【⚾️】キミがいなくちゃ│2026/5/4 千葉ロッテマリーンズ現地観戦記
2026年5月4日のオリックス・バファローズ対千葉ロッテマリーンズ戦(京セラドーム大阪)の観戦記録です。
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「休む」ための遠出
マリーンズ大阪遠征2日目。1軍のバファローズ3連戦は今日からだが、昨日までは2軍のバファローズ戦が舞洲で行われていた。そのため、両軍の試合を見るために前乗りしているというわけだ。今日はナイターなので試合までは時間がある。とはいえ、大阪にはもう何度も来ているので、観光地という観光地はだいたい網羅している。そして、ゴールデンウィークで混雑しているのは目に見えている。そうなればやることは心身の回復だ。時間を気にせずゆっくり起きて、日帰り銭湯でリラックスしたところであっという間に夕方。京セラドームへ出陣だ。


最後に託された手綱
程なくして本日のスタメンが発表。マリーンズは昨日の試合で2桁得点をあげてここから巻き返そうという中、小島和哉選手が1か月ぶりに出場する。開幕から2試合を投げたが5回を持たずに降板。再調整となって以降、浦和や戸田のマウンドでいつも通り投げつつけてきた。その間のマリーンズの先発陣はというと、ローテーションの中心であった種市篤暉選手がアキレス腱を断裂し早くも今季絶望。侍ジャパンにも選ばれ、MLBに近づく足掛かりの年になると思っていただけに悲しみは大きかった。田中晴也選手も調子が上がらず、木村優人選手や石川柊太選手も2軍から戻ってこない。こうなれば、これまでずっとローテーションを引っ張ってきてくれた彼の力が必要だ。

「エース」の意地とプライド
小島選手の様子は今年序盤のそれとは全く違っていた。投げ終わりのパチンというキャッチャーミットの音がこれまでよりも勢いがある。本来のストレートの威力が戻ってきている。相手からすれば振っても差し込まれてファウルになってしまう。2桁勝利をあげた年の様な良かった時の投球で、あれよあれよと4回を完全投球で抑える。その後、5回裏に一死1・3塁のピンチを作るもここからが見せ場。直球の調子の良さが炸裂し、西野真弘選手をフライに打ち取り、若月健矢選手もゴロに打ち取った。

小川選手がセカンドゴロを捌くと、小島選手がギュっと拳を握った。味方の好プレーもあったが、今日は弱々しい表情もなく自信に満ち溢れている様だった。長年ローテーションを守り、何度も開幕投手をこなしてきたエースとしての意地を見た。

気を吐いた「おかえりなさい」組
小島選手は今日の試合で2軍から合流後すぐに良いパフォーマンスを発揮した。しかしそれは一緒に昇格してきた髙部瑛斗選手や中森俊介選手も同様だった。
髙部選手は代打で途中出場し、2打数2安打。昨日の舞洲のスタメン野手陣で唯一途中交代したのは今日戻ってくるからだったのか。浦和で頑張っていた選手が1軍で躍動するのは嬉しいし、本人にもチームにも良い影響になっていると思う。サブロー監督も元2軍監督ということで、それを分かった合流した選手を積極的に起用する傾向かがある。外野手に失策が出た直後というのもあり、大きな大きなアピールになった。



中森選手はこれが10か月ぶりの1軍。去年はリリーフとして活躍しオールスターにも選ばれたものの、その後は怪我で投げることはなかった。今季も最初は出遅れたが2軍で好投を続けて戻ってきた。期待に応えるかの様に三者凡退に抑え、好フィールディングも披露した。まずは第一歩。昨年証明した力をこれから再び出してくれることだろう。



人の心を打つ姿とは

最終的にマリーンズは0封負け。小島選手は6回に甘く入った球を仕留められて失点。3点(自責2)を失ったが、7回は無失点。107球の気迫溢れる熱投を披露した。一方で打線は上手く噛み合わなかった。走者を2塁に進めるが、その時のアウトカウントはいつも2つ。好機でのゲッツー、エラー、打球が当たって守備妨害とツイていなかった。チームとしては8本のヒットが出ているが、得点源の選手達にもその1本が欲しかった。
今はゴールデンウィーク。たくさんの子供達がスタジアムに来ている。彼ら彼女らの期待はホームランや三振だが、そこに至るまでの一挙一動もしっかりと脳裏に焼きつくもの。マリーンズの選手達のがむしゃらで一生懸命なプレーも記録以上に、多くの人の記憶に残っていって欲しい。
