【つながる旅行記#449】木製鳥居の思わぬ歴史を知りつつ、琴弾八幡宮の本殿を目指す【木乃鳥居】
前回は観音寺市に到着し、幼き日の不思議イベントを思い出しつつ、聖地巡礼を開始した。

ではさっそく、琴弾八幡宮の本殿を目指して階段を登っていこう。
相変わらず観光に大事なのはフィジカルだなと実感する。



おや……?
この鳥居だけ木製の鳥居だな。
あちこちに補強がされて、よく見れば鳥居を守る屋根まで設置されているところを見るに、これはかなり歴史あるものなのでは……!?

近くにあった看板によると、この木の鳥居は『木乃鳥居』という名前らしい。
あまりにもまんますぎるネーミングに衝撃を隠せないが、『1185年の屋島合戦に勝利した後の源義経が、さらに『平家追討の成功』を祈願して奉納した』とのことだ。
おお……思わぬビッグネームの登場だな!
源義経ほどの有名人が関わる800年前の鳥居ともなれば、補強もするし、屋根を作るのも納得である。


なお、屋島の戦いがあった場所から観音寺市までは、直線距離だと50kmほどだ。

そして屋島の戦いと同じ1185年には、源平合戦最後の戦いとなる壇ノ浦の戦いも行われる。(関門海峡で)
つまり、義経軍は西へ西へと平氏を追い詰めていく過程で琴弾八幡宮に立ち寄り、この木乃鳥居を奉納していったということなのだろう。
なんだかこうやって願掛けをしたりと、しっかり神の力にも頼りつつ進軍していたという事実は、自分の中で新鮮な発見だ。
そしてこうやって実際に残された鳥居を見ていると、一気に義経が教科書の中だけの存在ではなく、実在した人物だったんだなという実感が湧いてくる。
これは良いですねぇ……!





そして登り続けた果てに……!?

琴弾八幡宮の本殿に到着です……!!
(登ってみたら10分くらいだった)

さてさて、とりあえず手でも清めるかと思って手水舎に向かうと、まさかのタオルが設置されていた。
今まで色々な寺社を巡ってきた気がするが、こういうスタイルはレアなのでは……?

おお、そして流石は四国!
設置されているのは今治タオルの認定マークがついているタオルだ!

そう、このマークは一定の品質があると認められたタオルにのみつけることが許されるマークなのである。
うーむ、しっかりしたものを置いてますねぇ……!

そして例によって絵馬ゾーンを見る。
なんだか地域密着型なのか、ここはほのぼのしたイラスト系が多い。




さてさて、こんなに登ってきたのだから景色も見ておかねば。
自分は高いところから景色を眺めるのが大好きなのだ。
どれどれ……?

おっ、ここに来る前に渡った聖地巡礼の橋が見えるぞ。
でもあれだな、それ以外はまだ馴染みのない景色すぎる気がする。
(やはり高所は情報を仕入れた旅のラストの方が良かったかも……?)
まあでも、やっぱり高いところは気分が良いね!!

とはいえ、この地域をより知っていくためには、ここに長居をしている場合ではないだろう。
さっさと下まで降りて、自転車を回収するとしようか。



というわけで、無事にスタート地点へと戻ってきた。
どうやら今日も体はしっかり動いてくれそうでなによりだ。
……ところで、次の目的地はどこにしよう?
Googleマップで周辺を検索してみる。

どうやらこのすぐ近くに、お遍路の第69番札所があるようだ。
なんだかんだで徳島と香川でいくつかの札所は訪れているわけだし、ここも寄っておこう!
……思えば、これは水曜どうでしょうの聖地巡礼といえるのかも?
(基本的にあれは門の前の映像ばっかりだけど)

そんなわけで、自分は第69番札所の観音寺に向けて自転車を走らせるのだった。
ああ、やっぱり聖地巡礼は重い腰を動かす良い動機になるね……!
次回へ続く!!
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