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肩書きより現場の実践 ー 映えの罠と余白の処方箋

前多先生といえば、すでに何冊も教育 ICT 関連のご著書を出されている、現場の先生方なら誰もが知っているような凄い先生です。

そんな前多先生が、ご自身の note で「Canva認定教育アンバサダー(通称、キャンバサダー)」に選ばれなかった悔しさを、もの凄くストレートに吐露されていました。

今でも少し痛いです。Canva側の人たちの投稿を見ると、胸の奥がざらっとすることがあります。「ああ、僕はそっち側じゃないんだな」と思ってしまう。

キャンバサダーになれなかった僕が、Canvaの本を2冊出した話|前多昌顕

前多先生本人とお話していても、自己肯定感が低いと自認されていて、これまでも劣等感や悔しさを隠さずに発信されていました… ↑ の記事でも同様に書き連ねなれていますが、その後に続く言葉に、圧倒的な熱量と覚悟を感じたんです。

公式には選ばれなかった。だから、現場で勝手に証明することにしました。それが、僕のCanvaとの付き合い方です。

キャンバサダーになれなかった僕が、Canvaの本を2冊出した話|前多昌顕

この辺りの詳細は、↓ の note 記事で説明されています。

肩書きがないからこそ、現場での実践だけで勝負する。その泥臭くてカッコいい姿に、ただただリスペクトの気持ちでいっぱいになりました。

キャンバサダーとしての自分への問いかけ

ここで、ちょっとわたし自身の告白をさせてください…😅

わたし自身、実は「Canvassador(キャンバサダー)」に認定されています。

だからこそ、前多先生のあの剥き出しの覚悟を読んだとき、胸の奥がツンと痛くなりました。と同時に、強烈な摩擦というか、自分自身への問いかけが湧き上がってきたんです。

公式の肩書きをもらっているわたしは、果たして前多先生ほどの熱量を持って、このような価値ある情報発信が行えているのだろうか?

わたしの心の声

なんだか、勝手に背筋が伸びるような、そんな不思議な感覚になりました… 公式だから凄いわけじゃない。結局のところ、現場の先生や子どもたちのために何を発信できるか、なんですよね。🥺

前作の悔しさを超えるフルカラー

そんな前多先生の 6冊目となる新しい単著が、今年 7月 10日に発売されるそうです。

タイトルは『最も分かりやすく最も役に立つ 先生のためのCanva新ハック66』。

前作の『先生のためのCanvaハック60+α』は増刷を重ねる大ヒットだったそうですが、ひとつだけ「モノクロ印刷だった」という悔しさがあったのだとか。Canva の本なのに色がないのはきつい、というのもめちゃくちゃ共感できます…💦

今回は、念願のフルカラーとのこと。

しかも、当初は前作の改訂版のつもりだったのが、書き始めたら止まらなくなって、66本中 63本が新作(ほぼ別物)になったそうです。もう執念ですよね、これ。🤩

「映えさせなきゃ」という罠

もうひとつの記事で書かれていたのが、Canva を使うときの「無言のプレッシャー」についてでした。

「Canvaを使うんだから、もっと映えるものを作らなきゃいけない」
「もっとデザインを凝って、いいものにしなきゃ」

「もっと映えさせなきゃ」という罠。僕がCanva本で一番伝えたかったシンプルなメッセージ|前多昌顕

これ、めちゃくちゃ分かりませんか?🤔

Canva はテンプレートがおしゃれすぎるがゆえに、先生方も「もっとデザインを凝らなきゃ!」って罠に陥りがちなんですよね。Canva を使いだした人からよく聞こえてくるのは、

  • Canva の売りでもあるテンプレートの多さが仇となり、目移りしてテンプレートを選ぶのに時間がかかる

  • 授業準備の資料を作るときに凝りすぎて、肝心の中身の推敲が後回しになる

といった感じですよね? 誰もが経験しているんじゃないでしょうか😅

でも、前多先生のメッセージはとてもシンプルでした。

「Canvaを使うときは、まずシンプルに作ろう。時間があったら、飾ればいい」

「もっと映えさせなきゃ」という罠。僕がCanva本で一番伝えたかったシンプルなメッセージ|前多昌顕

本当にその通りだと感じます。授業において何より大事なのは、制作の「順番」なんですよね。最初から飾ることに頭を悩ませてしまうと、一番大切な「学びの本質」が二の次になってしまう。

まずはシンプルに中身を完成させて、時間が余ったら飾り付けを楽しめばいい。この順番の提案は、現場の先生方にとっても救いになるんじゃないかな、と思うんです。🥺

デザインの「ぎゅうぎゅう詰め」を防ぐ処方箋

ちなみに… わたし自身が、前多先生の記事にある「もっと映えさせなきゃ」という罠に陥らないように注意しているのは、↓ の本で紹介されているような余白を意識することです。

下手をすると、伝えたい情報を盛り込み過ぎてぎゅうぎゅう詰めになっているデザインが散見されるのですが、本当に載せなければならない情報を精選して、余白でそれらを目立つようにできるといいな、と考えています。

この本に書かれていることを完全にマスターするのは難しいのかもしれませんが、そんな意識を持つだけでも作り出すデザインは変わってくると思うんです。

Generated by 🍌Nano Banana 2 (Gemini)

ぶっちゃけた話、ぎゅうぎゅう詰めにしても、余白のあるデザインにしても、授業で話す内容は変わらないことがほとんどでしょう。それなら、ただのスライド朗読会のようになってしまう前者のデザインより、すっきりして伝わりやすい後者のほうが良いのではありませんか?😘

まずはシンプルに、飾るのは最後

前多先生の新刊には、先生が毎日小学校の現場で使い倒す中で、「これは本当に授業や校務で効果がある」と厳選したハックだけが載っているそうです。授業で使わない機能はあえて 1つも載せていない、という割り切り方も素晴らしい。

複数の人で事例を持ち寄った本ではなく、前多先生が 1人で全部を書き下ろしているからこそ、一貫した「現場の手触り」があるのだと思います。

肩書きではなく、圧倒的な実践から生まれた 1冊。

発売日は 2026年 7月 10日予定とのこと。前多先生は note の中で ↓ のように吐露されています。

一瞬でいいから、1位の景色を見たい」と書かれていました。キャンバサダーに選ばれなかった僕が、現場からどこまで届くのか見てみたい。

キャンバサダーになれなかった僕が、Canvaの本を2冊出した話|前多昌顕

わたしもキャンバサダーの 1人として、そして何より前多先生の実践のファンとして、その景色を一緒に見てみたいと感じています。

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