北欧脱出!ビール片手に北欧ナイト〜ノルウェー🇳🇴/デンマーク🇩🇰 | 40女のヨーロッパ乗り鉄旅 | #27-2
【Day91-92: オスロ→コペンハーゲン】
ユーレイルパス残期間はあと3日!
ノルウェーからスウェーデンを経てデンマークで一泊。休む間もなくゴールに向かってドイツを目指す。
🚊96日間の旅エッセイ。前回のお話はこちら↓
****************
##整然とした街、オスロ
長時間移動の末にたどり着いたオスロ。
夜はスーパーのお惣菜で済ませ、翌朝の観光に期待を寄せる。
オスロを発つのは12時前ということで、しばし街歩き。北欧の街に共通する澄んだ空気はもちろんのこと、ある事実に気がついた。
なんだか、やたらと人も車も少ないのだ。

ガラーンとしてる
ストックホルムもヘルシンキもそうだが、首都とは思えない人口密度の低さに、どこへ行っても人だらけの東京に住む私は羨ましく感じてしまう。
調べてみると、国土の広さに対して人口がものすごく少ないようで、ノルウェーなんて500万人台だ。
そりゃ東京は混んでて当たり前なのだな。
ほとんどの人が流暢に英語を操ることや、クレジット決済が基本というほど普及しているのも、人口が少ないからこその戦略的な取り組みなのだろう。
どちらもなかなか進まない日本は、人口の多さに甘んじているということか。

駅のトイレも全部クレジット決済のみ。
##駆け足で観光
オスロ観光に充てられる時間は午前中のみ。
僅かな朝時間で少し街歩きを楽しむ。

正面から見るかもめはマヌケだなぁ




やたらと広々してる

晴れていても朝は空気が冷たくて薄いダウンを羽織っていたが、流石にもう暑いところへ帰るだけなので、寒さ対策グッズのいくつかはオスロで処分。
帰国に向けてバックパックのスペースを空けるのだ。

##またもや突然の運休
オスロからこの日はデンマークの首都コペンハーゲンに向かうのだが、またもや小さな事件が発生。
オスロからスウェーデンに向かう列車が直前になって、しれっとキャンセルと表示されている。

運休が多すぎるんだけど!
代替輸送でバス運行します、と係の人が教えてくれて事なきを得たのだが、なぜこんなことになっているのか分からないので、気持ちが悪くて仕方ない。
行きのスウェーデンでも突然の列車キャンセルかあったが、これが北欧スタンダードなのか!?
いつもの姿が分からないので、私には知る由もなかった。
##コペンハーゲン唯一の思い出
大型バス何台もでの代替輸送を経て、いくつか乗り換えした後、コペンハーゲンに着いたのは夜20時半、しかも雨。
明日の朝も早めなので残念だが、さすがに雨の中歩き回る元気はない。
それでも何かデンマークらしいものを食べようと考えていると、クラフトビールメーカー&ビアバーで世界中で有名なミッケラーの本店はコペンハーゲンだったことを思い出す。

テラス席でビール、最高でした。

広々していてとにかくオシャレ!
検索してみると、ミッケラー本店は今夜のホテルの目と鼻の先!
これは行くしかない!
ということで、夜遅くからビアバーにひとり繰り出す。
私が今まで訪れたミッケラーの店舗はどこもオシャレで広いのに、本店はこじんまりとした質素な作りで、席もお客さんも少ない。

拍子抜けしてひとりカウンターに腰掛けて飲み始めると、私の隣の席で飲んでいた若そうなスウェーデン女子が話しかけてきてくれる。

彼女はストックホルムに帰る途中とのことだが、偶然にも彼女もインターレイルパス(ユーレイルパスのヨーロッパ在住者版)を使ってお兄さんの住むバルセロナに鉄路で向かい、またもや鉄路で帰宅中ということで、このパス利用者あるある話で盛り上がる。
アプリの使い勝手がーとか、座席指定するのに窓口並ぶのが大変だーとか、誰にも話せなかった苦労話が共有できて、利用者同志ならではの何とも楽しい会話だ。
私たちの盛り上がりが気になったのか、近くの席で一人飲みしていた男性が会話にジョインしてくる。
彼はアイスランド出身デンマーク在住らしく、スウェーデン女子と北欧の各国事情について話出す。
アイスランドの人と会ったのは初めてだけど、無理もない、人口わずか35万人の国なんだそうだ。
それなのに今回のW杯に出場してるって凄すぎる!(※2018年サッカーロシア大会のこと)
北欧の国々はろくに観光もできなかったけれど、最後の夜にものすごく北欧を感じることができて、気付けば1時の閉店まで楽しんでしまった。

* * *
##ユーレイルパス残期間はあと2日
コペンハーゲンまで来たら北欧を抜けるのはもうすぐ、あとは島だらけのデンマークを通り過ぎドイツヘ上陸すれば、ゴールのロンドンも一気に見えてくる。

しかし、ここでもひとつ苦難があって、北欧に入る際に利用した列車ごとフェリーに乗る渡り鳥ラインが、帰りは満席で予約が取れなかったのだ。
代替手段としては、橋で繋がった鉄路で迂回するルートがあるのだが、座席指定不要の普通列車をいくつか乗り継ぐ形なので物凄く時間がかかるし、ひとつ列車が遅れると乗り継ぎに失敗する恐れがあるので油断ならない。

コペンハーゲンから乗り込んだ列車は途中のデンマーク内の駅行きで、そこからドイツ国境駅までの列車に乗り換える予定なのだが、私のパスをチェックして終点まで行くつもりだと把握していたであろう女性車掌さんが、途中声をかけて来て、
「この電車は行き先が変わってここまで行かないから。○○という駅で乗り換えて!」
と突然びっくりすることを言って来た。

なんですって??
○○とはどこにある駅なの?
そこから国境駅には行けるの?
それはもともとの時間通り?
疑問が溢れ過ぎてプチパニック、車掌を捕まえてマップを見せながらどこへ行くのか確認。
ほんとーに目的地に行けるのね?
と何度も念押ししたつもりだが、言葉が通じてるかも分からないし、なんだかぞんざいに扱われているようにも感じるので不安でならない。
変更された終着駅で再度確認し、不安だらけのまま乗り込んだ列車は無事に国境駅に到着した。

他の国では突然の予定変更など一度もなかったのに、スウェーデン、ノルウェーに続いてデンマークも!
北欧の鉄道は合理性を追求して臨機応変な予定変更をしているのだろうか?
原因も何も意味がわからないので何とも言えないが、油断ならないということはよーく分かった。

🚊次回、ゴール前最後の宿泊地は20年前に初めて訪れた街ブレーメン
📘この投稿は「40女のヨーロッパ乗り鉄旅」の一編です。全編はこちら↓
