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東欧のパリ•ブカレスト街歩き〜ルーマニア🇷🇴 | 40女のヨーロッパ乗り鉄旅 #03-2

【Day8: ブカレスト】
“国民の館”ツアーで素敵な出会い。パリを彷彿させる大都会をぶらぶら散策する。

🚊96日間の旅エッセイ。前回のお話はこちら↓

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##オシャレしたくなる街

翌朝、早めに起きて街歩きスタート!

大都市の街歩きはオシャレしたくなり、この旅で初めてスカートを履き、お化粧してお出かけ。

ブルガリアはなんだかどんよりしてて、化粧する気も起きなかったのだ。

民泊はブカレストの中心部なので、どこでも歩いて行けてしまいそう。

まずは『国民の館』と呼ばれる国会議事堂が建つエリアに歩いて行ってみる。

公園の遊具がすんごい!なんか楽しそう

##巨大な建物に圧倒される

ルーマニアといえば、私が中学生の時に独裁者といわれたチャウシェスク大統領夫妻が銃処刑される映像をテレビで見て、衝撃を受けたことが何よりも頭に浮かぶ。

この国民の館は、チャウシェスク大統領が宮殿にすべく建設をした建物を、現在は国会議事堂として使っているということで、この目で見てみたかった場所のひとつだった。

カメラに収まらないくらいデカい〜!
と思ってたら、こちらは建物サイド、という衝撃

近づいてみるととにかくその巨大さに圧倒される。

内部を覗くと見学ツアーの受付があり、少し後に開始される英語ツアーに参加できそうだ。

早速申し込みをして、しばし公園でパンを食べながら待つことにした。

##チャウシェスクの夢の跡

国民の館ツアーは、20人ほどのグループで約1時間、じっくり丁寧に説明してくれる。

英語ではあるが、ガイドさんがゆっくりはっきり話してくれるので、私でもよく理解することができた。

内部も天井が高く、とにかく広い。

そして何より驚いたのは、この建物はチャウシェスク大統領夫妻の命で建設が始まったものの、その建設途中に革命が起き、施主が処刑されてしまったので、彼らはその完成を見ることは無かったということなのだ!

赤い絨毯が敷かれた廊下が延々続く。
ひろーい!

建築材料をすべて購入済みだったため、施主の処刑後も予定どおり建設を続け、国会議事堂として使用することになったとか。

だから『国民の館』なんていう名前で呼ばれているみたい。

人間ってやつは、ひとたび権力を握ってしまうとそれに執着してしまい、やがてこんなふうに暴走してしまうものなのかしら…

とやたら豪華絢爛な内部を目にして考えてしまった。

ホールも豪華!

##日本大好き親子との出会い

このツアー、いろいろな国からご夫婦連れや家族連れなど個人旅行客が参加しているようだったが、中学生くらいの息子さんと参加されている上品な男性に声をかけられる。

「写真撮りましょうか?」
「日本人ですか?」

一発で日本人と当ててもらえたことがなんだか嬉しくて、豪華な階段で写真を撮ってもらう。

会議場、シャンデリアすごい

そこからおしゃべりしながら順路を廻っていると、彼らはイスラエルから旅行に来ていて、少し前に日本にも旅行に行ったことがあるということだった。

日本はどこに行ったんですかー?
一番美味しかったもの?ラーメン!

