリコットのような香りがして、もう少し果実味やボディがある感じがした。
今回のマルチヴィンテージは、少しライトボディな印象。
合わなくはないので、星2つ。
ペアリング度: ★ ★ ☆
「まあまあの相性」
※元記事にも反映
▼引き続き、蕎麦食推進中
ジェノベーゼそばパスタと北イタリアの白
先日のイタリアンそばでご紹介した「越前そばパスタ」。
フェットチーネをどんな料理にしようか思案。

製造された増田そば製粉所のオススメレシピは「トマトとモッツアレラのソースのパスタ」。
それも美味しそうなのだが、これまで作ったレシピで「普通のパスタ」と「そばパスタ」の違いを感じてみたいと思った。
思い付いたのがジェノベーゼパスタ。
例年、夏に路地もののバジルが出回る頃に作っている。
バジルのシーズンには少し早いが、そばパスタで作ってみよう。
太白のゴマ油とピーナッツ入りのジェノベーゼを作る。
むき海老は洗い、アボガドを切って用意。
フライパンでニンニクを炒めてから具も入れ、ホタテ出汁と白ワインを追加、3分半ほど茹でた「そばパスタ」とジェノベーゼを加え、黒コショウをかけて完成。

仕上げにパルミジャーノをかけた
「そばパスタ」は、「そば」とも「パスタ」とも違う感じだが、フェットチーネの平麺にジェノベーゼソースが絡んで美味しい。
以前、全粒粉パスタを食べたことがあるが、近い感じではないか。
いつもながら海老とアボガドとバジルの風味は相性がいい。
このそばパスタに合わせたのは、イタリアのヴェネト州の白ワイン。

品種はガルガネーガ、シャルドネで、このワインもリピートしている。
オーガニック、かつ、ヴィーガンワインでもある。
シトラスと白桃の香り、軽くハーブの香り、若干ナッツのようなニュアンスもあり、ジェノベーゼや海老にもよく合う。
このパスタの材料である「アボガド」を買いに行く直前に、こちらの短編小説を読んだ。
ものすごく刺さった。
最後の「手榴弾みたいなアボガド」にも、ズドンとやられた。
人生の積み重ねがあってこそ書けるストーリーだろう。
アボガドを調理しながら、この短編小説をまた思い出した。
生ハムと長野のアロマティック白
さて、次は訪問したワイナリーで購入してきたワインとのペアリングにチャレンジ。
まずは、先月のサントリー登美の丘ワイナリーで購入した長野ワイン。

松本市の梓川で作られたシャルドネ、ピノ・ブラン、トレッビアーノなどが6種類ブレンドしてある。
オススメのペアリングは「生ハム」との記載がある。
生ハムサラダは作るとして、他の料理は何にしようか。
ポークと相性がよいのだろうから、長野はリンゴの産地でもあるし「豚肉のりんごバター蒸し」にしよう。
このレシピは、ユイじょりさんに教えて貰ってリピートしている。
材料は、豚ロース、りんご、バター、白ワイン、塩、コショウ。


生ハムはくるっと巻いてみた
ワインを開栓。
グラスに注いで、香りをとる。
リンゴや洋ナシなどフルーツの香りが強く、わずかに花やスパイスのような香りも重なる、グレープフルーツのようなやや苦味のアクセント、程よい酸味があってドライ、アルコール度13%より軽い感じがする。
確かに生ハムに合う。
リンゴとバターの風味のポークにも合った。
日本ワインで、こんなにアロマティックで、華やかな香りは珍しい。
梓川を調べてみると、上高地から流れる梓川の流域でリンゴの産地のようだ。
道理でリンゴの香りがするわけだ。
ブドウはその土地で作られている農産物の香りがすることが多い。
アフリカンチキンとココワイン
先月のおうちビストロで、アフリカンチキンを紹介した。
すると、gingamomさんが考案したレシピを教えて下さった。
なんと「マカオで食べ歩いたアフリカンチキンの再現レシピ」だそう。
まず、鶏もも肉を用意してマリネする。
玉ねぎとニンニクのすりおろしは中華麹にして、ウイスキーではなく安心院で購入したブランデー、ローズマリーはローリエをちぎったものでそれぞれ代用。
次にソースをつくる。
ニンニク、赤パプリカをみじん切りにして、油をひいたフライパンで炒め、香りが立ったらローストオニオンを加える。

