大学職員はこんな人におすすめ┆現役職員が本音で話します
過去の記事で大学職員に転職することのメリットと、
デメリットをお話させていただきました。
ここまで読んでくださった方は、「大学職員ってどんな仕事なのか」がなんとなくイメージできてきたのではないでしょうか。
そして次に気になるのは、
「結局、自分は大学職員に向いているの?」
ということだと思います。
本記事では、大学職員として7〜8年働いてきたわたしが、「こういう人は大学職員に向いているな」「逆に、こういう人は少し苦労するかもしれないな」と感じるポイントを、現役職員の目線からお話ししていきます。
もちろん、これはあくまでわたし個人の考えです。
「私は当てはまらないけど大学職員楽しいよ!」という方もいれば、その逆もあると思います。一つの参考として、気軽に読んでいただけたら嬉しいです。
大学職員に向いている人
① コミュニケーション能力が高い人
ここで言うコミュニケーション能力とは、「話が上手い人」という意味ではありません。ただおしゃべりで話すことが好きなだけの人は、コミュニケーション能力が高いとは思いません。
大学職員は、
学生
教員
他部署
業者
保護者
卒業生
など、本当にさまざまな立場の人と関わります。
しかも、学生には学生の事情があり、教員には教員の考え方があります。「間に入って調整する」
これが大学職員の仕事の大きな役割の一つです。
そのため、
相手の話をきちんと聞き、分かりやすく伝えられる人
相手の意図を汲み取り、円滑に物事を進められる人
「話し上手」より「聞き上手」の人
そんな人は大学職員に向いていると思います。
逆に、一人で黙々と仕事をする時間が一番好きという人は、少しギャップを感じるかもしれません。
② 過去を大切にしつつ、新しいことにも挑戦できる人
大学は歴史のある組織です。
だからこそ、
「昔からこうやっているから。」
という文化もたくさんあります。
でも一方で、
DX
AI
電子決裁
業務改善
など、新しいこともどんどん求められる時代になっています。
つまり、
「昔のやり方は全部ダメ。」
でもなく、
「前例があるから何も変えない。」
でもありません。
わたしは現在は給与や労務の仕事をしていますが、
「これは今までどおりで良い。」
「これは変えた方がいい。」
を毎日のように考えています。
前例を尊重しながらも、必要な変化を受け入れられる人は、この仕事を楽しめると思います。
③ スケジュールが崩れても立て直せる人
わたしはこれが意外と一番大事なんじゃないかなと思っています。
朝、「今日はこれを終わらせよう!」と予定を立てても、
学生からの問い合わせ
教員からの相談
急ぎの決裁
システムトラブル
などで、一瞬で予定が変わることがあります(笑)
大学職員は、自分の仕事だけしていれば終わる仕事ではありません。
だから、「今日は予定どおり進まなかった…」と落ち込むより、
「じゃあ午後やろう。」
「今日は無理だから明日にしよう。」
と切り替えられる人の方が、ストレスなく働けると思います。
④細かいところに気が付ける人
マメな人、大学職員に向いています(^.^)
・・・とはいえわたしは本当におおざっぱな性格をしているのですが、何とか働けていることから、絶対条件ではないのかもしれません。
でも、わたしが大学職員として働けているのは、職場にマメな人がいるからなのは間違いありません。
各種会議の資料作成
稟議書類の作成
教員へ配布する書類作成
学生へ配布する書類作成
などなど、大学では多くの書類が紙で作られることがまだまだ多いです。
紙で作成ということは、印刷後に間違っていることに気が付いたら、少々面倒なのです。
そんなとき、わたしが作った書類を細かくチェックしてくれる職員の方々にはいつも感謝しているし、いなくてはならない存在だなと、日々感じています。
大学職員に向いていないかもしれない人
① 人と関わりたくない人
「大学職員=事務職」というイメージから、一日中パソコンに向かって仕事をすると思われがちです。でも実際は、
電話
窓口対応
打ち合わせ、会議
他部署との調整
など、人と話す時間が意外と多い仕事です。
もちろん事務作業もありますが、
「今日は誰とも話したくない!」
という日は少し大変かもしれません(笑)
② ガチガチのスケジュールどおりに仕事を進めたい人
大学では、
「今日はこの仕事を終わらせよう。」
と思っていても、
急ぎの問い合わせが入ったり
教員から相談を受けたり
学生対応が長引いたり
予定通りに進まない日は普通にあります。
(予定通りに進む日の方が少ないかも(涙))
そのたびにイライラしてしまう人は、少し疲れてしまうかもしれません。
③ 年功序列の組織が苦手な人
これは前回の記事でも少し触れました。
大学は成果主義の企業に比べると、年功序列の文化が残っています。
そのため、
20代でどんどん昇進したい
成果を出した分だけ給与を上げてほしい
という人には少し物足りなく感じるかもしれません。
一方で、毎年安定して昇給し、長く働ける安心感を求める人には、とても合う環境だと思います。
まとめ
ここまで読んでくださってありがとうございます。
実は、ここまで書いておいてなんですが、わたしは「大学職員に向いている人」を明確に線引きすることはできないと思っています。というのも、わたし自身も最初から全部当てはまっていたわけではないからです。それに、職場には本当にいろいろなタイプの人がいます。
だから、「向いているかどうか」は入職前に100点である必要はありません。
こちらの記事に書いた内容は、あくまでもわたしから見た一例なんだなと思っていただき、「向いていない人」に当てはまったからと言って、悲観しないでほしいです。
大切なのは、「この働き方、自分に合っているかも。」と思えるかどうか。もしこの記事を読んで、「大学職員って自分に合っていそうだな。」と思った方がいれば、ぜひこのまま大学職員を目指してほしいなと思います。
わたしは、大学職員という仕事に出会えて本当に良かったと思っています。もちろん大変なこともあります。でも、「自分に合う仕事」を見つけられたことは、人生の中でも大きな出来事でした。
この記事が、誰かの仕事選びの参考になれば嬉しいです。
(大学職員を目指す人が増え、業界自体がどんどん発展したらいいな、と思っています(^.^)♩)
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