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(参考&注意喚起)インフルエンザ死亡数 〜2024.12

当該月の5ヶ月後に公開される人口動態統計だが、25年1月分が公開された際、対策者内では大きな話題となった。コロナ死が5104人、インフル死が4222人と、非常に多かったからである。

2024年のコロナ死は35873人で、死因8位、平すと1日に100人以上がコロナ重症化で亡くなっていることになるのだが、"月5104人"となると日あたり165人の死亡である。
それ以上に、これまで高齢者、基礎疾患持ち、小児以外の基礎疾患のない大人には相対的にリスクが低いと思われていた【季節性インフルエンザで1ヶ月に4222人もの人命が失われる】というのは異常事態で、フェーズが変わったという事を意識せざるを得ない、重大な数字であった(※インフル死は23年全体で1383人、24年全体で2855人であり、その約2年分をわずか1ヶ月で叩き出してしまったことになる)。

その後、年末年始のあの悲惨な状態はその後沈静化したかのように見えたが、【季節性インフルエンザで人が亡くなるようになった】状態は継続している。24年12月以降、インフル死は過去と比して大幅増の状態である。以下に人口動態統計の該当部を掲載する。


https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/m2024/dl/toukeihyo_12.pdf

2024年12月のインフル死は1461人(前年は604人)ー2.4倍に

https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/m2025/dl/toukeihyo_01.pdf

2025年1月のインフル死は4222人(前年は727人)ー5.8倍に

https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/m2025/dl/toukeihyo_02.pdf

2025年2月のインフル死は770人(前年は260人)ー3倍に

https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/m2025/dl/toukeihyo_03.pdf

2025年3月のインフル死は224人(前年は114人)ー2倍に

と、いずれも大幅増のまま推移しており、3ヶ月合計で5216人(前年は1101人)が亡くなり、4.7倍増…他の死因でここまで顕著な上昇が継続しているものは珍しい。
加えて、上掲の赤枠部分を確認すれば明らかだが、インフル死だけでなく呼吸器疾患による死亡は、外れ値の1月を除いても全体的に1割程度増加している。

要するに、積極的にコロナ複数感染を重ね、全身の臓器、特にインフル死をはじめとする呼吸器疾患起因死に関係する部分では【肺と心臓】に見えない損傷を重ね続けてきたノーガード様達の脆弱性が浮き彫りとなっている。本人としては"ただの風邪"を治したつもりでも、その爪痕はバッチリ刻まれていて、季節性インフルエンザによるたった一押しでも致命傷になる段階に来ているということである。

既に学級/学年/学校閉鎖が相次ぎ流行期入りしているインフルAだが、【普通の日本人】様方定番の"ただの風邪"扱いで雑魚扱いする事のなきように。

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/2148129
既に【休校】が出ている。135人中84人がインフルエンザに感染(コロナ含まず)とは…

23年からコロナにもインフルにも何度も罹患し、その他マイコプラズマ、百日咳+αで順調に損傷を蓄積してきた【普通の日本人】には、たとえ季節性インフルエンザでも最後の一撃になりかねないのだから。

インフルエンザはコロナへの対策で、コロナよりも容易に防ぐ事ができる。コロナとは異なり、不顕性感染からの感染が稀だ(ほぼ無い)からである。
発症者が出歩かずきちんと療養して、防御側もしっかりマスクと換気、リスク回避をしていればほぼ封殺できる。実際に22年まではそうだったではないか。
逆に言えば、それだけ対応容易なインフルエンザでここまで深刻な状況になるのは、発症している感染者が咳をしながら元気にノーマスクで出歩き、未感染者側も自分を守る対策を一切せずノーガードで積極的にリスクとウイルスと感染を享受するようになった、ノーガード社会日本の現状の反映に他ならない。
実に愚かな事である。

私は、先の年末まで、自分を含む重症化リスクの低い層は、季節性インフルエンザに関しては自宅療養&市販薬による対処療法で充分だと思っていた。
しかし、あの惨状を目にして認識を改めた。

日本人は、小児や老人、基礎疾患持ちだけでなく【基礎疾患の無い大人も季節性インフルエンザで重症化&死亡するようになった】のだ。
特にコロナ複数回感染者には、インフルエンザを放置せず、早めの検査受診と療養をお勧めする。

パンデミック以降のインフル死数字の推移は実に示唆に富んでいるよ。
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★初版投稿後に速報値と確定値でかなり数の乖離があったことに気付いたため、以下に確定値の画像も追加して、記述も修正しました。
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2020年&2021年

https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/kakutei21/dl/15_all.pdf
確定値
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/m2021/dl/all0312.pdf
速報段階

2022年&2023年

https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/kakutei23/dl/15_all.pdf
確定値
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/m2023/dl/all0512.pdf
速報段階

毎年速報値と確定値でデータの変動があるようなんだけど
パンデミック開始の2020年は速報時8人→確定時956人
緊急事態宣言やマンボー等の対策が講じられた2021年は速報時4人→確定時22人
五輪が終わって緩み出したもののまだマスク着用が基本だった2022年は速報時8人→確定時24人
年明けのマスクは"個人の判断"から5月8日の5類化を経て官民総出でノーガード化した結果秋学期から学級閉鎖が相次ぐようになった2023年は速報時604人→確定時1383人、
2024年は速報値で2855人…
(確定値だけで書くと2020年から956→22→24→1383)

まずは基本的に速報時よりも確定値は値が増えているというのが一貫した特徴であるので、2024年間の2855人、さらに衝撃の25年1月4222人、それ以降も確定値ではさらに増えていることが見込まれる。

加えて、2020年の速報ー確定値間の異常な乖離が目につく。100倍以上って
…修正のレベルではない。
これはおそらく緊急事態宣言が初めて発出された21年の年始前後なので、それだけ保健所&病院&役所が"コロナ"での対応に追われ機能不全を起こしていて20年冬季のインフルエンザのデータ処理が後手に回った結果なのではないかと推測する。

以上から言えるのは、インフル死は
パンデミック後ではあるものの緊急事態やマンボーの発出前の2020年には大きく減らず
緊急事態宣言やマンボーの発出と共に社会が強い感染対策を始め、マスク着用が基本だった時期(2021、2022年)の間は激減し
脱マスク×5類化の23年に決壊し激増、ノーガードとコロナ複数回感染が悪化するほど増加している(23年より24年の方が多く、激増後の2年分を今年1月たった1ヶ月で叩き出した)
ということになる。

ノーガードとコロナ複数回感染という二重の脆弱性は悪化の一途なのだから、この先も推してしるべし。
そして、死亡の前にも途方もない多くの形で犠牲が存在している事を忘れてはいけない。季節性インフルエンザなのにICUで ECMOを使っている、小児が脳炎を起こした、その他にも多くの重症化例が当事者(患者/家族側、医療従事者側)から上がっていた年末年始
と、同じように、流行期がまたやってきた。

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