【BTS】バンタンと韓国民謡『아리랑』を振り返ろう【ARIRANG】
BTS5thアルバムは『ARIRANG』!
というわけで、この単語はいきなり世界的に脚光を浴びました。今、世界中のARMYが韓国民謡『아리랑(アリラン / Arirang)』について、必死で調べております。

バンタンは前に韓国文化を広めた功績で勲章貰ったことがあるんですが、もっかい貰ってもいいですね!
バンタンが歌ってきた『아리랑(アリラン / Arirang)』については、以前別の記事で触れたことがあるのですが、懐かしくなったのでこの機会に振り返ってみたいと思います。
BTSが歌った『아리랑』を振り返ろう
バンタンは過去に何回かこの歌を歌っています。場面としては韓国代表として世界に出してる感があって、「アリラン=韓国魂」なんだなと感じます。
2014年のロシア文化交流
モスクワ韓国文化観光大祭典祝賀コンサートです。2014年のロシアに、一周年を迎えたばかりの幼バンタンによる韓国民謡が響き渡るとか、ガチ異文化交流ですね。
この頃はまだ単独ワールドツアーとかはできなくて、KCONなどの共同ツアーやこういうイベントのタイミングで海外露出してた印象です。
「モスクワ韓国文化観光大祭典」は韓露国交正常化24周年を記念して企画されたイベントであり、多様な韓国の文化を知らせる場になると期待されている。
防弾少年団は韓国の歌手として唯一招待され、ロシアでの人気を実感させた。彼らは3泊4日の日程でモスクワに滞在し、祝賀コンサートとK-POPカバーダンス大会の審査など、様々なスケジュールをこなす計画だ。
KCONに馴染みのない若ARMYはこちらをどうぞ。
ちなみに主催してたのがCJ ENMで、HYBEと組んでオーディション番組からENHYPENを送り出し、一緒にBELIFT LABを作ったとこです(今はHYBEが買い取って完全子会社化)。前に組織図作った時調べたわ。
KCONとは
K-POPショー+韓流文化体験会みたいな、大型カルチャーイベント

2016年のフランスKCON
「KCON 2016 France×M COUNTDOWN」のオープニングパフォーマンスと、その時の [BANGTAN BOMB]。多分これが一番有名ですよね( *´艸`)
同日のコンサートには、洗練した正装韓服を着て登場したスーパージュニアのメンバーであるイトゥクが司会を務める中、シャイニーやF(x)、防弾少年団、ブロックビー、I.O.I、FTアイランドなどの韓流アイドルグループが総出動した。最初の舞台では出演歌手全員がKポップバージョンに編曲した「アリラン連曲」を初公演した。
ちなみにこの時演奏した「アコー・アリーナ」には、2年後のLYツアーで凱旋しています。
今年はARIRANGツアーで「スタッド・ド・フランス」へ降臨ですね。パリよ、バンタンを迎えるがいい!!
2016年の国立中央博物館プロモCD
この時CJ E&MがKCON用に制作したVer.を元にして、文化体育観光部支援の下スタジオ録音盤が作られ、韓国の国立中央博物館でプロモーションCDとして無料配布されたことがあるそうです。お宝!!
メドレーとバンタンだけの音源がある気がしますが、詳細がわからず。
防弾少年団は2016年パリKCONで「アリランメドレー」を初めて披露したことがある。このメドレーのスタジオ録音版は2016年10月9日ハングルの日に国立中央博物館で無料で配布されたプロモーションCD「Arirang」に収録された。

