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ドナウ川を渡り首都ブカレストへ〜ルーマニア🇷🇴 | 40女のヨーロッパ乗り鉄旅 #03-1

【Day7: ブルガリア→ブカレスト/ルーマニア】
驚くほど遅い列車で首都を目指す。超都会のブカレストにびっくり。

🚊96日間の旅エッセイ。前回のお話はこちら↓

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##見掛け倒しのルーマニア鉄道

無事にブルガリア出国手続きもできたみたいで、停車していたルーマニア車両に乗り換え。

ルーマニア国鉄デジロの車両。かっこいい!

レトロ感満載のブルガリア車両に比べ、一気に時代が数十年進んだような近代的な車両。

通路天井には電光掲示板があり、この車両はデジロ(青い矢)であることが分かった。

青い矢!速そう!!

ワクワクしていたのも束の間、列車は一向にスピードを上げる気配もなくノロノロと、時にほとんど止まりそうなスピードで進んでいく。

あれ?何かあったのかな?

ちなみに、1等専用車両はなく、2等と同じ車両の一角にわずか4ボックスシートだけ1等席が設けられている。

せっかくなので1等のボックスに腰掛けてみるが、2等でも快適そうな車両でわざわざ1等を買う人もいないようで、1等席は仕事を終えて家に帰る国鉄職員が後から後から乗り込んできて、あっという間に溜まり場に化してしまった。

車内もキレイで快適そのもの。

##国境を越えると景色が一変

ルセを出発した列車はまず巨大なドナウ川をガタゴトと通過していく。

ドナウ川が国境のため、橋の手前に検問所が見える

旅立ち前に私の好きな小説、宮本輝の『ドナウの旅人』を再読していたので、おぉードナウ川!と妙に嬉しくなってしまう。

ドナウを通過し入国を済ませると、列車は農村地帯に入っていった。

ブルガリアを離れ僅か数分、車窓の景色が一変する。

同じ農村地帯ではあるが、農地の区画が巨大なせいだろうか、本州から北海道に入ってきたような農地の広がりに驚かされる。

奥まで果てしなく菜の花畑に感動!

栽培しているものはそんなに変わらないように見えるのに、同じ菜の花畑でもとにかく巨大。
黄色い車窓が数秒は続くといった感じ。

ルーマニアって農業大国だったんだ!と特段の事前知識が無かった私には新たな発見だった。

##実は古風なルーマニア鉄道

そして相変わらず遅い列車。

のろのろ動いては停まりそうなほどスピードを落として、の繰り返しで一体いつ本気を出すんだい?という感じ。

車両は新しいけれど、線路側の設備が古いままで速度が出ないのかもしれないな、

と思いながら外をじっくり眺めてみると、なるほど途中の停車駅もなかなか味わい深い古風な様子が見て取れる。

何気ない駅の風景が良き!プラットフォームは無く、
ブロックを足場に列車に乗り込む方式。

ほのぼのした風景ではあるけれど、これはこの車両が設備とマッチしていないってことだな、と妙に納得してしまった。

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##大都市ブカレストは地下鉄移動

ノロノロ運転から本気を出すことがないまま、首都ブカレストに到着。

終着駅の雰囲気が素敵なブカレスト駅

ここからは地下鉄に乗って今夜の民泊がある中心部に移動しなければならない。

チケットの買い方や乗り方をチェックして身構えてたけど、メトロのサインに沿って進み、自販機でチケットを買い、すんなりと乗り込めてしまった。

ブカレスト地下鉄は結構昔からあるようで、すっかりこなれた雰囲気。

乗客も案内も洗練された雰囲気で、こうなってくると、東京生活が長い私は東京メトロに乗っているような感覚で、澄ました顔で乗り換えもできてしまう。

洗練されたブカレスト地下鉄Ⓜ️この安心感よ

都会に来ると一気に東京と同じように街に溶け込めてしまう。

この感じが、嬉しくもありつつどこに行っても一緒じゃないか、という物足りなさを感じてしまう部分でもある。

##繁華街の民泊はセンス抜群!

目的の駅に着いたらそこは渋谷の一角のようなエリア。

民泊の女性ホストから指定されていた待ち合わせ場所には、代理だという男性が待っていたのでちょっと身構える。

女ひとり旅だから女性ホストの民泊を選んでるのに!

なんだか嫌だなぁと思ったけど、相手は手慣れたもんで、流暢な英語で淡々と説明をしながら、大通りを一本入った古びた建物に案内してくれる。

建物内も外観同様に薄暗くて不安になったが、部屋の中は雰囲気が一変!

白を基調に明るくリフォームされていて内装もおしゃれ。

大きなベッドに窓際にはバーカウンターなんかもあったりして、ここで2泊できることが嬉しくなってしまうほど。

外の様子からは想像できない可愛い室内

私が感激しているのを横目に淡々と部屋内設備の説明をし、ホスト代行さんはそそくさと出て行ってしまった。

##ブカレストナイト!

さーて、今夜はどうしようか?

とにかく朝から手持ちのお菓子しか食べていないからおなかペコペコだ。

すぐ近所の歴史的建造物。キレイ〜

ここはすっかり街の中心部なのでお店はいっぱい。近所の賑わっているレストランに入り、ビールとケバブを頼む。

ケバブは私が想像していたものと違って、挽肉をハンバーグみたいに俵型にして焼いたもの。

パンにも野菜にもくるまれておらず、付け合わせの謎の黄色い塊みたいなものと一緒に、無造作にコロコロとお皿にのって運ばれてきた。

黄色いのはコーンのような味で、ケバブはスパイスが効いていて辛いくらい。

待たされた挙句、この盛り付け。ナニコレ?
ケバブの比率もおかしいよね…

まぁいろいろと微妙な食事ではあったけれど、まずはひとまず無事にルーマニアにたどり着けたことに一人乾杯をし、早めに眠りに就くことにした。

🚊次回、ブカレスト街歩き。国民の館で素敵な出会い。


📘この投稿は「40女のヨーロッパ乗り鉄旅」の一編です↓

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