世界遺産リラ修道院へ危険なバス旅〜ブルガリア🇧🇬 | 40女のヨーロッパ乗り鉄旅 #02-4
【Day6: ソフィア→リラ修道院】
ブルガリア山中にある世界遺産リラ修道院、国を代表する観光地への交通手段は満員のオンボロミニバスだった
🚊96日間の旅エッセイ。前回のお話はこちら↓
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##再びのリラ修道院チャレンジ!
昨日に引き続き、山中の世界遺産、リラ修道院を目指す。
鉄道ルートは、昨日の謎が解けないままでは二の舞になりそうなので、今日は街外れにあるバスターミナルから、1日1便のみ運行しているというバスで向かうべく、トラムに乗る。


##積載オーバーで高速道路を走る
バスターミナルに着くと、まだ出発時間に余裕があるにもかかわらず、結構な人数が待っている。
ざっと20人くらいは居るだろうか?
大半は欧米のバックパッカーらしき若者。

まぁこれくらいなら座れるかな?
と思っていたら、入ってきたのはなんとも心許ない小さなマイクロバス。
日本でよく送迎バスなんかで見るタイプの、古めかしいやつだ。
まさかコレ⁉︎
とザワザワする行列。
面倒くさそうに降りてきた運転手に、乗れなかったらどうするんだ!と詰め寄る後ろのほうの人。
そんな声も適当に受け流し、はい乗った乗ったー、とばかりにチケット回収していく運転手。
当然ながらあっという間に座席はいっぱい。
私の前で終わってしまった。
それでもお構いなしに乗った乗った、と誘導し、助手席にも2人組の女性を入れ、座れない乗客は狭い狭い通路にすし詰めになってしまった。
数えてみると座席は補助席込みで19席、そこに29人が乗っている状態。
人が立って乗ることを想定していない小さなマイクロバスは、吊り革はおろか手すりもない。
あれ?
このバス3時間半くらいかかるんじゃないっけ?
このまま??
と疑問だらけ。
乗客同士、顔を見合わせて困っている中で、バスは荒々しく出発した。

どんな惨状だったか想像してください…
背の高い人は天井に手をつき、私は手すりもない椅子の背もたれを必死で握る。
ガタゴト揺れながら、明らかに積載オーバーのバスは、なんと高速道路らしきエリアに入って行った。
高速に入った途端、バスはスピードアップ!
日本の感覚より相当早いスピードで、さらに車内の揺れがすごいことになる。

雪をいただく山々が。キレイ!
シートベルトどころか、掴むところもない状態で自分の足の踏ん張りを信じるしかない。
下半身に力を込めつつ、あまりの暑さと空気の薄さに無心になることを決めた。
##深い森に突如現れるシマシマ
そのまま2時間ほど、ヘトヘトになってきたところで、バスは田舎のバスターミナルのような広場に突然停車する。
運転の荒い運転手が、降りろ降りろという手つきで我々を誘導し、何やら乗り換えだ、と言っているらしい。

困惑しながらも、劣悪な環境から解放されてみんな伸びをしたり深呼吸をしたり、苦笑いしつつ外の空気を楽しむ。
そうこうしていると、田舎のバスターミナルに似つかわしくないほど大きくて豪華な感じの観光バスが入ってきた。
私たちが乗り換えるのはこのバスらしい。
最初っからコレにしてくれよーと思いつつ、訳も分からないまま1人2席を広々使いながらリラ修道院へ向かった。

難易度高すぎる!!
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リラ修道院は、深い森の中に突如現れる巨大な修道院。
黒白や赤白のシマシマ模様の外観がなんとも特徴的で、門をくぐると四方をシマシマの建物が取り囲む。

トランス状態に誘われる感じ

取り囲んでいるのは宿坊らしく、われわれ観光客でも泊まれるらしい。

外側はシマシマ模様だけれど、建物の外廊下部分の天井にはびっしりとカラフルなフレスコ画が描かれていて、美しいのやらうるさすぎるのやら、何とも不思議な感じ。
今まで見たこともないテイストの建物に圧倒されるばかりだった。

おびただしいフレスコ画

まだ雪が残る山が近くにそびえ立っていて、帰りのバスまで、存分にこの神秘的な空気を堪能することができた。


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ソフィアの街に戻り、今夜もお惣菜ディナー。
土日はお休みしていた市場へ買い出しに行く。
市場周辺には温泉が湧き出るようで、いくつもの蛇口が並んでいて、ちょうどよい温かさのお湯が出てくる。
ちょっと冷えた身体にはありがたい温かさで手を温めていると、次々と地元のおじいさんおばあさんがタンクを持ってお湯を汲みにくる。
どうやら生活用水になっているようで、ソフィアの人々の素朴な暮らしを垣間見れた気がした。

40度くらいの気持ちいいお湯!
🚊次回、ブルガリアとお別れし、陸路ルーマニアへ向かう↓
📘この投稿は「40女のヨーロッパ乗り鉄旅」の一編です。前編はこちら↓
