見出し画像

AIと筆談する――手書きメモで英作文の勉強

最近お気にいりの勉強法

Obsidianでノートを作ることにはまっていた頃、手書きの方が学習に向いていると、何かの本で読みました。

けれど当時は、

いちいち手で書くのは面倒だし、あとから検索もできないじゃん。

と思い、試してみようともしませんでした。

そんな私が、ふとしたきっかけで鉛筆に回帰しつつあります。そのことは、以前の記事にも書きました。
そして最近は、手書きのメモをAIに見せながら勉強しています。

キーボードで質問を入力するというより、紙に書いたものを見せて、返ってきた答えをまた紙に書く。紙を間に置いて、AIと筆談しているような使い方です。

今回は、会計について英作文したときのメモを例に、実際にどのような流れで勉強しているのかを書いてみたいと思います。

AIと筆談

では、実際にどうやって筆談しているか、今回の英作文を例に書いていきたいと思います。
今回、英語で書いてみようとしたのは、次のような内容です。

C2Cマーケットプレイス事業者は、多くの現金を保有する傾向がある。販売者が、売上金をすぐに銀行に振り込まず、出金手数料を避けるために、プラットフォーム内の口座へ残しておくことが多いからだ。

自分のつたない英文で恐縮ですが、まずは自力で、こんなふうに書いてみました。そしてこのノートの写真をAIに見てもらいます。


オリジナル(かなりぎこちないです・・・)

すると、文法的におかしいところや、表現としてぎこちないところについて、AIからいろいろと指摘を受けます。

私は、その指摘を一度、元の英文へ添削する形で書き込むことにしています。

これは何度かやってみて気づいたのですが、AIからもらった修正版をそのまま書き写してしまうと、自分の英文のどこが、どのように直されたのか意識しにくくなるからです。

さすがに赤ペンを入れるのはAIには任せられないので、その役は自分でやることになります。今回は、青ペンですが・・・。

添削版

かなり直されました。
ほかの人がこのページだけを見ても、少しわかりづらいかもしれません。ただ、実際に自分で書き込むと、どこがどのように修正されたのかを、添削する過程で確認しやすくなります

添削を書き込んだら、もう一度、自分で書き直します。
このときは、できる限り修正版を見ずに、記憶を頼りに復元するようにしています。
また、気づいたことやよく分からなかった表現などを余白に書き込むのもありだと思います。
こうした書き込みがパソコンだとやりづらいことも、私が手書きに回帰した理由の一つです。

清書版

別に色を変える必要はないと思いますが、緑色のフリクションペンを見つけて買ったので、愛用しています。

基本的に、AIは私が最初に書いた英文の言い方をなるべく残しながら添削してくれます。

一方で、「こういう言い方もあるよ」と、別の表現を提案してくれることもあります。
その中で気になったものは、実際に自分の手で書き、少しでも手になじませるようにしています。

別の表現

ずいぶん効率の悪いやり方だと思われるかもしれません。
それでも、実際に手を動かして書くと、キーボードで打ち込んだだけの表現よりも、少し印象に残りやすい気がしています。
適度な効率の悪さは、かえって頭を素通りせず、記憶に残りやすくするのかもしれません。

まとめ:キーボードだけがAIの入口ではない

手書きの英作文をAIに見せてみて、まず驚いたのは画像を読み取る能力の高さでした。

決してきれいとはいえない字で、修正や書き込みも混ざったノートでしたが、AIは英文を読み取り、文法や表現についてかなり細かく指摘してくれました。

それなら、AIに相談するときの入口は、必ずしもキーボードでなくてもよいのかもしれません。

考えていることを文章としてきれいにまとめ、プロンプトとして入力してから相談するだけではなく、まだ整理されていない手書きのメモをそのまま見せる。
そうすれば、考えが形になる前の段階からAIとのやり取りを始められます

一方で、AIがすぐに修正版を出してくれるからといって、それを読んで終わりにすると、知識が頭を素通りしてしまうこともあります

自分で元の英文に修正を書き込み、お手本を見ずにもう一度書き直し、気になった表現を手で書いてみる。
そうした身体を使う作業や、少し面倒な手間が、知識を自分の中にとどめるためには必要なのかもしれません。

AIによって、相談を始めるまでのハードルは下げられる。
けれど、学んだことまでAIに身につけてもらうことはできません

だから今のところ私は、AIに相談にのってもらいながら、あえて手書きという少し効率の悪い作業を間に挟んでいます。

キーボードを使わずにAIへ相談し、手を動かして自分の中へ戻す。

そんなAIとの筆談が、最近のお気に入りの勉強法です。


この記事から何か一つでも、新しい切り口を持ち帰っていただけたらうれしいです。
英語や数学、ファイナンスなど、その時々で引っかかったことについて書いています。気になるものがあれば、ほかの記事ものぞいてみてください。


過去の記事

なぜ、英語を学び直そうとしたのかのきっかけを書いています。あまり高尚な理由ではありません。

なぜ手書きを好むようになったかについて書いています。

苦手な短期トレードで、自分にあったルールを模索している様子を現在進行形で書いています。


いいなと思ったら応援しよう!

ToDo | わからんもんコレクター 学びながら書いています。面白いと思っていただけたら、チップで応援していただけると励みになります。

この記事が参加している募集