【つながる旅行記#451】有明浜で海成分を摂取しつつ、なんだかすごい場所にある鳥居を発見する【聖地巡礼】
前回は銭形砂絵を上から眺めて、『健康長寿かつ、一生お金に困らない人生』を獲得した。

そんなわけで、琴弾山をササッと下山して砂浜へと到着である。
もうね、海無し県の出身者はすぐ砂浜に引き寄せられるもんだからね!
……おや、なにやらやけに多言語対応している看板があるぞ。

【夕日をみるまち観音寺】
瀬戸内海国立公園に含まれるこの名勝「琴弾公園」は、白砂青松の有明浜と砂絵の「銭形」で有名です。
この公園の海岸が西方面に向いているため、四季折々に、美しい夕日が眺められます。
真っ赤にもえる夕映えの風情を見て、郷愁にひたる遠来の方もおられますが、わけてもこの付近の海岸から見られる夕日が、ことのほか綺麗です。
雑念をとりさって静かに思いをこらし、美しく荘厳に沈む夕日を眺め、明日への意気を新たにいたしましょう。
なるほど、西に開けた砂浜だと、夕日を見るのに最高なのか。
そういう概念を一切考えたことがなかったが、地元民はふらっと砂浜に来ればそんな素晴らしい景色を味わえるというわけか……!
なお、こういう多言語看板を見ると、「実は翻訳を間違えちゃってるんじゃないか」と自分は心配になってくるわけだが……?

うーむ……英語力がアレな自分でも、なんとなくこの『south(南)』はおかしい気がする。(夕日は西に沈むわけで)
ま、まあでも、こういうものが修正されているかを確認しに行くのも、再訪の良い目的になるかもしれないよね!
(なるか……?)

そうだ、銭形砂絵が地上からはどう見えるのかを確認してみよう。
田舎館の田んぼアートも地上からではわかりにくかったが、銭形砂絵はどんな感じになるのだろうか。


ぜ、全然わからん!!
多少の凹凸は確認できるとはいえ、地上からだと寛永通宝には到底見えないようだ。
しかしこれ、どうやって制作しているんだろうか……?
調べてみると、どうやら銭形砂絵は春と秋の年に2回、地元のボランティアによる『砂ざらえ』という作業で形が整えられているらしい。
(まさかの地元のボランティアがこれを作っていた!?)
なにやら大人も子どもも入り混じっての楽しい作業のようで、作業動画を見ると、展望台側からマイクで指示を出している人の存在も確認できた。
昔作られた銭形砂絵も、こんな風に高いところから指示出しをして制作していたのだろうか……?
かつての沼津のマグロ漁でも、ローフーというメガホンみたいなもので高所から指示を出していたのを思い出す。

そういえば、国土地理院の過去の航空写真を見れば、『昔の銭形砂絵』が見られるのでは!?
さっそくチェックだ!




おお……!
年代が年代なので画質が荒いのはアレだが、昔からちゃんと楕円形だったことがよく分かる。
だが、昔の銭形砂絵は砂地部分に少し緑のようなものが生えているような……?
こうして比較してみると、やはり近年の銭形砂絵が一番洗練されているように感じる。
こりゃ良いものを見れたね!

そんなわけで、有明浜に到着である。
ここはアニメでは修行場所として使われていたはずだ。
……いやしかし、今日は風が強いな。
そんな風のせいで海もなかなかの荒れようなのだが、そんな中でカイトサーフィンを楽しんでいる人を発見した。

こんな状況で……いや、こんな状況だからこそできるスポーツなのかもしれないが、なんだか個人的には恐ろしいスポーツだなと思っている。
そう、自分は子どもの頃に凧揚げで遊んだ際に、風の持つ思った以上に凄まじいパワーを体感して、『恐怖』を感じた人間なのだ。
だってあんな小さい面積の凧ですら、自分の筋力で必死になって抵抗しなければ、飛んでいっちゃうんですよ!?
もし自分がウィンドサーフィンをやろうものなら、風に乗せられてどこか遠いところへ連れて行かれてしまうことだろう……!

さて、伊吹島の方を見てみると、なにやら大量の鳥が群れをなしていた。
ズームしてみた感じでは、ウミウか……?

日本のあちこちで見かけるウミウだが、ここまでの集団は初めて見たかもしれない。
でもこんな荒れている海で魚なんて獲れるのだろうか。
いやまあ、獲れるからこそあんな事になっているんだろうけど……。

なかなかに荒々しい波音と爆音の風で凄いことになっている有明浜だが、これもまた良い体験だ。
海無し県ではこんな凄まじい波音を聞く方法はないのである。
全然快適でもなんでもないが、今はこれを味わっておこう……!


あっ、こんな感じの山もアニメで見た気がする。
……ん?
それよりも、右の山がちょっと気になるような……?



な、なんか山頂に鳥居がある!!
しかも手前に伸びているのは……階段だろうか?
つまりあの神社には徒歩で行くことが可能ということ……!?
いや、めちゃくちゃ興味が湧いてきているが、さすがに今回はスルーだ!
徳島から始まって、もう何日も体を動かしまくりなこの旅だが、ラストに海抜ゼロメートルからの登山は無理ですって!
……そう、自分は田中陽希ではないのだ。
無謀なことはせず、今回は別の場所の観光に集中しよう。
次はあの山頂に登るために、再訪すればいいのだから……!

そんなわけで、なんだか凄そうなスポットを発見&スルーしたのだった。
まあほら、あの山頂はアニメの聖地には含まれていなかったしさ!
……と思いきや、旅行した2017年当時はまだ登場しなかっただけで、後にあの場所もアニメに登場するのである。
(あんな絶好のスポットを登場させないわけがない)
いつか行うであろう登山の苦労は未来の自分にお任せするとして、次の場所へ向けて自転車を走らせる自分なのだった。
次回へ続く!!
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