プロテインだけの置き換えは、どんどん代謝が下がる原因にvol.1116
どうもTOMです
少しテーマが古いと思われるかたもおられるかもしれないですし
そんなことはないって人もいるかもしれません
「プロテインって飲んだほうがいいんですか?」
「プロテインって置き換えでいいんですか?」
という質問。どちらも若干前提条件が変わってきますが
書ける範囲で記事にしてみようと思います。
2400文字位なので、ちょっと長いですw
で、運動指導者として活動する中、
ダイエットを指導させていただく中でも、
これは本当に何度もいただいてきた質問です。
結論から言うと、
目的や状況によって異なるので、
常にメリットとデメリットを考えて、
自分の目的に合わせる必要があると思います。
回りくどい言い方ですが、本当にそうなんですよねw
まず大前提ですが
食事で「必要量」を確保したい
厚生労働省が推奨している日本人の1日のたんぱく質の目安は、
およそ60g(ざっくり)と言われています。
まず大前提として(何度も言いますが)
ここはできれば食事で確保してほしいのが正直なところです。
ただ一方で、
食事でなかなかたんぱく質が取れない
加齢とともに高齢になるにつれて、
お肉や魚が胃にもたれて消化がしんどくなる
生活的に、そもそも食事が整いづらい
色々と事情はありますからねw
そういった場合は食事をベースにしつつ、必要に応じてプロテインも使う。
ただしここでも、メリットデメリットは必ず存在します。
で、本題。
プロテイン置換すれば痩せる?」への答えは
「プロテインの置換をすれば痩せるのでしょうか???」
という話ですが、
先程も言ったように、
ダイエットでまず大事なのは栄養状態を高めることです。
そしてそもそも、
カロリーにおいてマイナスを作る必要がある。
でも体が元気じゃなかったり、
いわゆる不健康な方法だと、
どんなにアンダーカロリーで
摂取カロリーを抑えていても、
ダイエットは失敗につながりやすいです。
でここでもし
「主食である食事」をプロテインに置き換えることを考えたとき。
個人的には
やはり代謝が下がっていく方向に働きやすいと思っています。
なぜ代謝が下がりやすいのか?(理由はシンプル)
理由は、とってもシンプルで
糖質や脂質に比べて、エネルギーになりにくい正確には、
(なりづらい)からです。
本末転倒だと思いません?
運動をしたり、筋トレをしたり、
代謝を上げようとしている中で、
消費しやすい体に体質から変えようとしているのに。
プロテインの置換を続けることで、そもそも体が「使えるエネルギーがない」状態に陥りやすくなって、結果として省エネになってしまう。
これが、僕の現場感覚としての結論です。
誤解が出やすいので、ここは強調しておきます
誤解を招くといけないので、あえて言い換えておくと、
たんぱく質は超重要です。
ギリシャ語の語源でも「最も重要なもの」と訳されますので。
でここである反論として
「糖新生があるから置換でもいいのでは?」
という意見について
「いやいや糖新生として、人の体は肝臓と腎臓でたんぱく質を分解して糖を作り出して、脳や体を動かすためのエネルギーがあるんだから、別に置き換えもいいんじゃないの??」
という意見。
確かに、
糖新生に関しては、
僕のスタンスとして現段階では推奨していない方向で情報発信もしていますし、現場でもそのように伝えています。
ただ、
じゃ糖質制限を推奨している人を
全否定するのかというと、それは全く違う話で。
やはり、物事にはメリットデメリットありますから
ただ、スタンスが違うというか
そして、糖新生におけるメリットとデメリットを考えた上で、
僕は今の考えに着地している。
というところですかね
糖新生の「メリット」もある。
でも「デメリット」もある
糖新生って
シンプルに言うと
極端に糖質を制限している状態でも、
体のアミノ酸などを活用して、ある程度長時間の運動ができたり、脳や赤血球にエネルギーを供給することはできます。
ただ、デメリットもはっきりあります。
それが、筋肉の分解が起きやすい
糖新生の原料はアミノ酸ですからね
もう一つは、
コルチゾール(ストレスホルモン)が増えやすいですかね
低糖質な状況だと、低血糖も起きやすいし
血糖を維持しようとしてコルチゾールが出やすい。
これが続くと疲労が増したり、
回復が落ちたり、
結果として代謝が下がる方向にいきやすいです
じゃあ結局、プロテインは「材料」であって「主エネルギー」じゃない??
ここで話を最初に戻しますが、
たんぱく質はどちらかと言うと体の材料、この考えでいいと思います
糖質や脂質のように、
エネルギーとしてバンバン使う前提の栄養素ではありませんのでw
代謝経路がシンプルに複雑なので、
エネルギーとしても消費してしましますし
さらに、分解の際にアンモニアが発生して、
それが尿素に変換され、腎臓でろ過されて排出され、
過剰な場合は、腎臓にも負担はかかりますからね。
結局のところは
糖質や脂質に比べると、エネルギー効率は悪い
ここに着地します。
「全部が全部エネルギーとして使えない」
という言い方の方が、体感として近いかもしれません。
でも何度も言うように
トータルで見れば、
プロテイン置換に寄りすぎると、
体はやはり省エネモードになり、
エネルギーを消費しない方向にシフトしちゃうことが多いのかなと思います。
まとめですが、
マーケティングに流されず、目利き力はやはり必要だと思います。
ドラッグストアに行けば、
プロテインの置き換えダイエットの広告や戦略はたくさんありますが、
これもいつも言っているダイエットにおける目利き力。
しっかりと養っていきたいですし、
やっぱり何事にも
過ぎたるは猶及ばざるがごとし
ですね。
最後は論語からの言葉で締めくくりましょー
ではでは〜
