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サロン楽屋話075:「怖いくらい」抜けば、勝手に上手くなる

「力を入れる」ほど、動きは鈍る。カブス・今永昇太は言いました――「怖いぐらい抜く」。握らず、考えず、上手くやろうともしない。すると、力は勝手に「入る」、球は勝手に「見える」。無防備で立つ、というテニス上達法


▶今永昇太が「感覚つかんだ1球」


「怖いぐらい力を抜く」のだそうです。

これが、プロとして「感覚をつかんだ1球」だったと、記事は伝えます。

レアな「本物の開眼」だったのでしょう(関連記事「『1球目』で変わる」)。

私はグリップは握るのではなく「触れる」程度と言っています。

シナーも、すっぽ抜けるほど緩いです(関連記事「テニスゼロ版『反応しない練習』(ヤニック・シナーに学ぶ)」)。

https://youtu.be/w_Ly_euFeiM

すると、今永が言うように腕は、シナーを見ても分かるとおりラケットは、勝手に振られます

力を、「入れる」のではありません。

力は、「入る」のです。

▶「勝手に」をつけると意識が消える


イチローは、「変える」のと「変わる」のとは全然違うと言いました(関連記事「イチローの法則『変えのではなく変わる』」)。

どっちなのかと迷ったら、その前に「勝手に」をつけてください。

「勝手に、入れる」「勝手に、変える」は、この文脈ではへんですよね。

「勝手に、入る」「勝手に、変わる」です。

「入れる」「変える」は、意識的です。

「入る」「変わる」は、無意識的です。

意識で頑張ると、上手くいきません。

▶シャアの「見方」


シャア・アズナブルは「見えるぞ、私にも敵が見える!」と言ったのでしたね(関連記事「『見える』人のテニス──フェデラーという赤い彗星」)。

集中した結果、勝手に、見えたのです。

「見るぞ!」と意識すれば、見えなくなるのです。

集中することと、集中しようと意識することは、似て非なるものだからです。

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