高山病の不安と、ウユニの奇跡と、ラパスの空の上で ―🌏第21週の物語
KITAMURA FAMILY 5人家族の世界一周記↓
砂漠の乾いた風の中で過ごした第20週は、
家族にとって“試される時間”だった。
ラセレナの海で遊んだ日々が遠く感じるほど、
サンペドロではセナの高熱、
宿探しの不安、
カード紛失、
ATMの問題、
そして標高の高さがじわじわと体力を奪っていった。
それでも、
向かいのおじさんの優しさに救われ、
少しずつ回復していくセナの姿に胸を撫で下ろし、
夕陽を眺めながら
「ここまで来られた」と静かに実感する夜があった。
そして、
ついに家族はウユニへ向かう準備を整える。
砂漠の入口で過ごした数日は、
まるで“嵐の前の静けさ”のようだった。
試練の連続の先に、
何か大きな景色が待っていることを、
家族全員がどこかで感じていた。
第20週目の様子はこちら↓
第21週は、
その答えが姿を現す週になる。
ウユニ塩湖のサンライズ、
空と大地が溶け合うリフレクション、
そしてラパスの空の上を走るロープウェイ。
砂漠の試練を越えた家族に、
新しい景色と、新しい余白が訪れる。
第21週は、
「ウユニの奇跡が家族を包み、
次の大陸への扉が静かに開く週」。
旅はまた、
大きく景色を変えながら続いていく。
🇯🇵→🇺🇸→🇲🇽→🇨🇷→(🇨🇴)→🇧🇷→🇧🇴→🇦🇷→🇨🇱→🇧🇴now
11/17 回復の兆しと、野犬の恐怖
セナの熱は出なかった。
ただ、お腹の調子はまだ分からない。
朝はリンゴジュースとヨーグルト、丸パン半分。
どこか“お腹のことを気にして食べられない”様子。
午前中、公園まで散歩。
セントロへ向かい、ウユニ用の子どもサングラスを探し、
宿代を下ろしにATMへ。
昨日ほどの疲労感はないが、
まだ長くは歩けない。
午後はテレビとカードゲーム。
早めにシャワーを浴びて洗濯。
夕方スーパーへ水を買いに行った帰り、
突然、野犬に襲われた。
ペットボトルを怖がっていたが、
狂犬病の可能性が頭をよぎり、背筋が冷える。
何とか追い払う。
夕食はご飯とポテトとさつまいも。
セナが食べられた。
明日はきっと大丈夫。


11/18 標高4800mの世界へ。家族で温泉に入った日
早朝6時40分、宿を出発。
セナは起きられなかったが熱はなし。
ツアー客は15〜16人。
マイクロバスでチリ国境へ向かう。
すでに標高は富士山越え。
出国手続きは混雑し、
外で朝食を食べながら待つ。
セナはパイナップルと少しパン。
チリ出国もボリビア入国も問題なし。
ただし手荷物手続きはWi-Fiが弱く激混み。
うんざりしながらも係員に助けられ解決。
そこから標高4800m付近を巡る旅が始まる。
• Laguna Blanca
• Laguna Verde(氷が張っていた)
• サルバドール・ダリ砂漠
• ポルケス温泉 → セナのテンション爆上がり。家族全員で入れた最高の思い出。
• Sol de Mañana 間欠泉(硫黄の匂いが強烈)
• Laguna Colorada → セナは車で休憩。モアさんは自分と一緒に上のルート、妻とウカは下のルート。風が強く寒いが絶景。赤・白・黒の湖、そしてフラミンゴ。
• Laguna Capina(車窓から)
宿に着いてからも一悶着。
プライベートルームが取れておらず、
ダブル+シングル+シングルの部屋に落ち着く。
Wi-Fiは10ボリ。
セナは疲れ果て、夕飯も食べられず寝てしまった。
ウカとモアさんは元気。
それだけは救い!
お湯も出ないためシャワーは浴びず就寝。




