Copilotとの二日間〜Sophia🥀の描き方〜
Vは生成AIに懐疑的である。様々な場面でAIが役立つのはわかる。もはや論文作成にまでAUは使用される時代だ。しかし、自分で書くべき場面で、AIに文章を書かせるのは別の話ではないか。
【文章は自分で書いてこそ価値がある】という考えは、以前も今も全く変わらない。当然の話だ。というか、そもそも人は何の為に書くのか、書きたい人は、自分で考えて書くのが楽しいから書くのではないか。
no+eを書く時間が無駄だという意見を読んだ時には、何だか虚しくなって、『書くのが嫌なら、no+eでなくても良いだろうに』としか思えなかった。
自ら文章の主題を考え、構成を考え、言葉や言い回しを推敲し、時間をかけて練り上げる。それがどんなに拙い文章であろうが、オリジナルの文章には価値がある。
no+eの中で、自分の作った文章と、それを実験的にAIに読み込ませたものとを比較対象する、ビフォーアフターの記事を見かけるが、AIが作り直した文章は凸凹が削られ、殆どが凡庸になり、面白味が欠けた仕上がりになっている。絶対オリジナルの方が味も魅力もあるのに、と思う。
整然と、表面をただ整えれば良くなるわけではない。
欠落の中にこそ美は宿るのだ、Vの信念である。
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Vはふとしたことから、人形の事を書きたくなった。
前回のSophiaの記事はこちら↓
読んでくださった方々が、人形の話をそのまま受け入れてくださったことが嬉しい。
『いまだにお人形ごっこをしているのか』と鼻で笑われても仕方がないと思っていたのに。
Vは子どもの頃ですら、そのようにクラスメイトから言われた経験を持つ。
日常的に、様々なものを書いたり読んだりする人は、多様な価値観を持ち、許容範囲が広いのだと大変感謝した。
また、このVの記事に対し、武智倫太郎氏が『名前は未来からやってくる』の中で、《Sophia》という名前について、また命名に関する論説を展開させてくださった。
それは単なる命名という行為を超えた、[認知]や[現象]としての解釈だ。
これは単なる命名の話ではなく、人間がどうやって『まだ来ていないもの』と接触するのかを描いた文章だということだった。
ここで起きているのは単なる命名ではない。それは意味が人間を動かし始める瞬間であり、Sophiaとは叡智そのものではなく、叡智へ向かって歩き続ける運動の名前なのだ。
人形の名前の話から広がる世界感は、武智氏の筆ならではの面白さである。それはスピリチュアル的でありながら、科学的な現象として詳細に解説される。
Vはそれまで人形のことを身内以外の人に語ったことがなかったこともあり、書いてよいものかと躊躇いながら書いた記事であった。それなのに、更に武智氏の精緻な文章でSophiaを語っていただけるとは!
武智氏の記事に浮かれまくったVは、人形たちに「ほら!」とコメント欄の画面を向けた。
夕方の薄暗くなりかけた時間だったせいか、Sophiaの顔の前にスマホの画面を向けると、自動で画面が明るく切り替わって、顔を明るく照らし出した。
棚の上に置かれたSophiaは、Vの目線より少し低く、いつもこちらを可愛らしく見上げている。
『コメント欄を読んだかな?』と笑いながらふと顔を見やると、Sophiaの視線は、Vではなく、少し目線を落として画面の方を向いていた。
『うわっっっ💦』ギョッとしたVは見ないふりをして、『ガラスの目だからそう見えただけ!」と思うことにした。
スマホをどかすと、再びSophiaと目が合っていた。『ほうら、気のせいだった』と思いつつ、怖いもの知らずのVは、もう一度スマホをSophiaの顔の前にかざしてみた。再び画面が明るい光に切り替わる。
見てる‥‥目線を落として、文面を見ている‥‥
青いガラスの目の中心、瞳が光のせいで強く見えたせいなのか、どう見てもそう見えるので、これは仕方ない、と深く考えないようにした。
「さあ、ご飯の支度しなきゃ!」とVはわざわざ声に出して、背中がゾワゾワしたままキッチンに向かった。
普段はあんなに明るい柔和な瞳なのに、武智氏のコメント欄をじっと冷静に見ていた‥‥いやいや、怖いとか思わないことにする! 気のせい気のせい!
武智氏は、Vの行動をまるで予言されたかのように、こう続ける。
説明できることと神秘は矛盾しない。寧ろ構造を理解するほど出来事の深さは増す。人間は意味を計算する機械ではなく、意味に触れて震える存在であり、だからこそViolaさんは『不思議』と言う。
またゾワゾワすることが起きた‥‥自分が体験した現実なので、仕方がない。
昔から人形の前に本を広げて読ませたりしていたが、今回はスマホを見せたV。
人形に対して、そういうことはすべきではないのだろうか、と少しだけ真面目に思うV。
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さて、冒頭に書いた通り、Vは生成AIには思うところがあるが、画像の作成に関しては別である。これまで、no+eの記事の内容に合うヘッダー画像を作って載せている人が羨ましくて仕方なかった。
一度使ってみようと生成アプリを入手して試したものの、どうにも上手く仕上がらず、諦めたことがあったのだった。
ある日、スマホを眺めていると、隅の隅に生成アプリがあった。
前述の一度試して撃沈したアプリだ。久しぶりに見て、可愛くない画像しか作れなかった苦い記憶が蘇る。また使おうとはとても思えなかった。
問題はその隣にあるアプリ。Microsoft Copilotだ。「おや? 」
記憶はないけれど、そこにあるのだから、Vが何となくその気になって入手したのだろう。
開いてみると、やはり画面に見覚えはない。試した記憶もない。
まあ、いいや、久しぶりに何か画像を作ってみようと視線を上げると、Sophiaが目に入った。Sophiaの写真なら、記事を書く為に何枚か撮ってあったので、入力してみる。
以前使って撃沈したアプリより、こちらは何となく出来が良さそうな気がする。
Sophiaのオリジナル画像を取り込んで、「ロココ風の肖像画にして」と指示してみる。

