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【北アルプス】読売新道を含む北アルプス大周回|折立起点 3泊4日縦走

折立を出発した時点では、
この先に待つ4日間の濃さを、まだ正確には想像できていなかった。

はじめに

折立を起点に、
太郎平・薬師岳・雲ノ平を経て、
下山路に読売新道を選ぶ北アルプスの大周回。

天候は決して安定していたわけではありませんが、
その分、山域の奥深さとルート判断の重みを強く感じる山行になりました。

今回は3泊4日。
「無理をしないこと」を最優先に歩いた記録を、
写真を中心にまとめました。


山行概要

  • 日程:2025年8月13日(水)〜16日(土)

  • 山域:北アルプス

  • 起点/終点:折立

  • 日程:3泊4日

  • 形態:縦走(テント泊+小屋泊)

  • 主な通過点:
     太郎平小屋/薬師岳/スゴ乗越
     五色ヶ原/平乃小屋/奥黒部ヒュッテ
     読売新道/赤牛岳/水晶岳
     祖父岳/黒部川源流/三俣山荘
     黒部五郎岳/北ノ俣岳

ルート全体図

YAMAPより抜粋

1日目|折立 → 太郎平 → 薬師岳 → スゴ乗越

天候:曇り → ガス → 曇り

北アルプス縦走のスタート地点

折立から太郎平までは、
長く安定した登りが続く区間。

曇り空の下、淡々と高度を上げていきます。

ここから先、景色と難度が一段上がる。

太郎平から薬師岳へ。
次第にガスが濃くなり、視界は限定的。

視界はないが、足元に集中できる状況

薬師岳を越えてスゴ乗越へ向かう頃には、
再び空が明るくなりはじめました。

この日の行動を終える場所

この日はスゴ乗越小屋でテント泊。
初日としては距離もあり、しっかり休養を取る夜でした。


2日目|スゴ乗越 → 五色ヶ原 → 平乃小屋 → 奥黒部

天候:ガス → 晴れ

朝はまだガスの中。

行動開始時はガス。
慎重に進みながら五色ヶ原へ。

ガスが抜け、一気に開けた景色。

五色ヶ原に出る頃には青空が広がり、
気持ちの良い稜線歩きに変わりました。

平乃小屋

平乃小屋へ下山後、
平の渡し(3便) を利用して黒部湖を渡ります。

水面を渡る時間が、良い区切りになる。
この日だけは小屋泊

行程の変化が多い一日。
身体よりも気持ちの切り替えが印象に残りました。


3日目|読売新道 → 赤牛岳 → 水晶岳 → 三俣

天候:晴れ → 曇り

暗い読売新道をもくもくと登る

読売新道は、
距離・標高差ともに長く、集中力が求められます。

赤牛岳に近づくにつれ視界が開け、
北アルプス奥部らしい景色が広がります。

静かで力強いピーク
黒部湖

▶ 赤牛岳〜高天原まで歩いた“もう一つの縦走ルート”はこちら

ようやく辿り着いた感覚

岩苔乗越を経て、
祖父岳をピストン。

黒部川源流域を見下ろす

その後、黒部川源流を通過し三俣山荘へ。
この日はテント泊。


4日目|三俣 → 黒部五郎岳 → 太郎平 → 折立

天候:曇り 時々 晴れ

最終日、静かな朝

三俣蓮華岳を巻き、
カールコースから黒部五郎岳へ。

その後、北ノ俣岳を経由して太郎平へ戻ります。

広く穏やかな稜線
無事に周回完了

長い行程を終え、
スタート地点に戻ってきました。


振り返り

  • 天候変化への対応

  • 行程の長さに対するペース管理

  • 読売新道での集中力維持

どれもが求められる山行でした。

一方で、
山域のつながりを実感できる、
非常に密度の高い4日間でもありました。

▶ 雲ノ平〜高天原〜赤牛岳を繋いだ別ルートはこちら

今回のルートは、私が実際に歩いて良かった北アルプス5コースのひとつです。

絶景縦走から岩稜ルート、北アルプス最深部の山旅まで、実体験をもとに紹介しています。

▶ 私が北アルプスで歩いて良かった5コース|絶景・岩稜・最深部まで実体験で紹介


おわりに

北アルプス大周回は、
「ただ長い」だけではなく、
毎日の判断が積み重なるルートです。

だからこそ、
一歩ずつ進む時間そのものが、
強く記憶に残る山行になりました。

静岡の山を中心に、
毎週末、稜線を歩いています。

派手な山よりも、
静かな山・深い山・条件を読む山行が好きです。

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