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【南アルプス深南部】不動岳ぐるり周回“長すぎない深南部”を、全身で味わう一日

久しぶりに大会トレーニングから少し距離を置いて、深南部へ。

今回は
「長すぎない深南部」 というテーマで、
山友さんと一緒に不動岳をぐるりと周回 してきました。

今でこそ「長すぎない」なんて言えてしまいますが、
一般的にはなかなか手強いエリアだと思います。

山歩きを始めた頃は、
どこをどう歩けばいいのか分からず、悩んでしまう山
それが深南部でした。

それでも──
大変なのに、全部が愛おしい。
「あぁ、深南部に来たなぁ」と全身で感じる、
静けさと山深さに満ちた最高の一日でした。

歩いたコースはこちらになります

YAMAP記録より抜粋

概要・行程データ

  • 日程:2025年11月29日(土)

  • エリア:静岡

  • 山域:不動岳・鎌崩岳・六呂場山・矢筈山

  • 距離:26.3km

  • 累積標高:のぼり 2541m / くだり 2539m

  • 行動時間:10時間44分(休憩 1時間8分)

  • コース定数:標準16:39(体感:きつい)


アクセス・スタート地点

明るくなってから駐車場を出発し、林道を歩いてゲートへ。


矢筈山まで|いきなり深南部クオリティ

「ここから登るの?」と思わず笑ってしまう急登からスタート

スタート直後から、
なんちゃら三大急登なんて軽く超えてくる急登。

自分の歩いた跡がそのまま道になるような感覚で、
背丈ほどの笹に埋もれながら必死に登ります。

ふと振り返ると
黒沢山、中ノ尾根山、合地山──
深南部の名峰がずらり。

矢筈山(南峰)は広くて気持ちがよく、
ここでひと息。
いただいたパンがとても美味しかったです。


六呂場山前後|規格外アップダウンの稜線

六呂場山前後は深南部らしいアップダウンが続く

六呂場JCTが見えたときは、
ようやく稜線に乗れたことが嬉しくなりました。

稜線上は

  • コブ状の地形

  • 痩せ尾根

  • 規格外のアップダウン

それぞれのピークで進行方向を間違えないよう注意が必要ですが、
基本は稜線沿いで問題ありません。

ガッチ(合地山)が見えるたびに、
「いいね」「良いね」と二人で喜び合う、
そんな時間が続きます。


不動岳へ|笹藪と、その先のご褒美

ついに深南部らしい笹のお出まし

鹿の平手前から不動岳への稜線は笹薮区間。

黒法師岳周辺より
やや厳しめに感じる笹藪 でしたが、
深い区間自体は短めです。

笹に埋もれながら登り、
振り返ると黒沢山が大きく見える。

最後は不明瞭になり、
「ひと漕ぎ」が踏ん張りどころ。

そして──

稜線へ乗った瞬間、世界が一気に開ける


不動岳山頂|3年ぶり、最高の眺望

3年ぶりの不動岳。今までで一番の眺望でした

※実はこのルート、3年前はガスでほぼ何も見えませんでした。

同じコースを歩いた当時の記録はこちら👇
▶︎【GPS不調の中で歩いた不動岳周回|28km・累積3,000m】

黒沢山、中ノ尾根山、池口岳、光岳。
深南部の奥の奥まで見渡せる、最高の景色。

山頂直下での
のんびりカップラーメンが、これまた最高。

山友さんにいただいたデザートを食べていると、
中ノ尾根山も姿を現してくれました。

※不動岳には深南部の核心ルート
「東尾根」から登るルートもあります。

▶︎不動岳東尾根を寸又峡から往復|41km・累積5130m


鹿の平・鎌崩岳|名残惜しい下山

鹿の平へ続く稜線も、深南部らしさ全開

前回はガッスガスで白の平、
今回は 鹿の平

標識を探しながらウロウロするのも、
この場所ならではの楽しさです。

鎌崩岳へ寄り道し、
鎌ナギや丸盆岳を眺めながら、
何度も振り返ってしまう下山。


下山|静かに、無事にゴールへ

下山路は不動岳のメインルート。
登りよりマーク類は多めでした。

倒木地帯や崩落地も
赤テープや補助ロープのおかげで通過。

暗くなる前に林道へ着地し、
無事に駐車地へ戻りました。


振り返り

静けさと山深さ。
大変なのに、なぜか心が満たされる。

これが深南部なんだな、と
改めて感じた一日でした。

今回も素敵なお時間をありがとうございました。

ちなみにこのルートは、以前ガスとGPS不調の中で歩いたことがあります。

今回とはまったく違うコンディションでの山行ですが、
深南部らしさはむしろその時の方が濃く出ていました。

▶︎【GPSが使えない中で歩いた不動岳周回】


参考リンク

雪があるからこそ歩けた深南部の一日。
詳細はこちらにまとめています。

▶︎【中ノ尾根山|笹薮が消える残雪期27kmピストン】

▶︎不動岳東尾根の核心ルート記録はこちら

▶︎深南部をじっくり歩いた2泊3日の大周回はこちら|寸又峡〜黒法師岳周回


おわりに

静かな稜線を長く歩く時間が好きです。

静岡の山を中心に、
毎週末山を歩いています。

このNOTEでは

・山行記録
・静岡の山
・長く歩ける稜線ルート

を中心に書いています。

▶ 山行記録まとめ
マガジン「一座ずつ、山行記録」

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