サロン楽屋話007.目標としている大会に優勝したり、上級クラスへレベルアップしたり、良縁に恵まれたりするための「秘訣」公開(副題:退職代行は「仕方がなかった」で自己肯定感アップ!)
▶あの人と結婚できたら……
「目標としている大会で優勝できたら、どんなに素晴らしいだろうか!」
「上級クラスにレベルアップできたら、どんなに誇らしいことか!」
そんなふうに憧れて日々、テニスの練習に励んでいらっしゃる方々も、多いのではないかと、拝察いたします。
しかし水を差すようではありますが、案外そうでもありません。
日常生活でも学生なら、「東大に入れたら、どんなに素敵なキャンパスライフか!」
適齢期の御方なら、「あの人と結婚できたら、どんなにハッピーか!」と、想像するかもしれませんけれども、叶えてしまいさえすれば、やがて……。
▶憧れるほど叶わない「理由」
東大なら、「あの教授つまらんわー」
結婚なら、「パートナーの態度が気にくわん!」など、全部が全部とは言わないまでも、往々にしてなるものです、ね。
むしろ叶えようとする目標に対する憧れが大きくなればなるほど、現実との落差が高いはしごを外されて、冷めたときにはズドーンと、ダメージが大きくなります(関連記事「フォームを意識すると『はしごを外される』」)。
憧れのアイドルと付き合えたのに、「まさかトイレに行くなんて……」という神格化の幻滅!?
マイケル・チャンコーチは錦織圭に「フェデラーに憧れているだけではだめだ!」と一喝したというけれど、そのお陰で「フェデラーはアイドルだけど勝たないといけない相手だと思えるようになって、いい試合ができるようになった」と振り返ります(関連記事「勝負はやってみるまで分からない」)。
▶できることはできるし、できないことはできない
いえそれ以前に、憧れを抱けば抱くほど、腰が引けたり、緊張したりして、自然体でいられなくなるから、叶いにくくなる皮肉です(関連記事「自然体を意識すると『不自然になる』」)。
できることはできるし、できないことはできない。
「欲」が原動力である以上、「今は叶っていない」イメージが潜在化されているので、イメージどおり「叶わない」というわけです(関連記事「公式『こうすればよくなる=今の自分はダメ』」)。
▶「幸せな気持ちは(悲しい気持ちほど)長くは続かない」byアガシ
たとえ「憧れの会社」に入社できたとしましても、サボりたいと思っているサラリーマンが、ごまんといることを私は知っています(笑)。
今の時期、いわゆる「五月病」になる人が「こんなはずじゃなかった……」と意気消沈したりするのは、会社や仕事に、憧れを抱きすぎていたのです(もちろん、会社側の非も少なくない話は「おまけ1・2・3・4」として詳述)。
毎日毎日、何時間も練習してきたのに、ウインブルドンで優勝した嬉しさが持続したのも束の間で、「幸せな気持ちは(悲しい気持ちほど)長くは続かない」と綴ったのは、アンドレ・アガシでした。
かつての『ら・ら・ら』の歌詞にもありました。
「恋愛中ってもっと楽しいと思ってた」のだけれど、現実はそうではない、ことわりをあらわす……。
恋愛に、現実離れした憧れを抱くと、腰が引けたり、緊張したりして、上手くいきにくい。
たとえ上手くいったとしても、長続きしにくいという文脈を、読み取っていただけるかと思います(関連記事「『減点方式』では集中力が下がる」)。
▶「目標を叶える秘訣」公開!
さて、冒頭の話に立ち戻りましょう。
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スポーツ教育にはびこる「フォーム指導」のあり方を是正し、「イメージ」と「集中力」を以ってドラマチックな上達を図る情報提供。従来のウェブ版を改め、最新の研究成果を大幅に加筆した「note版アップデートエディション」です 。https://twitter.com/tenniszero
