見出し画像

【大分】鍋山温泉 | 大分県別府市 | 2010年


温泉処別府の有名な野湯。若干の砂利道と若干の徒歩を必要とするが、別府市街を見下ろす景観も楽しめる温泉の(はず)。
天気さえ良ければ夜景を見ながらの入湯も楽しめる(はず)。
今回3泊4日で鹿児島、別府、松山と温泉で有名な地をめぐったが、風呂という風呂に入ったのは結局ここだけだった。
風呂は泥湯と普通の湯()の2ヶ所あり、若干泥湯の方が見つけにくいが存在さえ知っていれば結構簡単に見つけられる(はず)。
泥湯で泥パック後、普通の湯で泥を落とすというのが王道らしい。沸騰している湯溜まりもあるので温泉卵も作れる(はず)。

※訪問後の約半年後、事件が発生したため閉鎖。
 現在も入湯不可らしい。


7:53 別府駅前にて奇妙な銅像を見る。

最初は東条英機かと思ったが、さすがに東条英機でこのポーズはないだろうと思って良く見るとやっぱり別人。


そして背中にはなぜか子鬼。


二人あわせてこのポーズ。
境港の鬼太郎銅像シリーズよりシュール。


さすが湯どころ別府、駅前に足湯ならぬ手湯があると思ったが、まぁ鹿児島空港にも足湯あったなと思いだす。

手の甲を負傷していたので自分はやめといた。


どうやら別府の観光地化の基礎を築いた人物らしい。現在観光都市として成り立つ別府としては重要な人物であったことは理解できる。
しかしなぜにあのポーズ&子鬼なのか。

「制作した彫刻家の辻畑隆子さんによると、作品は天国から現代に降り立った油屋翁をイメージ。別府らしく、かわいらしい”鬼”の子どもが天使の代わりについてきている。」

大分合同新聞

うむ、クリスチャンだから天使というのは分かるが、代わりに子鬼って微妙だ。子サタンにしとけばいいのに。なんにしても美術の成績が万年「」だった自分には彫刻の良さは分からない。
裸婦像は若干良し悪しが分かるんだけどね。


別府駅前で借りたレンタカーで、いざ鍋山温泉へ。

8:41
道が砂利道になってしばらくすると「ヘビん湯(左手)」との分岐点に到着。砂利道とはいえ割とフラットなのだが、レンタカーなので安全策をとってここから先は徒歩にて。


8:43
山の左側だけ見えてる時は阿蘇チックで雄大だと思っていたが、右側の奇妙な杉植林が見えてきて、何やらブラック・ジャックを思い出した。


8:46
徒歩開始5分、既に登山並みに体力を消耗。膝はガクガク、心臓バクバク、理由を見つけて退却しようと思ったが、天気は良好、時間もたっぷりと退却理由が見つからない。仕方がないので歩き続ける。

途中すれ違ったおじさんにあとどれくらいか聞くと「もうほんのすぐですよ」とのこと。何とか気合を入れなおして歩く。


駐車場が見えてきた。
道がどうなるのか分からなかったので車を分岐点に置いて来たが、これならレンタカーでここまで来ても問題なかった。自分の判断ながら、あたりどころの無い怒りに身を焦がしつつ先に進む。


8:53
駐車場到着、風呂はどこだ。


見ると石灯籠の脇の道は更に上に続く。
先ほどすれ違ったおじさん、「すぐですよ」と言っていたが、全然到着しない。後で呪ってみようと思う。


8:59
とりあえず開けた所に出た。事前の調べではこの辺りのはず。
というか、ここでなかったらもう帰る。

硫黄臭はする

事前に調べた写真では別府市街を見下ろせる場所らしい。ガスって下界はみえないが、なんとなくそんな雰囲気の場所。

そして、さらに数分ウロウロして発見。


前日に薬品でかぶれた両手の甲。
温泉治療といきたいが、火傷の症状で温泉はまずいんじゃないかとも思わないでもない。


二段になってる温泉。上段の湯が下段に流れ込むので当然下段の方がぬるい。一応水を引き込むホースがあるので湯温の調整はできるが、他のお客さんがいるときは一声かけて。

熱い湯は苦手。
とりあえずこの時は他に人がいなかったので、かなり薄めた。すまん。


完全なる野湯なので脱衣所はない。
どうしてもというなら巨岩の裏側でどうぞ。


9:17
到着して10分以上経ったが写真撮影やら着替えやらでまだお湯に入ってない。
臭いはもちろん自分の大好きな硫黄。自殺志願者の愛用によって「六一〇ハップ」が発売停止となって以来、なかなか硫黄温泉に入ることができなかったので、結構感激している。


湯は若干のにごり湯。臭いは先ほども述べた硫黄臭、景色も最高、いい湯だ。


向かって右手の方が低くなっている。こぼれた湯とかが流れ込むので、できれば着替えは左手の方に置いた方が良い。


9:27
やっと入湯。 とりあえず筆皇稲荷は影になってるからそのまま掲載。
その後はのんびり長湯、延々1時間かけてどうでもいい話で盛り上がる。


約1時間後、そろそろ出ようかと体を拭いていると、おばさんが声をかけてきた。おばさんだけなら特にどうということはないが、おばさんの脇には小学校3,4年生の女の子。さすがに男根直視はまずいだろうと尻を向けながら返事をすると、おばさんは意にも介さず、「奥に泥湯があるの知ってますか?私は下見に来ました」と続ける。

後で行ってみます」、振り返って返事した筆皇の男根は泥湯の方向を指しており、それは児童に対して正対する位置関係でもあった。


10:24
おばさんに教えてもらった泥湯を目指して少しガレ場を登るとすぐ見つかった。若干高度が増しただけなのだが、展望はこちらの方がかなり上。
風呂は二種類。下段の方が濁りが強い。


その中間にある湯溜まり。
さすがにこの風呂に入って無傷に出るのは不可能、ここはとりあえず温泉卵でも作るのが無難か。


上段の湯。
さっき入ったお湯に似た感じで、あまり面白みが無い。


下段の湯。
さっきのおばさんの話では壮絶な泥湯で、入った後にはさっき入った湯に入りなおさなくてはいけないとのこと。

入りたかったが時間の関係でパス。先に知ってたら当然入ったのだが。ただ、泥湯からさっきの湯まではガレ場を降りて徒歩2分、泥だらけの裸体で移動する風景を想像すると少々こっけいだ。


湯温はいい感じ。
岩についた泥をなでると壮絶な黄色い濁りと共に硫黄の強烈な臭い。何やらすごく効きそうだ、何に効くのか全く分からないが何となくそう思った。


10:27
当然こちらも脱衣所など無いが、奥に衝立らしき板があるので女性はこちらでどうぞ。濁りも強いので入りやすいのはこちらか。

全裸で下の湯まで歩かなくてはいけないみたいだけどね。

いいお湯だった。
来るまで大変だったが、来てよかった。



いいなと思ったら応援しよう!

underZero いただいたチップはネタ仕入れの活動費に使わせていただきます