テニス上達メモ490.NHK「百聞はジッケンに如かず」に学ぶ
▶アマチュア棋士が格上AIに勝利!
テニス上達メモ037.テニスは「見た目」で勝負?(「自己肯定感」との関わり)の内容を補強するテレビ番組があったので、ご紹介します。
NHKが放送した『実証科学バラエティー 百聞はジッケンに如(し)かず 世界を理解したかったら、ジッケンして観察しよう!』です。
テーマは「人は外見によってどれほど変わる?」。
たとえば、模型のパズルをできるだけ少ない手数で移動させる実験では、20世紀最高の物理学者と評されるアルベルト・アインシュタインの風貌に扮すると、成績が良くなったという話。
あるいはアマチュア棋士が着物をまとい、勝負飯まで用意する名人さながらの演出を工夫して、格上のAIと対局。
対局前には「AIに勝つことは不可能」とされた下馬評を覆し、挑戦した3人のうちの1人である宮田さんが見事、AIに勝利しました!
これらの実験結果から、「外見から入るのもいいかも」「内面を磨くのにも役立ちそう」とされ、結論は「外見は心のリミッターを外してくれる、かも」とのことでした。
▶潜在意識を書き換えるきっかけになる
「そんなのたまたまだ!」「偶然じゃないか?」などと切り捨てるのは簡単ですけれども、実際に結果が出ているのです。
私が思うに、これって潜在意識を書き換えるきっかけになるのかもしれない。
この世は「潜在意識の投影された世界」などとも言われますけれども、名人よろしく着物をまとった自分のセルフイメージが上級者っぽく書き換われば、その影響力が現実世界にも及び始めるきっかけになる。
イメージは現実化する。
どういう心境になるかで世界が変わる。
「イメージがすべて」と言ったのは、テニス界のレジェンドであるアンドレ・アガシでした(関連記事「『ノー』と言わないのではなく『言えない』」)。
▶不可能を可能にした実例
成績も言ってみれば広義の外見と見立てて、ここでは話を進めます。
たとえばかつての陸上競技界では「人間が1マイルを4分以内で走るのは絶対に不可能」と思い込まれていました。
37年もの間、破られていなかったそれまでの最速だった「4分10秒3」の記録が、限界だと考えられていたのです。
ところがイギリスのロジャー・バニスターが1954年、1マイルを「3分59秒4」のタイムで走ると、その後わずか1年の間に、「23人もの選手」が次々と、1マイル4分の壁を破ったのです。
「1マイルを4分以内で走るのは絶対に不可能」という否定的な思いが、ストッパーをかけていたのです。
あるいは錦織圭が日本人選手としてトップ10に入ると、それまでは長らく松岡修造の46位が最高だった日本人男子シングルスの最高記録を、西岡良仁(24位)、杉田祐一(36位)が、短期間のうちに破っていった活躍に似ています(関連記事「野茂英雄とイチローに共通した『自己肯定感』」)。
▶可能を不可能にした実例
逆にこちらでお伝えしている「蚤」や「象」は、能力をスポイルするマイナス方向へイメージが書き換わった結果と言えます。
私たちも潜在レベルで、自分の能力を過小評価し、気づかぬうちに「蚤」や「象」に成り下がってはいないだろうか。
本当は能力はあるのに、「常識」という瓶に閉じ込められ、「常識」という鎖につながれてはいないだろうか?(関連記事「能力の『進化』も『劣化』も環境しだい」)
日本人の英語アレルギーはこちらでお伝えしたとおりですが、それは常識的な英語教育による(悪)影響なのかもしれない。
でも本当は東進ハイスクールの安河内哲也先生が言ったとおり、「英語なんて言葉なんだ。こんなものやれば誰だってできるようになる!」。
https://youtu.be/BZ8YUulj_G4
そのセルフイメージを書き換えるきっかけとして、「外見から入るのはいい」かもしれません。
▶「体験」するから「潜在意識」が書き換わる
頭で「想像」するだけではなく、外見を変える「体験」ができるという観点からも、私のこれまでの研究成果を踏まえると有効なはず。
ほかにも寄付や、神社に1万円をお賽銭すると「富む」などという話がありますけれども、「想像」するだけではなく、実際に「体験」するから潜在意識が書き換わる効果があります(関連記事「自己肯定感が高いとお返しや寄付を『したくなる』」)。
▶人生は実験
もちろんNHKが伝えているからと言いって、必ずしも正しいわけではないのが前提。
とはいえ、人生は己の心身を使った実験です(関連記事「テニス人生は長くない」)
「健康法」も「英語」も、カロリー計算なんかで痩せるはずがない「ダイエット」も、そして「テニス」も、一般的に言われている常識ではなく、己の心身を使い確かめられた結果に導かれて進めば、間違いありません(関連記事「『本当に効果のあるテニス上達法』の見極め方」)。
まさしく、番組タイトル『百聞はジッケンに如(し)かず』のとおりだと思います。
MCを務めるお2人のコメントは次のとおり
濱田岳さん「人が外見にどれほどとらわれているか、よーくわかります!」
ホラン千秋さん「『人は外見によってどれほど変わるのか』という問いの答えが見えてきました。きっと皆さんにも共感していただける部分があるかと思います」
即効テニス上達のコツ TENNIS ZERO
(テニスゼロ)
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