隠岐へ、その先の和歌へ
2024年、25年と、隠岐後鳥羽院和歌大賞の表彰式ツアーという形で海士町を中心に島根県の離島、隠岐で過ごしてきました。
それぞれ2泊3日という限られた時間ですが、貴重という言葉そのものの体験となりました。
和歌の大会で誇らしい賞を頂き、会いたかった海士町の皆さんに会えた、
自然豊かな島で感性が磨けた、
海士町に行くついでに地元島根県で懐かしい人たちに会えた……
そうした個人的なことももちろんうれしかったのですが、それだけでなく、
・「隠岐に行っておいで」と複数の方から金銭的にサポートしていただいたこと
・その2024年の様子をnoteでレポートしたら、翌年のツアーで参加者のおひとりに「迷っていたけど、あの記事を見て今年の参加を決めた」と言われたこと
など、
「この旅もこの生き方も、もうほんとうに、私ひとりのものではないんだな」
としみじみ体感できたことが大きかったです。
私が和歌を勉強し、
それを無料や低価格で世界に発信し、
多くの方がそれらを無料や低価格で受け取り、影響を受け、
特に意義を感じてくださる方が寄付や仕事で私の生活を支える
という形を、
和歌の発信だけでなく「和歌に関連した旅」についてもこれからやってゆくのだな、やってゆこう、
というおもいを新たにしました。
私の生活や発信、旅、人生は、読者の皆様との共同制作のようなもの。
この営みに、あなたももう少しだけ巻き込まれてみませんか。
次の歌へ、次の旅へ
昨年の表彰式ツアーレポ連載の最後にも書いたとおり、
昨年の隠岐後鳥羽院和歌大賞でも入選、今年10月に隠岐の表彰式ツアーを控えています。
今年は隠岐でどんな体験ができるのか、
和歌詠みの皆さんとどんな交流ができ、どんな刺激を受けるのか、
その帰りに寄る地元で親戚や恩師との再会は叶うのか……。
この旅からしか得られない体験を得、
和歌作品やレポート、エッセイなどの形で読者の皆さまと分かち合ってゆきたく思います。
これまで3つのパートに分けてレポートしてきましたので、次は4つ目の連載となります。
ぜひ楽しみにしていてくださいね!
これまでの連載
和歌への情熱で道を拓く(令和5年大賞受賞までの道のり 全8記事)
隠岐に至る和歌心 和歌大賞表彰式ツアーレポ(2024年表彰式ツアー 全11記事)
和歌と訪ねる隠岐、ふたたび 令和6年和歌大賞レポ(令和6年大会と2025年ツアー 全11記事)
活動費について
私は、自分がほんとうに価値がある・誠実であると思えるやり方で、この和歌活動を継続してゆきたいと願っています。
ですので、
正確性を犠牲にして広く受けそうな表現をするとか
広告をバンバン出すとか
高額講座を売りまくるとか
そういった形は取らず、
この活動がオーガニックに続いてゆくような設計を試みています。
(広告や高額講座に一律反対する立場では、決してありませんが)
人間の善意の循環を信じての、不安定だが確信のある活動形態。
無料でも受け取れるものを
無料で受け取ったそのうえで
チップや寄付で少し、またはたくさん支える側に回る
という方が一定数いてくださることで、この経済活動はぎりぎり成り立っている。
そして、これをもう少し安定的にしたい、関わってくださる人数を増やしたい、と常に願っています。
あなたのご支援で、梶間和歌を今年も隠岐に送ってください。
追記: 私がなぜ無料・低価格での発信を続けながら、同時に皆様に金銭的なご支援をお願いしているのか。
あらためて考えたことを書きました。
頂いたご支援について
頂いたご支援は、
・隠岐後鳥羽院和歌大賞表彰式ツアーの参加費12万8千円(+送金手数料)
・東京・隠岐間の往復交通費、ツアー外の交通費や食費、宿泊費
・その他、継続的な勉強・発信を支える活動費
として大切に使わせていただきます。
現在の進捗は、こちらの記事で随時更新してゆきます。
ご支援方法
実際にはこれ以外にも支援方法があるのですが(こちらの記事参照)、
隠岐の旅にフォーカスして考えると、以下の方法がメインになります。
送金して応援する
ご寄付はいつでも、どんな金額でも有難いです。
口座番号をお伝えしますので、ご連絡くださいませ。
waka-kajima@hotmail.co.jp(梶間和歌)
サブスクで応援する
noteのメンバーシップ機能で、毎月500円から支援することができます。
手数料の引かれた金額が私に届きます。
noteの「チップ」機能で応援する
noteのお好きな記事の最下部にある「チップで応援する」からチップを送ることができます。
手数料の引かれた金額が私に届きます。
※noteの売上金(メンシプ・チップ含む)は売上ごとの手数料のほか、振込申請のたびに手数料がかかるため、数ヶ月分をまとめて振込申請するようにしています。
そのため、note経由でのご支援は、タイミングによっては隠岐の旅ではなく生活費など、活動全般を成り立たせる支払いのほうに使わせていただきます※
いつもありがとうございます
言うまでもなく、
記事を読んでくださること
コメントをくださること