神よ日本語字幕をありがとう……!
当時を知るARMYの証言はこちら。ちなみに『아리랑』がユネスコの人類無形文化遺産に登録されたのは、2012年です。
この曲は、ユネスコの人類遺産としてのアリラン(最も代表的な韓国の伝統音楽)を、韓国文化体育観光部の支援を受けて祝うために作られました。今日、この曲を収録したCDが国立中央博物館で無料で配布されました。(なぜ今日だったのかはわかりません…もしかしたら今日はハングル(韓国語のアルファベット)の日だったからかもしれません。)
CDの数は多くなかったので、BTSのCDが配布されていることがオンラインで知られると、ファンはCDを手に入れるためにそこに殺到しました。
こういう政府が絡んでる案件の曲って楽曲著作権などの手掛かりがないので、いつも後追いする時苦しみます……。当時を知っている語り部ARMYには感謝しかありません( ;∀;)
想像するに、ものがソウル市の広報用プロジェクト曲なので、著作権管理がKOMCAに委託されてない、著作権をクライアント側に譲渡しているなどの、異なる管理になっている可能性が高そうです。
BTS Ver.『아리랑』って何?
韓国で長く愛されている歌なので、地方ごとのバージョンがあるようです。Wikiに楽譜まで載ってて凄かったので、是非一度ご覧ください!
バンタンが歌ったのはどの地方のVer.なのかなと思って探していたら、興味深い動画がありました。
解説の要約
この時BTSが歌った『アリラン』は、ジョングクが歌った「珍島(チンド)アリラン」パート、ジンの歌った「密陽(ミリャン)アリラン」パートなど、各地方のVer.がMIXされている。
最後にBTSからの歌詞が付け加えられている。
付け加えられているとされた歌詞は以下。頭の2行がBTS Ver.で、別の地方Ver.と融合して終わっているようです
한 번 큰 걸음 시작한 여기
뜨거운 해가 떠오르는 밝은 땅
만나보세
아주까리 정자로
만나보세
大きな一歩を踏み出したこの場所
熱い太陽が昇る 光り輝く大地
会いましょう
唐麻(トウゴマ)の東屋で
会いましょう
全体を見た時、このBTS Ver.の歌詞は、彼らが韓国の文化を拾い集めて統合し、祖国の地に立ってそれを愛と共に世界へ発信しているように受け取れます。
ワールドツアーを前にした今、彼らの「僕たちは会うんだ」という約束のようにも聞こえ、胸が熱くなります。
一緒に歌いたい人は食わず嫌いさんのnoteをどうぞ!
アルバム名「ARIRANG」に込められた意味
今日のライブ配信で、バンタン側から命名についての話が語られていましたね。アルバムが出たらもっと話してくれそうですし、ナムさんによるアルバムレビューも復活するって期待しています!!
RM🐨:僕たち7人が集まったとき、「これまで一緒にどんなことをしてきたっけ?」って振り返ることから始めたんです。そして、僕たちの原点を見せたいと思いました。僕たちは7人全員が韓国人だし、自分たちの根底にある韓国を象徴するものを何か形にしたいという願いがありました。そこで出てきたキーワードが "アリラン" だったんです。
正直、アリランは歌詞が抽象的なので、人によって解釈が違いますよね。僕にとっては「情緒」とか「切実な恋しさ」、あるいは「愛」そのもののような気がしています。
JK🐰:うん。
RM🐨:実際、軍にいたときもそんなことをよく考えていました。昔のことや、コンサートのこと……。
JH🐿️:何もかもが、心底恋しかったからね。
RM🐨:社会に出るのが恋しかったし、ARMYにも、メンバーのみんなにも、そして昔の自分たちにもすごく会いたかった。
『アリラン』には人間の喜怒哀楽がすべて詰まっているから……だから僕たちが経験した感情を音楽に込めて、久しぶりにリリースするこのアルバムに全部盛り込みたかったんだ。そうすれば、すべてがうまく一つにまとまる気がして。
JH🐿️:『アリラン』は本当に僕たちらしいし、自分たちのルーツだと感じる。そういう意味で、この曲がアルバム全体を最高の形でまとめてくれたと思うんだよね。
JK🐰:うん、上手くまとまってる感じがする。
JH🐿️:聴いた瞬間に「おおっ?」ってなるくらい、しっくりきたんだよね。
RM🐨:そういえば、10年前のKCONパリでも『アリラン』をパフォーマンスしたことあったよね?
JK🐰:ああ、そうだった! これ覚えてる?(訳注:踊る🐿️🐰)
JH🐿️:僕らあの時も一生懸命やったよね。
RM🐨:あの経験があったからこそ、10年後の今、僕たちだけの『防弾アリラン』が完成したんだと思う。
JK🐰:本当だね、すごく不思議な縁だ。
JH🐿️:あと、ロゴも公開されたよね。
JN🐹:ウリジョングギが「こんな感じはどう?」って(訳注:絵を描く仕草)提案してくれて。
SG🐱:やってたね。
JK🐰:うん、アメリカにいた時にスケッチを4つくらい描いて送ったら、会社がそれをさらにブラッシュアップしてくれたんだ。
RM🐨:ジョングギ、タブレットでずっと描いてたもんなぁ。
あのタイトルロゴをグクが描いたって話まで聞けて、ほんと胸熱です。どこからどこまで100%バンタン手作りのアルバムやん。そんな濃密なラブレター、受け止めるしかないわ……!!
祖国の血を滾らせるバンタン
私は元々、楽曲や言葉の端々から感じるバンタンの愛国心や誇りに興味を持ってるんですが、それを一番感じていたのがユンギとナムさんです。
ユンギの場合は、何と言っても楽曲でしょう!
彼の韓国伝統楽器を使った曲、MVの世界観や衣装の似合いっぷりまで含めて、めちゃめちゃ好きです( *´艸`)
あと時々駄々漏れになってARMYを窒息させる、「情」や「恨」……その部分の濃さでユンギの右に出るものなし。言葉に表せない友への想いを「恨」の感情で描ききる情念がツボに刺さります。
ナムさんの場合はやっぱり言葉ですよね……!
ナムさんの場合は、関わった曲に一番韓国語タイトルが多いし、語彙が豊富すぎて翻訳苦しむし、映画や配信では圧縮言語で語り倒すし、ほんと難易度が高いです。韓国語にしかない情緒みたいなものを自由自在に操って、外国人の私たちにそのメロさを120%伝えてくるスキルの高さがたまらない。
彼は外国語もできるけど、やっぱりそれを支えているのは強烈に深い韓国語の層と、黒い土の匂いが漂うような韓国情緒だと感じます。
活動を再開し世界と対峙するにあたって、彼らが自分のアイデンティティを祖国の音楽に据えた、というのはとても興味深いです。
全員が兵役を経たことで、韓国社会で生きることと向かい合い、心境の変化があったのでしょうか。それとも、元々あったものが更に深まったのでしょうか。
新アルバム「ARIRANG」に込められた14の楽曲が、私たちに何を語りかけてくれるのか、発売日である3/20が楽しみでなりません。
16形態に悲鳴上げてるARMY、頑張って選んでください。再会を待ち望むバンタンからの、濃縮ラブレターが来ますよ!( *´艸`)
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