AI議事録で終わらせない。本部会議を行動に変える方法
AI議事録を使う会社が増えた。
会議の録音を文字起こしして、要約してくれる。
便利だ。自分も使っている。
でも、議事録がきれいになっただけで、本部会議が良くなるわけではない。
飲食チェーンで本当に必要なのは、会議を記録することではない。
会議を次の行動に変えることだ。
議事録が残っても、店は変わらない
会議の内容が残るようになった。
それは大きな進歩だ。
でも、次の会議で同じ話をしているなら意味がない。
人が足りない。
売上が弱い。
口コミ返信が止まっている。
店長候補が育っていない。
毎月同じテーマが出て、同じように終わる。
この状態では、議事録がどれだけきれいでも店は変わらない。
AIを使うなら、要約で止めてはいけない。
行動に変えるところまで設計する必要がある。
会議後に必要なのは、3つの変換
本部会議を行動に変えるには、3つの変換が必要だ。
一つ目は、発言を課題に変えること。
「最近ランチが弱い」ではなく、「平日12時台の新規来店が減っている」と言語化する。
二つ目は、課題を仮説に変えること。
写真が弱いのか。近隣競合が強いのか。メニュー訴求がズレているのか。
三つ目は、仮説を行動に変えること。
来週までに何を確認するのか。誰がやるのか。どの数字を見るのか。
AIは、この変換をかなり助けてくれる。
AIに任せるべきこと、人が決めるべきこと
AIに任せるべきなのは、整理だ。
関連して、飲食チェーンの本部づくり、AI活用、マーケティングの内製化を継続的に学びたい方は、RockHillの「飲食DXラボ」も参考になる。現場で使える考え方、プロンプト、診断視点をまとめている。
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発言の分類、論点の抽出、未決事項の整理、次回までのタスク化。
これはAIが得意だ。
一方で、人が決めるべきことがある。
何を優先するのか。
どの店舗から始めるのか。
ブランドとして何を守るのか。
現場にどこまで負荷をかけるのか。
これはAIでは決められない。
AIは本部の軍師ではなく、軍師の補助役だ。
本部が考える力を持っているほど、AIは強くなる。
図解すると、会議AI活用はこうなる
会議音声 → AIで要約 → 論点分類 → 課題化 → 仮説化 → 担当者と期限を決める → 次回会議で結果を見る。
この流れができると、会議は報告の場ではなく改善の場になる。
すぐ使える会議後プロンプト
AIに会議メモを渡すなら、次のように聞くといい。
・この会議で決まったことを3つに整理して
・未決事項を一覧にして
・各課題について、次に確認すべき数字を出して
・担当者別の行動リストにして
・次回会議で確認すべき項目を作って
この程度でも、本部業務はかなり変わる。
大事なのは、AIを使うことではない。
会議の後に、誰が何をするかが明確になることだ。
議事録を作るだけなら、仕事は減る。
でも、行動に変えられれば、店が変わる。
飲食店のAI活用は、そこまで行って初めて意味がある。
飲食店のDX・AI活用を実務で学びたい方は、繁盛店DXラボを見てください。
▼ 繁盛店DXラボ
https://www.rockhill.jp/dx-lab/
蛭田一史(ひるた・かずし)
株式会社Rock Hill 代表取締役 / 設立: 2009年5月 / 神奈川県三浦市出身
Googleローカルガイド レベル10
年間外食は300から600食ckHill 代表取締役
飲食チェーンのマーケティング・本部機能・AI活用を支援。累計600店舗超。
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