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妊婦のアセトアミノフェン/パラセタモール(カロナール、タイレノール等)使用と自閉症ADHDリスクの件

トランプ政権が突如発表した妊娠中のアセトアミノフェン服用による自閉症誘発リスクと利用制限の推奨。
Twitterでも盛んに議論が沸き起こっているが、私は現時点ではリスクがあるとも無いとも確実に判断できる段階に無いので、妊娠中もしくは今後妊娠を考えている方は、そもそもそのような【解熱剤が必要になる状況こそを強く避ける】ことに注力すべきだと考えている。

https://www.fda.gov/news-events/press-announcements/fda-responds-evidence-possible-association-between-autism-and-acetaminophen-use-during-pregnancy

アメリカのFDAは処置の必要のない低めの発熱での使用には慎重になるべきだが、アセトアミノフェンは妊娠中の発熱に使える唯一の薬剤であり(アスピリンやイブプロフェン利用はリスク)、妊娠中の高熱は母体と子どもに高リスクなので使用は合理的だと言っている。

https://www.ema.europa.eu/en/news/use-paracetamol-during-pregnancy-unchanged-eu

ヨーロッパのEMAは、妊娠中も急性症状で必要な時は、適正量の中で最短かつ最少回数で使いうると言っている。

妊娠中は使える薬も限られているし、薬剤や母体のダメージは子どもへ影響する。きちんと体調管理とリスク回避をして、少なくとも不用意に感染症によって高熱を出すようなことを無くすのが一番である。

たとえ基礎疾患持ち、免疫抑制状態、病弱、コロナ後遺症、妊婦であろうと、コロナもインフルエンザも、マイコプラズマ肺炎、百日咳、麻疹、風疹、りんご病その他諸々の呼吸器感染症も、菌ウイルスへの献身的奉仕者ノーガード達の積極的拡散行為によって、当たり前に日常に入り込んでくるのが美しきウィズコロナのニューノーマルだが、本来は自身のリスクを気にする必要がある層も一緒に楽しくインパールしているので救いがない。
街中でノーマスクでウィズコロナを謳歌している妊婦をよく見るけれども、妊娠中のコロナ感染は当然母体にも子どもにもリスクである。少し前に、コロナに感染し"りんご病じゃなくて良かった"などという謎発言をしている妊婦をTwitterで見かけたが、りんご病を恐れながらコロナを"ただの雑魚風邪w"扱いの安心材料にするのは全く意味不明である。

https://www.cl-sacra.com/archives/7020

妊娠中のコロナ感染は母体にとっても重症化リスクがあるし子どもの神経発達に問題が生じるリスクが高い。
コロナにしろインフルエンザにしろ急性期には高熱が出ることが多いが、アセトアミノフェン利用と相関が見られた自閉症等の発達障害リスクは、薬剤ではなく、【アセトアミノフェンが必要になるウイルス感染や高熱そのもの】にあった可能性もある。

そもそもウイルスも高熱も、特に子どもの脳へは深刻な損傷を与えうる事を、再認識すべきである。
麻疹のSSPEしかり、インフルエンザ脳炎しかり、出生後の未成熟な段階でのウイルス感染や高熱で、生命の維持すら困難になったり、知的障害を負ったりというのが起きるのに(↓はその一例)、【出生前のより未成熟な段階で】ヘーキヘーキ!なわけがない。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240326/k10014401591000.html

SSPEは麻疹の後に時間を置いて発症する。発症してしまったらなす術は無く、病の進行を見守るしかなく完全介護が必要になり最終的には死に至る。

https://www.sankei.com/article/20250111-ZSHTCAFQENIUHMT7WFTLJYK4VM/

子どものインフルエンザでこわいのがインフルエンザ脳症。死に至ることもあるし、回復しても重い後遺症が残ることもある。特に昨シーズンには多く報告が上がっていた。今シーズンも続くだろう。

https://bunshun.jp/articles/-/78150

これはきょうだい児の特集だったんだけど、機能不全家庭の壊れっぷりが嫌になるほど出ていて読んでいて気持ち悪くなった。↑白井さんの表情が全てを物語っている。諦め続け期待を捨てた顔。よくわかる。

白井さんの兄は10歳で高熱を出し入院。何の病気だったのかは不明だが【熱が脳にダメージを与え、結果、てんかんと知的障害を負った】。

健常者として生まれたとしても後天的に障害を負うことがある。本人にも周りにもあまりにも悲惨で残酷な状態。時間があれば特集を通して読んでみてほしい。

過去にはインフルエンザの抗ウイルス薬タミフルの服用で飛び降り等の異常行動が出ると問題視されていた時期があったが、後にそれらは薬剤ではなくインフルエンザ、高熱による生じるものだったと判明したこともあった。
このように、ウイルスや特に高熱は脳に障害を負わせるリスク要素でしかない。
たとえただの風邪であったとしても、感染しない方が圧倒的にベターなのである。

よって、繰り返しになるが、妊娠中もしくは妊娠予定の女性、その周りの人は、アセトアミノフェンがどうこう以前に、【特に発達が未熟な子どもの脳に深刻な損傷を与えうるウイルス感染や高熱を防ぐことを意識する】ことが重要である。発熱しなければ、アセトアミノフェンもイブプロフェンも使わずに済むのだから。

そのために最適なのはコロナ(=空気感染する呼吸器感染症)の対策をすることである。コロナの対策をすれば、インフルエンザその他も防げる(2022年まではあらゆる感染症が息を潜め、2023年以降活性化し続けているという現実をいい加減受け止める必要がある)。
最低限の実践は
・マスク着用(隙間なく顔に密着させ鼻口周りを確実に覆う、他人と遭遇する可能性がある自宅以外で外さないー当然だがマスクの防御効果があるのはマスク着用時のみ。防具が道具袋に入っていても装備していなければ丸腰なのと同じ)
・換気(空気の通り道を作るため二方向を開ける)
・リスクのある人間や場所(ノーマスクやノーマスクの巣窟)を避けること
これに
メガネ着用、鼻うがい、鼻スプレー、HEPAフィルターでの空気清浄、紫外線による空間除菌ウイルス等を重ねていけばより効果は上がっていく。

完全に感染を0にすることはできないが、頻度を少しでも下げることは重要だし、上記の対策を続けている中ではたとえ感染してしまったとしても、菌ウイルスへの曝露量が相当に抑えられているので、体内での爆増=重症化リスクを下げることができる。
"All or nothing!"、ゼロか百か、生か死かという短絡ではなく、現実的に取りうる着実に効果が出る合理的な策を積み重ね、スイスチーズモデルで感染症禍に対応する思慮や理性が重要である。妊娠中ならなおのこと。

愚かな親の都合に子どもを巻き込むな。

以下、報道記事

https://news.yahoo.co.jp/articles/9da2cf65c09209b0b4b8ed0f0b5f4a32e539f7cc

WHO

https://news.yahoo.co.jp/articles/5990d29a0aff5bf7915156eb47816b6a9372de4e

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