さらに、粉唐辛子、パプリカの粉末、鶏ガラスープ、ココナッツミルク、塩、コショウ、砕いたピーナッツを加えて煮立たせる。

マリネしておいた鶏肉を両面焼いてから、ソースをのせてグリル。

最初、この料理には安心院で購入した赤ワインを合わせるつもりだった。
アフリカンチキンを焼きながら、この香りは白ワインの方がいいなと思って変更したのがココファームのワイン。
▼写真を消していたのでURLを添付
ココファームの「山のカンタータ」はリピートしているワインで、プティマンサン100%。
アプリコットや蜂蜜のような香りもして、五香粉のスターアニスや陳皮、ココナッツミルクの甘い香りにリンクすると考えた。
アフリカンチキンを食べてみると、唐辛子やパプリカなどのスパイスの香りに、ココナッツミルクやピーナッツのコクが重なりとても美味しい。
先月作ったレシピとは別物で、クセになる味。
ワインと合わせてみるとやはり相性がいい。
もっとトロピカルフルーツの香りがするワインだと更によいだろう。
付け合わせはラタトゥイユ。
ソースの材料で余ったパプリカやローストオニオン、出回り始めたズッキーニ、ナスなどを入れた。


このあとバジルの葉をのせた
しっかりした味のアフリカンチキンの付け合わせとして、優しい味の夏野菜の煮込みがよかった。
次回は、gingamomさんオススメの揚げじゃがいもも合わせてみたい。
宇佐の唐揚げと安心院ワイン
GW旅行で安心院葡萄酒工房に訪問した帰りにタクシーを利用した。
その時の運転手さんが、宇佐市は唐揚げ屋が多くてケンタッキーが参入しても閉店してしまうと言っていた。
また、中津の唐揚げの方が有名だが、宇佐が元祖だとも言われているそうだ。
「宇佐からあげ」はニンニク醤油味とのこと。
そこで、柳ヶ浦駅で唐揚げのタレを買ってみた。

(照明が反射して見えにくいですが)
宇佐のからあげ専門店で実際に使用している漬け込みタレである。
5月最後の週末に鶏肉500gを用意して、書いてある作り方のとおりに準備をはじめる。
まず、鶏モモ肉をカットしてから、漬け込みダレと鶏肉をポリ袋に入れてしっかり揉みこみ20分程おく。
次に、タレの水分を切りながら鶏肉を取り出して、付属の衣用粉(片栗粉80g)をまぶして、15分程冷蔵庫で寝かせる。
油を熱してから、寝かしておいた鶏肉を5分弱揚げて完成。

いざ実食!
衣がカリっとしていて肉はジューシー「正統派&定番」な美味しさ。
マイルドなニンニク醤油の唐揚げは、つい箸がすすむ。
付け合わせに用意していたサンチュに、小さめの唐揚げ、スプラウト、カットフルーツトマトをのせて巻いて食べても美味しい。
この唐揚げに合わせたのは、もちろん安心院ワイン。

色調はやや明るく、ラズベリーのような赤い果実の香り、ややバラやシナモンのような香りがして、酸味とタンニンは柔らかめ、ボディはやや軽くアルコール度12%。
穏やかなニンニク醤油の唐揚げと、優しめの赤ワインが合う。
一瞬、安心院の新緑と宇佐平野の風景がよぎった。
☘️ 🍀 ☘️
今月のおうちビストロ、いかがでしたでしょうか。
最後の「宇佐からあげ」は、つい先ほど食べて美味しかったですよ~。
初夏っぽいメニューになったり、少しあたたかいものが食べたくなったり、気温の変化とともに季節感が混じりました。
5月は季節の変わり目なので、衣替えをしたり、冬布団やホットカーペットをしまったり、扇風機を出したりしました。
久しぶりに扇風機を出したら、タイマーがきかなくなっていましたので、今日、扇風機を買いに行ってきました。
来週、東京は30℃になる予報です。
どうか健やかにお過ごしください。
今回もお読みいただきありがとうございました🍷