ランドクルーザーに乗り換えて出発🇧🇴


氷が張って寒かった🥶

何とかセナも頑張れた👍



セナは自分で歩いて温泉に浸かる✨


上道🛣️

下道で合流🛣️
11/19 車の故障と、バックパック紛失と、奇跡の発見
ダウンを着て寝たので、朝は暑くて目が覚めた。
頭が痛い。
セナは布団の外で寝ていた。
暑かったのだろう。。
朝食はパンケーキ。
セナも食べられた。
ピーニャジュースも飲めて元気が戻る。
9時前に出発。
本日は、
• ワールドカップロック → 最高。子どもたち全員が石を積んだりして遊ぶ。
• ラクダ岩
• 石の街
• Laguna Vinto
• ミステリー湖へのハイキング
• アナコンダ渓谷
• Sora湿原
• 廃村Julaca
へ立ち寄る。
宿へ向かう途中、車のバッテリーが上がり足止め。
後ろから来たツアーのガイドさんとブラジル人パパが助けてくれ、
なんとか走り出すも、すぐにまた止まる。
「ナイフない?」と言われるが持っていない。
すっかり暗くなり、
最後は別の車に乗り換え、荷物も移動して宿へ。
到着後、ウカのバックパックが無いことに気づく。
ガイドは車には「ない」と言うが、AirTagで探すと
乗り換えた車の屋根の荷台に置き去り。
無事見つかって本当に良かった。
バタバタで夕飯はあまり食べられず。
セナとウカはシャワーで眠くて泣きまくり。
結局ゆっくり浴びられず。
スマホ充電を待って、23時半に消灯。










11/20 ウユニ塩湖のサンライズと、復活の兆し
朝4時半起床。
荷造りして出発。
• ウユニ塩湖のサンライズ
少し水が張っていて、
日の出とともにリフレクションが広がる。
セナは日の出後に起きて、ココアとコーンフレーク。
• インカワシ島(巨大サボテン)
セナもウカも歩けたが、厚着で暑く喉が渇く。
飲み物を持っていかなかったため大変だった。
最後にチケットセンターでステッカーを貼る。
• トリックフォト撮影
ガイドのおっちゃんの腕はイマイチ。
せなは車で寝て不参加。
モアさんと塩でキャッチボール。
• 塩のホテル(博物館)
• 国旗の森 → ホテルは改装中。モアさんは旗に名前とビタミンくんを描く。
• Colchani村(お土産) → 塩、キーホルダー、子どもポンチョ、家族の手袋を購入。モアさんが「ポンチョ欲しい」と言ったのが嬉しい。寒さ対策のため購入。
• 列車の墓場 → ブランコ、よじ登り、子どもたちは大はしゃぎ。セナも復活。
昼はアルパカ肉。
セナが気に入り、たくさん食べた。
そして 3日ぶりに良いうんち。
何より。
夜はウユニの日本食屋でトンカツ定食。
セナは寿司が売り切れで大泣きしたが、
唐揚げ定食をもりもり食べて完全復活。
ウカは眠くて機嫌悪し。
帰って歯磨きして、チビーズはすぐ寝た。

下は全部塩😂

乾季のため一面ではないけどこれはこれで良い😊






風の影響でこのような形になるそうです👍









ガイドのおっちゃんありがとう😭

11/21 ゆっくりの朝と、歩いて向かったバスターミナル
朝はゆっくり。
セナが早起きしてYouTubeを見に来た。
朝食は美味しく、
150ボリ追加で17時チェックアウトに変更。
助かった。
昼はパパス、ローストチキン、アロス、クロワッサン。
ゆっくりしてからチェックアウト。
TAXIは捕まらず、歩いてバスターミナルへ。
途中でパフェを食べる。6ボリ。
全部で30ボリ。
バスはオンタイムで出発。
広くて快適。
ぐっすり眠れた。





11/22 ラパスの空の上を走るロープウェイ
6:30頃ラパス到着。
冷えて寒い。
Uberで宿へ。
早朝チェックインできて助かった。
少し休んでからカフェで朝食。
パンケーキが美味い。
その後ロープウェイへ。
カードを100ボリで購入し、残りをチャージ。
空の上を走る景色は絶景。
途中セントロの公園に寄り、48ボリ。
子どもたちは楽しそう。
せなセナは完全復活。
モアさんは少し頭痛。
帰りに駅でパパス10ボリ。
美味い。
夕飯はサンドイッチ。
シャワー浴びず早めに就寝。