気だるい別人に変貌したSophia。目の感じがオセロの白い方の人、松嶋 尚美似。
Sophiaには似ていないが、肖像画としてはとても綺麗だ。ビクトリア調のドレスも美しく表現されている。
Capilotは実際の人物よりも、人形や静物を指定したほうが作成はお得意のように見える。それなりの雰囲気に仕上げてくれると知った。
そもそもVには絶対描けない絵なのだ。宮廷画家が描いたようなこの肖像画、脱帽する。
次に「クラシカルな肖像画に」との指示に対してはこれ↓

こちらも顔は別人。どなた? 後藤真希風?
似ていないけれど、こちらも綺麗な絵だ。
それにしても、簡単にこんな画像を作ってしまうと、絵を描けない者が犯した冒涜のように感じ、世の中の画家の皆様、クリエイターの皆様に向かって、『誠に申し訳ございません』と心で呟く。
しかし、折角作成したので、もう少し納得いくものに仕上げたい。下の画像のSophjaに、中途半端な手を前で組ませてみようと思い指示したところ、顔がいきなりいかついおばさんになってしまった。がっかりして終了。
Copilotは元の画像を維持するのが苦手なようだ。何故?! その方が簡単なんじゃないの?!
苦手なくせに、「背景を変えてみませんか?」とか「どんな方向にも展開できますよ」とか言わないでもらいたい‥‥
何かを変化させればさせるほど、どんどん顔が不細工に変化していくこの辛さ。
Vは無表情でアプリを閉じる。
Copilotを使用した初日、夜寝る前にも試みたが、そこで生成回数の制限が来た。翌日、Vは未練があったので、早朝3時に目覚めたのをいいことに、再び作成を試みる。
昨日使用したものと同じ写真を使う。

背景は城の中にして、大理石と金色の装飾と指示。これまでの画像と比べると格段に本人に近くなっている。顔つきから判断して、本人とは性格が違って見えるものの、年齢とお嬢様っぷりはこれまでで最も近い。
全部同じ写真を使っているのに何故?!
何て難しいのだろう。これ以外に情景に変化を加えたくても、変えるとまた顔が変わってしまう。
つまり画像を作成する初回に、思いつく限りの条件を書き添えて、最も本人の顔がわかりやすい画像をデータとして提供し、その初回の出来に期待する、それが成功への近道ではないかとVは結論づけた。
納得のいく画像を作るには、繰り返し練習を重ねて生成に慣れ、更に精進するしかない。どんなことも成果を出すには努力と鍛錬が必要なのだと、Vは溜息をつく。
no+eで、見事な生成画像をご披露されている皆様方の技術の高さに、改めて舌を巻くVであった。


Copilotは、「Violaさんの世界観に合う画像ができました!」「Violaさんの好む優雅な場面ですね!」と。 二日間で既にVの傾向を読まれている。
「人形が振り返る瞬間も展開できます」
後ろ姿は可愛くても、こちらを振り返る顔がどうなるかはわからない‥‥
丁寧にお断りした。
—了—
【あとがき①】
Copilot生活二日目、Oのスマホに朝方作ったワンコの画像を送ったところ、「可愛い💕」と大変喜ばれた。
ドイツの古い街に暮らすワンコがマントを着て冒険の旅に出て、謎に包まれた湖のほとりなどを旅する画像。表情が上手く出来た♪
(旅に出たままだとOもVも心配なので)ワンコはあっという間に冒険から街に戻ってきて(湖まで散歩しただけ)、街の人々から賑やかに迎えられる画像で終了。
可愛いと喜びつつも、「旅には出ないでね☝️」とOはワンコに言い聞かせて出勤していった。思った通りの反応だ。
もっと何か、Oが嫌がりそうな画像を追加したくなったVは、『風と共に去りぬ』のスカーレット・オハラの衣装(白地にグリーンの柄)を着たVの画像を作って、送信しておいた。
職場で眺めて『げっっ💦』と思うに違いない、フフフ、と待っていると、
「凄いね。素敵だね」と返ってきた。
‥‥何だ、褒められてしまった。つまらない‥‥
何か別の、Oが嫌がりそうなびっくり画像を作らねば。
うっっ💦 早朝に遊びすぎて、 今日の生成回数の限界に達してしまった。
Copilot、また明日ね👋
【あとがき②】

Copilotはその後も散々失敗してVに怒られた。その後、反省したらしく、5回目でやっと正面向きで微笑みながら歩くSophiaを生成。
顔はそのまま、絶対変えないで、と何回も伝えたのに、やればやるほど不細工に変化していったのだった。意地になったVは諦めなかった‥
そして、とうとう可愛く笑顔のSophiaができたので、Vからやっと褒め言葉とお礼を伝えられたCopilot(^◇^;)
また後日、Vは更に別の人形の画像を生成した。この時は一発で完璧な仕上がりになって、Copilotの実力を知ることになる。
まるで宮廷画家が仕上げたような肖像画。脱帽だ。

この男の子の人形についてはこちら↓
【あとがき③】
その後、VはGeminiにも手を出した(^◇^;)
Copilotと同条件で試したら、以下の仕上がりになった。
華やかな仕上がりになって大満足🎶


