家庭菜園なのに、いちばんおいしい瞬間を知らなかった。
今日の収穫。
豊作だったかぼちゃのバターナッツと、トマト祭りです。基本的に自然栽培ベースで育ててるので、肥料もあげないのによく育ってくれました。ありがたい!
バターナッツは、収穫が遅れてうっかり割れてしまったものもありましたが、ポタージュか冷凍してスムージーにして楽しもうかなぁと思ってます。
トマトは今年も、3種類育てています。
今年は暑さで喉が渇くのか、例年になくヒヨドリに狙われることが多く、途中から実に袋をかぶせて守ることにしました。
この作戦は無事成功!!
…だったのですが、
袋を外して収穫するのが、なんだかめんどくさくなってしまいました(ザ・横着…笑)。
そこに、この暑さ!!
さすが二十四節気の大暑。ギラギラと太陽が照り付けます。このあたり、40度越えこそまだありませんが、連日35度を超えるため、早朝に行けない日は、最近は長く畑にいないようにしています。
正直なところ、毎日の水やりだけでも精いっぱいで、楽しみなはずの収穫もすっかり後手後手になっていたのです。
そんなわけで今日、ようやくまとめて収穫しました。
その中のひとつ、大玉トマト「ピンクホエール」。収穫の時から触ってもやわらかく、明らかに熟してるなぁと感じた子がいました。
早めに食べた方がよさそうだと
朝ごはんに切って食べてみると、

えーっ!!何これ甘い。
というか、
これ、もうフルーツじゃない?
思わずそう言いたくなるくらい、甘くておいしかったのです。
ピンクホエールは、もともとゼリー部分が少なく、皮が薄めで、酸味も穏やかな品種。私の好みど真ん中なのですが、今日の一個は明らかに違いました。もう、感動レベル!
で、食べながら、ふと思ったのです。
私、4年間このトマトを育ててきたけど、このトマトの味を本当に知っていたんだろうか、と。
うん、もう十分食べられるくらい赤くなった。
よし、収穫!
思い返せば、いつもこんな感じでした。
せっかく家庭菜園をしていて、いつ収穫するのか自分で決められるのに、
「このトマトがいちばんおいしい瞬間は、いつなんだろう?」
なんて、考えたことはありませんでした。
実が赤くなれば収穫して、次の実を見る。
次。次。次。まるで流れ作業。
もちろん、たくさん採れたらうれしい。
でも、たくさん採ることだけが、家庭菜園の楽しみではなかったのかもしれません。
せっかく、いつ収穫するかも自分で決められる家庭菜園。
食べものの「いちばんおいしい瞬間」に出会う。
そんな楽しみ方も、家庭菜園の恵みをいただく醍醐味なのだと思います。
完熟トマトがおいしいことは、ずっと前から知っていました。
でもそれは頭でわかっていただけ、あるいは知識として知っていただけだったのだと思います。
今日ようやく、
「ああ、こういうことだったのか」
と、自分の舌で知ったような気がしました。
そして、完熟というものを、自分の言葉と温度で話せるようになったことが、なんだかうれしかったのです。こんなふうに、自分で味わって知ることを、少しずつ増やしていきたい。
知っていると思っていたことを、本当に味わったことはあるんだろうか。
今日のピンクホエールが、そんな問いを残してくれました。
はしさんの企画されている、#私の二十四節気 にゆるっと参加させていただいています。ありがとうございます!
もうひとつの景色 🌿
知識として知ることと、自分で味わって知ること。その違いは以前、一本のお箸からも感じたことがありました。
今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
あなたの今日にも、小さな発見がありますように。

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