11/23 日本人移民資料館と、ボリビアンカット
朝食はホテルで。
バナナ、パン、コーヒー、ティー。
Uberで日本人移民資料館へ。
イハラさんから説明を聞きながら見学。
その後、子どもが遊べる「ダンボ」へ。
コーヒーフロート的な飲み物が甘すぎず良かった。
イハラさんと別れ、
頃合いを見て再びロープウェイへ。
ファーマシーでおやつとおしり拭きを購入。
宿に戻り、
セナと2人で散髪へ。
1人30ボリ(約672円)。
ボリビアンカット完成。




第21週まとめ
― ウユニの奇跡と、ラパスの空の上で ―
第21週は、
砂漠の試練を越えた家族に、
“ご褒美のような景色”が次々と訪れる週だった。
ウユニ塩湖のサンライズ。
薄い水面に映るリフレクションは、
空と大地の境目を消し、
まるで別世界に迷い込んだようだった。
セナがココアを飲みながら少しずつ元気を取り戻し、
モアさんは塩の上でキャッチボールをして笑い、
ウカも列車の墓場でよじ登って遊ぶ。
「ここまで来てよかった」
その思いが胸に満ちる朝。
ウユニの街では日本食に癒され、
長距離バスに揺られてラパスへ。
ラパスでは、
空の上を走るロープウェイに乗り、
街を見下ろす景色に息を呑む。
標高の高さを忘れるほどの絶景。
旅がまた新しい段階に入ったことを感じる時間だった。
セナは完全復活し、
モアさんは少し頭痛がありながらも、
家族は次の目的地へ向かう準備を整えていく。
そして週の後半、
旅はさらに大きく動き出す。
湖を渡り、
国境を越え、
ペルーへ。
太陽の島と月の島を横目に、
ボートで湖を渡り、
穏やかな国境を通り抜け、
アンデスの山々へ向かう。
第22週の予告
― 湖を越え、国境を越え、そしてインカの都クスコへ ―
第22週は、
ボリビアからペルーへ、
“国境を越える旅”が中心になる。
コパカバーナの湖畔を歩き、
太陽の島と月の島を遠くに眺め、
ボートで湖を渡り、
穏やかな国境を通過する。
ペルー側では、
セナが職員に可愛がられ、
香港人の旅人にステッカーを渡し、
旅の温かさを感じる瞬間がある。
そしてクスコへ。
標高の高さに身体を慣らしながら、
街を散策し、
サンドイッチやクロワッサンを食べ、
ドルとソルを下ろし、
旅の準備を整えていく。
しかし、
ここでも“旅の現実”は容赦なく訪れる。
Wiseカード紛失。
ATMで吸い込まれたのか、落としたのか…。
胸がざわつく時間。
それでも、
銀行で奇跡的にカードが見つかり、
胸を撫で下ろす。
そして週の後半、
旅はさらに深まる。
クスコ周辺の遺跡群、
段々畑、
太陽の神殿、
ピサックの風、
そして――
レインボーマウンテンへの挑戦。
標高5036mの世界で、
家族はまたひとつ大きな景色を見ることになる。
第22週は、
「インカの歴史と、家族の挑戦が重なる週」。
旅はまた、
大きく景色を変えながら続いていく。
ここまで読んでくださりありがとうございます。
この物語の続きを楽しみたい方は、ぜひ次回の記事もご覧ください😊
旅をしていると、
景色だけではなく、
・進むか休むか
・引き返すか続けるか
・攻めるか守るか
そんな“小さな判断”の連続でした。
特に南米旅では、
高熱、
高山病、
カード紛失、
宿トラブル、
移動疲労…
「正解探し」ではなく、
“今の状態を見る力”
が何度も必要になりました。
今回の旅で感じた
「旅中の判断の整え方」は、
こちらにまとめています👇
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