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和歌の題詠道標3

題とは、歌人にとり扉のようなもの。

自分で題を定め、歌を詠むとなると、好きな題や詠みやすい題など、そのつもりがなくともつい易きに流れてしまう。
そんな私にぴったりな診断メーカー「題詠道標みちしるべをXのFF、呉竹さんが作ってくださいました。
見たこともない文字面に面食らうこともしばしば。大変良い訓練になっております。
(もちろん、短歌の題のような奇をてらったものは皆無、すべて伝統的な和歌の題です)

こちらの「和歌の題詠道標」 では、診断メーカー「題詠道標」によって提示された題をもとに、一首ずつ詠み重ねた歌をまとめてゆきます。

先例を読み解きながら定型に向き合う姿勢、言葉を選ぶ迷い、時に訪れるひらめき。
それらを“現代の題詠修行”として記録し、共有してゆく試みです。
不慣れな題など、拙い出来の和歌もありますが、完成度を追究することより対応できる題の幅を広げることのほうを優先し、それらも公開する所存です。

歌詠みさんはもちろん、梶間和歌の営みにご興味をお持ちの方々に楽しんでいただけましたら幸いです。
思いがけない題の扉、和歌の扉をともに開いてまいりましょう。




題詠道標3


処処尋花

をちこちのまだ見ぬ花にあくがれて心ははやもみ吉野の山


時鳥声老

去年こぞ聞きし思ひなしかとたどられてほととぎす鳴く夕暮れの空


露染紅葉

露時雨つゆしぐれおきまさりけむ奥山はひと夜のうちに紅葉もみぢしにけり


氷上雪

波音のとほざかりゆく志賀の海を狭めてとけぬ夜半の白雪


寄水鳥恋

凍りつる上毛うはげに霜は置きまよひ払ひもやらずをしのひとり寝


往事如夢

玉ゆらの露か夢かとながむれば憂さもつらさもあはれなりけり


県召除目

をちこちは花さく春の庭なれや奥山に似る雪の浅茅生


和歌の題詠道標

note版和歌の題詠道標


X版和歌の題詠道標

読みにくいですが、noteにまとめる前のものはこちらに掲載しております。
アップデートで知りたい方はこちらをどうぞ。


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特に2023年、令和5年隠岐後鳥羽院和歌大賞で古事記編纂1300年記念大賞を受賞し、表彰式を含む大会のツアーに申し込んだため、ツアー代金(9万円弱)と交通費を生活費と別に工面することになりました。
皆様のご支援のおかげでそちらのツアーに無事参加。
また翌年、城南宮・鳥羽殿賞を頂きまして、こちらの表彰式ツアーにも参りました。

すべて皆様の金銭的なご支援があってこそ叶ったことです。あらためて、心より感謝申し上げます。もちろん、お気持ちでの応援も大変うれしく思っております。
こうした応援のひとつひとつが私の器を広げ、より良い和歌仕事を世界にお返しすることにつながっております。

令和5年、6年分ともに、ツアーの様子はこのマガジンに連載しております。更新をどうぞお楽しみに。


今後とも、それぞれの領分において世界を美しくしてゆく営みを、楽しんで参りましょう。


この記事を書いた人

photo by ミカアンドロイド

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