スキを押してくださること
皆様のそうした行動自体が私の活動の大きな励みになっています。
貴重なお時間やお手間、お気持ちを、いつもありがとうございます。
そのうえで、
「今年も隠岐に行ってほしい」
「今後もこの和歌活動を続けてほしい」
「その和歌物語を支え、いっしょに創るところに関わりたい」
そんなふうにもし、思っていただけましたら、
金銭的なご支援のほうもぜひご検討ください。
言えなかった本心
実は、令和7年大会の表彰式ツアー、つまり今年10月のツアーについてですが、
過去2回と比べて、堂々と「支援してください」と言いにくい気持ちがありました。
隠岐後鳥羽院和歌大賞、令和4年大会に、1週間そこらで詠んだ和歌で初めて挑戦し、入選。
「1週間の詠で入選する実力があるんだから、もっと本気で取り組めばもっと良い結果になるわ」
という自信を付け、翌令和5年大会に臨んだら、
「古事記編纂1300年記念大賞」
なる連絡を頂いて。
わーいわーいと思っていたら、それがなんと1等の賞だったわけですね。
びっくりなんてものじゃありませんでした。大事件です。
そんなすばらしい賞を頂き、
「でも東京から隠岐に行くお金なんてあるわけない」
とハナから諦めていた私に複数の方が
「行ってこい! 」
とお金を下さり、表彰式ツアーに行くことができました。
このあたりは過去の連載も見てくださいね。
翌令和6年も有難いことに城南宮・鳥羽殿賞を受賞し、こちらも皆様のご支援で表彰式ツアーに。
これが、先日連載を終えたツアーです。
でもね、令和7年大会は、入選だったんです。
過去一番、題詠和歌に対する正しい努力のできた自信があったのに、
入選だったんですよ。
大賞やなんとか賞だったら「それは、表彰式ツアーに行ってきなさいよ」と言ってもらいやすいし、
私自身「ぜひ行きたいので、皆様助けてください」と言いやすいです。
しかし、入選では、言いにくかった。
行こうとする意志を見せるところまではできても、「だから支援して」とは言いにくかった……。
理屈ではわかっているんです。
金銭的なものを含め、私を応援してくださる方々は、
私が大賞を取ったから応援してくださるわけじゃない。
私が和歌に人生を捧げる様子や
隠岐に行ってすばらしい経験をしてレポートする様子を見て、
またその体験を血肉に換え和歌指導や他の活動のクオリティを上げてゆく様子を見て、
そうした、複合的なものが絡まった結果として、
なかには金銭的に応援してくださる方もいるし、
なかにはスキやシェアなどの形で応援してくださる方もいる、
そういうことなのだとわかっているんですよ。
「入選だから言いにくい」というのは、私のエゴでしかないんです。
それでも、言いにくかった。
言いにくいのは、もう、事実なんだから。
どんなに磨いたつもりでも、私はまだ精神がぺーぺーなんです。
敬愛する光厳院の足もとにも及びません……。
エゴと言われようがなにと言われようが、言いにくかったんです。
ですから、「言いにくい」と思っている私が言いやすくなるために、できることをひとつずつやろうと思った。
今年10月の表彰式ツアーの案内が来るのと前後して、
連載の止まっていた昨年ツアーのレポートを6月中に書き上げようと決意し、取り組みました。
実際には7月上旬まで掛かりましたが、何ヶ月もお待たせしていたレポートをなんとか書き上げて。
心に引っ掛かっていたレポート執筆を終えたことで、少しだけ
「今年も隠岐に行きたいので、支援してほしい。またこんなふうに良いレポートを書くから」
と言いやすくなりました。
そんなタイミングで、先日
「和歌さんには今年も隠岐に行ってほしい」
というお声を、ご寄付とあわせて直接頂いたのです……。
そうだ。
入選だからどうこうなんて、
そんな、重大事じゃなかったんだ。
この和歌活動に本当に価値を感じてくださり、私を好いてくださる方にとっては、
入選だからどうこうじゃなくて、
「隠岐に行ってほしい」
そういうことだったんだ。
わかっていたけど。
わかっていたけど……ほんとうに、そうだったんだ。
ひと言で「うれしい」とか「有難い」とか……そんなもんじゃない。
自分の小ささと、引き受けているものの大きさを思い知って。
その方や、同じように思ってくださるほかの皆様のお気持ちを潰さないためにも、
もちろん私自身のためにも、
このたび、こうしてきちんとご寄付を募る記事を書いてみることにしました。
もう一度、いや、何度でも、言葉にします。
梶間和歌を、あなたの力で、隠岐に送り出してください。
今年も隠岐に行けた未来の梶間和歌は、
これまでどおり、いや、これまで以上に良い記事を書き、良い和歌を詠み、
あなたや、あなた以外の大勢の方にお返ししてゆきます。
大賞だろうが、入選だろうが、隠岐に通い、
私にしか書けない記事を、これからも書きますよ。
そして、和歌も。
いつも、ほんとうに、ありがとうございます。
この記事を書いた人


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