などと話しながら、私が今、鉄道でヨーロッパを一人旅していることを話すとすっかり興味を持たれてしまい、

「今日はこの後どうするの?僕たち、チャーターした車で市内観光するけど一緒にどう?」

とお誘いいただく。

嬉しいけど一人で街歩きもしたいし…
どこに行くかにも依るよね、

と戸惑いつつも、誘われるままにチャーターした車のところまで付いてきてしまった。

ガイド兼運転手の博識そうな中年男性は、珍客を快く受け入れてくれて、近くの教会と市場だけご一緒することにした。

地元の市場をぶらぶら

車内ではさっそく流暢な英語でガイドさんが市内の案内をしてくれるので、これはラッキーだとばかりに話を聞いていると、

「明日はどういう予定なの?」

とお父さん。

明日は電車とバスを乗り継いで、“ドラキュラ城”として有名なブラン城に行き、そのまま近くの街、ブラショフに泊まるんだ、と答えると、

「自分たちもこの車でブラン城に行くよ!
一緒に乗っていけばいいじゃない」

と、またまた有り難い申し出をいただく。

鉄道に乗りたいのはやまやまだが、正直言って、ブラン城はどうもバスの便が悪そうで、無事に辿り着けるか不安だったのだ。

「僕たちがチャーターしているんだし、2人でも3人でも一緒でしょ?」

とガイドさんに確認するお父さん。

ガイドさんも、ご自由に、という反応だったので決まり!とばかりに明日の集合時間を決めてくる。

半ば強引ではあるものの、明日の移動の苦労を思うと有り難く受け止めることにした。

##英語に疲れてちょっと休憩

イスラエル親子とお別れすると、ドッと疲れが。

思いがけない出会いの高揚感と、英語漬けのせいか。まだ4月だというのに日差しが強くて暑すぎるせいもある。

一旦宿に帰って作戦を練ることに決めた。

商店街でワインショップを見つけたのでちょっとのぞいてみる。
素敵な店内にはかなり多くのルーマニアワインが並んでいてびっくり。

お店のお兄さんに声をかけられたので、

「日本ではルーマニアワインって見たことが無かったので、こんなにあって驚きました!」
と言うと

「昔はほとんどロシアに輸出していたからね、最近はほかの国にも少しずつ出回るようになってきましたよ」

とのこと。
なるほど、そんな背景があったんだ。
俄然飲んでみたくなるけれど、ちゃんとしたワインショップに並ぶワインは結構いいお値段がするので、お礼を言って退出。

##ルーマニアワイン初体験

ちょうど帰り道の小さな商店に、よく冷えていそうな白ワインのボトルが500円くらいで売っていたので、そちらと食料を調達して宿のおしゃれバーカウンターで昼から飲んじゃうことにした。

昼間っからワイン、サイコーー😭

私が選んだワインは黄色味の強いセミスィートな白。よく冷えていてこんな日差しの暑い日はぐいぐい行けてしまう!

窓際に造られたバーカウンターから眼下を通る人々を眺め、美味しいワインを飲む。
こりゃ最高!!

昼間っから飲み過ぎるわけにはいかないので途中でセーブして、昼寝してから街歩きに出かけることにした。

##涼しい夕方から再始動

春から夏にかけてのヨーロッパのこの季節、嬉しいのは日照時間がものすごく長いこと。

やはり女ひとり旅、暗くなってからの一人歩きは避けたいので、暗くなるのが遅いのはものすごくありがたい。

昼間の暑い時間を避けて、夕方から再始動!
メトロに乗って凱旋門がある方面へ街歩きに出かけることにした。

地下鉄を上がるとドドンと凱旋門!
ここはパリか?

ブカレストの凱旋門は、パリの凱旋門を小ぶりにした感じでパッと見はそっくり。
ここだけ見るとまるでパリだな、と驚いてしまう。

このブカレスト、凱旋門だけでなく町中にチラホラとある古い建物の様子がどことなくパリを彷彿させる。

調べてみると、その昔は“東欧のパリ”と呼ばれたほど美しい街だったそうで、戦争を経ていろいろと変化はあったものの、やはりその片鱗は今も感じられるということなのだろう。

##ブカレストで桜に出会う

凱旋門の前に広がる公園周辺を散策していると、
ふとピンクの花が目に入った。

近づいてみると、どう見ても桜🌸

しかも色が濃いめの八重桜が何本も芝生に植えられていて、ブカレストっ子たちが芝生にごろ寝したり、木にもたれかかって読書したり、お花見を楽しんでいる。

まさかここで満開の八重桜が見られるとは!

えー、何これ?
と思ってキョロキョロしてみると、ルーマニア語で“日本庭園”と書かれた看板が。
看板の説明を見ると、どうやら日本との提携事業のひとつとして作られた日本庭園とのことだ。

酒盛りしてる人はいないけど、ブカレストっ子たちも同じようにお花見するんだなぁと嬉しくなってしまった。 

歩き疲れたのでミッケラーで一杯!
テラス席が気持ち良すぎる

##夜のブカレストも素敵

テラスビールに癒された後は、再び街の中心へ。

国民の館から一直線に伸びる道にある噴水ライトアップが綺麗だというので見に行ってみることにする。

見たことない雰囲気の教会。
ルーマニア式なのだろうか?

国民の館周辺もまた、大型のショッピングモールなどが隣接する広大な公園になっていて、薄暗くなってきた中で若者がキャッキャと騒いでいる。

噴水は七色に色を変え、ライトアップされた国民の館の前を彩っていて、なかなかロマンティックな光景だ。

ここは一大デートスポットなんだろう。
よく見るとあっちもこっちもカップルという感じで、ブカレストの若者の生活が少し垣間見れた気がした。

国民の館まで延々と伸びる噴水。
スケールがデカい!

🚊次回、イスラエル親子のチャーター車でドラキュラ城へ


📘この投稿は「40女のヨーロッパ乗り鉄旅」の一編です↓

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