【完全版】壊れる前に、環境を変えるー家族5人で世界を回るまでの判断軸ー
はじめに|この旅は「勢い」ではありません
・このままでいいのだろうか
・でも、大きく変えるのは怖い
・家族がいるから簡単には動けない
・今の選択を続けた先に、後悔しないと言い切れるか分からない
そんな感覚を、
ずっと抱えたことはないでしょうか。
私たちも同じでした。
だからこの旅は、
「世界を見たかった話」ではありません。
“人生が壊れる前に、
一度立ち止まった話”
です。
そしてこれは、
旅だけに使える話ではありません。
仕事も、
子育ても、
体の不調も、
生き方も。
人は、
壊れる直前になると、
「もっと頑張るべきか」
「一度止まるべきか」
で迷います。
このnoteで書くのは、
“壊さないために、
どう判断したか”
その構造です。
この旅は、
「世界一周に行こう!」という
ひらめきやノリから始まったものではありません。
むしろ、
「何を守り、何を壊さないか」
その判断を積み重ねた結果でした。
そしていくつもの違和感と問いが、
同じ方向を向き始めた結果でした。
誰かに背中を押されたわけでも、
SNSで見た旅に憧れたわけでもありません。
ただ、
「このままでいいのだろうか?」
という問いが、
ある日から無視できなくなった。
その積み重ねが、
家族5人での世界一周という選択につながりました。
このnoteでは、
旅のノウハウやルートはほとんど書きません。
代わりに書くのは、
どう考え、どう判断し、どう決めたのか。
その判断軸を、
できるだけ正直に残します。
第1章|「治そう」としなかった長女の違和感
旅の一番最初のきっかけは、
長女が不登校気味になったことでした。
大きなトラブルがあったわけではありません。
でも、はっきり分かったことがあります。
今の環境が、合っていない。
病名をつける必要も、
原因を一つに絞る必要も感じませんでした。
体と同じで、
壊れていないのに
修理を始めると、
かえって迷子になる。
だから私たちは、
• 正そうとしない
• 無理に戻そうとしない
• でも、放置もしない
その代わりに、
環境を丸ごと変えるという選択肢を残しました。
第2章|「いつか行こう」は、もう信じられなかった
コロナ禍で、
世界は一瞬で閉じました。
さらに、
ロシアとウクライナの戦争。
それまで
「世界はいつでも行ける場所」
だと思っていた前提が、完全に崩れました。
ここで一つ、はっきりした判断があります。
世界は、常に開いているわけではない。
「落ち着いたら」
「子どもが大きくなったら」
「もう少し貯金してから」
その前提自体が、
いつ崩れてもおかしくない。
だから私たちは、
条件が揃うのを待つ判断を捨てました。
第3章|多様性は「教えるもの」ではなかった
子どもたちに
多様性を感じてほしい。
これは教育的な理想ですが、
旅に出てから分かったことがあります。
多様性は、
教えるものではなく、体験するものでした。
• 言葉が通じない
• 価値観が違う
• 不便
• 怖い
• でも、優しい
その全部を含めて、世界。
正解を説明するより、
揺らぐ経験をさせる。
これもまた、
「教えすぎない」という判断でした。
第4章|人生の半分を過ぎた実感
正直に書きます。
自分自身も、
「世界を見ずに死ねない」と思いました。
立派な理由でも、
綺麗な動機でもありません。
ただ、
このまま行かなかったら、
ずっと引っかかる。
親だから我慢する。
家族のために後回しにする。
それも一つの選択です。
でも今回は、
自分の人生も一緒に連れて行く
という判断をしました。
第5章|夫婦でズレていなかったこと
幸運だったのは、
妻と以前から
「世界一周したいね」と話していたこと。
突然の思いつきではなく、
何年も前から共有していた価値観でした。
判断が早かった理由は、
準備が整っていたからではありません。
ズレを放置してこなかった。
迷ったときほど、
一人で決めない。
これも、
旅の大事な判断軸でした。
第6章|家を手放すという選択
湘南のマイホームを手放す。
周囲から見れば、
大きな決断だったと思います。
でも私たちにとっては、
「家=正解」という前提を、
一度外しただけでした。
家は守るものでもありますが、
同時に縛りにもなります。
守るものを一つ減らすと、
選択肢が増える。
お金は目的ではなく、
通行証のようなもの。
そう位置づけ直しました。
第7章|「神様が言っている気がした」の正体
よく聞かれます。
「勢いですか?」
「覚悟がすごいですね」
実感は、少し違います。
• 理屈
• 感情
• 状況
• 直感
それぞれが、
同じ方向を向いた瞬間。
それを
「神様が言っている気がした」
と表現しているだけです。
無理に踏み出した感覚は、
ありませんでした。
第8章|「今しかない」を優先した旅程
若いうちにしか行けない場所。
長女が行ってみたい国。
効率や最短ルートではなく、
今を逃したら行けない場所
を優先しました。
未来の最適解より、
今の最適解。
これは、
体のセルフケアと同じ考え方です。
私たちはこの旅を、
「行くか/行かないか」で決めていません。
本当に向き合っていたのは、
行かなかった場合に、どんな自分が残るかでした。
安全で、安定していて、説明しやすい人生を選んだあとに、
心のどこかで「本当は違ったかもしれない」と
思い続ける自分を、引き受けられるかどうか。
この問いに、はっきり「はい」と言えなかった。
だから私たちは、不安を消す選択ではなく、
後悔を先送りにしない選択をしました。
——ここから先は有料です——
すでに公開している
「旅のマインド」や
「1週間の家計簿」は、
この判断軸があったから成立しました。
あれらはノウハウではなく、
判断の結果です。
※ここから先は、
勢いや精神論ではなく、
誰でも使い回せる「判断の構造」を具体的に書いています。
私たちが実際に行った
不安の仕分け方と
判断軸の作り方を具体的に書いていきます。
• 不安を「消すもの」と「引き受けるもの」に分ける方法
• 決断前に必ずやった問いの立て方
• 判断したあと、後ろを見なくなった理由
• この判断軸を、日常にどう使い回しているか
旅の話ではなく、
判断の再現性の話です。
ここまでは、
私たちが「どうやって決めたか」を書いてきました。
次の章で
あなた自身が同じ判断をするときに、何を問い、何を残すか
その構造を具体的に解いていきます。
このnoteは、
旅に出るための記事ではありません。
会社を辞める方法でも、
夢を叶える話でもありません。
「人生の分岐点で、
何を基準に判断するか」
その構造を整理したnoteです。
だから、
・転職
・移住
・不登校
・休職
・離職
・挑戦
・子育て
・働き方
すべてに使い回せます。
ここから先は

整える基準を取り戻す ― 体・旅・人生の判断軸全集
体を整えるときも、人生の選択に迷うときも、本当に必要なのは「正解」ではなく自分の判断軸です。 このマガジンでは、理学療法士としての臨床経…
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