質問1560:有料記事が3つあったので、まずはどれか一つお試しで買ってみたいと思っている
はじめまして、※※と申します。
いつもnoteを楽しく拝見しております。
テニスを始めて3年ほどで、現在はスクールの中級レベルに通っている30歳です。
まさにnoteの記事で書かれているようなことをコーチから言われております。
ボレーは体勢を低く、切るように打つ
ボレーの時膝が伸び切ってしまっている
ストロークが手打ちになっているので体全体を使う
ストロークは体重移動が必要、腕だけで打っている
などなど…
上昇志向が強いというのもあり、コーチも良かれと思って色々教えてくれるが故に、何を意識したら良いかわからなくなり、混乱した挙句上手くいかずに落ち込むというのを繰り返してしまっています。
もっと上達して草トーなどで優勝できるくらいになりたいのですが、停滞感を感じています。
有料記事が3つあったので、まずはどれか一つお試しで買ってみたいと思っているのですが、今の私にオススメのものはありますでしょうか。
ストローク、ボレー、サーブなど、すべてをまずはもうワンランク上を目指していきたいと思っています。
お手隙の際にお返事いただけると嬉しいです。
回答
▶それらアドバイスの「持続可能性」は?
テニススクールやテニス教則本、あるいはユーチューブのテニスレッスン動画などでは、次から次へとフォームに関するアドバイスが提供され続けます。
まさに「キリ」がありません。
これは、物事をアセスメント(客観的に評価)するにあたっての原理原則だと思うのですけれども、「持続可能性」について考えていただきたいと思います。
つまり「ボレーは体勢を低く、切るように打つ」「ボレーの時膝が伸び切ってしまっている」「ストロークが手打ちになっているので体全体を使う」「ストロークは体重移動が必要、腕だけで打っている」などといったアドバイスをずっと全て覚えていて、それらを意識しながらプレーするテニスが、今後もできるかどうか?
恐らくほとんどの場合、ほんの1週間前に指摘されたアドバイスさえ、忘れてしまうのではないでしょうか?
▶「そうなる事情」がある
いえ私はワーキングメモリの限界がある以上、記憶力が怪しいですから、すでにご提示いただきましたいくつかのアドバイスさえ、もう忘れてしまいました……。
改めて振り返りますと、「体重移動が必要」といっても、たとえば下の動画のような状況で体重移動したら、もっと詰まった打ち方になります。
https://www.youtube.com/watch?v=TC5yc32EnL4
ですから逆に、体を逃がすような対応になっている。
体が体重移動しない時には、そうなる「合理的な事情」があるのです。
また「ボレーは切るように打つ」といっても、それは程度の問題で、意識してやればあっという間に「切りすぎ」だと今度は注意されます。
では、どこまでを切って、どこまでが切らないかという線引きは、誰にもアセスメントできない問題です。
よく「フォーム固めが大事」とは言うけれど、固めてしまうほど、フェデラーのような自由自在性は損なわれてしまいます(関連記事「『フォーム固め』という呪縛」)。
▶できないのは「自分がダメ」だから?
仮にそれらのアドバイスが、一時的にでも効果があったのであればまだ御の字で、多くの場合むしろそれらアドバイスを意識するせいで、部分的な矯正が加わってしまい、全体としてのバランスを崩してテニスが悪化するケースが散見されます(関連記事「手首を固めると何が起こる?」)
それはご自身が「混乱した挙句上手くいかずに落ち込む」と吐露されているとおりです。
そしてとても危険と私が思うのは、それらアドバイスによって上手くいかない場合、「自分がその教え(フォーム)を忠実にできてないだけで、ちゃんとやればテニスは上手くいくんだ」などと、“自己否定”に走ってしまうケースです。
「自分がダメなんだ」と。
しかし、本当にそうでしょうか?
米国合衆国国務省が最高難易度のレベル5+に位置づける、世界で最も難しい言語である日本語を話せる私たち日本人が、最も易しいはずの英語を話せないのは、私たち日本人が「ダメ」だからなのでしょうか?(関連記事「『机上の文法』ではなく『日常の実践』」)
いえ、私は文法(フォーム)ばかりを教える日本の英語教育のほうに問題があるのではないかと穿ちます(関連記事「日本全国3位のモモコグミカンパニーさん」)。
▶かくいう私も「奇人」だった
かの「20世紀最高の物理学者」と評されるアルベルト・アインシュタインは、「同じことを繰り返しながら違う結果を期待する人」のことを、「奇人」だと定義したそうです(関連記事「注意点が増えるほど、ミスする原因も増える」)。
それはそうです。
同じ失敗を同じやり方で何度も繰り返し行ない、なおかつ違う結果を期待する徒労といったら、キリがありません。
今までのやり方で上手くいっていないのだとしたら、「自分がダメ」なのではなくて、「今までのやり方がダメ」だったのだとアセスメントする方向性をアインシュタインは示唆しています。
そういう意味では、かくいう私もかつては筋金入りの奇人でした(笑)。
常識的に伝えられるように、「フォームさえ正せばちゃんと打てるようになる」と信じて、それでも上手くいかなければ「自分がダメだから」と自責的になり苦しんでいたのですから、どれだけマゾヒズムだったかと顧みます(苦笑)。
▶テニス人生は長くない
ちなみに「間違いのないテニス上達法」はこちら。
自分の心身を実験台として試してみて、それでも上達しない場合、どんなに合理的に聞こえる教えであっても、あるいは「この人の言うことだから間違いない」と思えても、それはやっぱり「無効」なのですね。
なにせ科学誌として世界的権威である『ネイチャー』や『サイエンス』でさえ、「10年後には9割が嘘」だと言います(関連記事「『ネイチャー』ですら信用できない」)。
こちらでは心理内科医である鈴木裕介さんが著した『我慢して生きるほど人生は長くない』をご紹介しましたが、フォーム矯正でいつかは上手くなれると悠長に構えていられるほど、「テニス人生は長くない」のです。
▶テニスは1日にしてドラマチックに改善する
さて、真っ先に自信を持っておすすめするのは、おもにプレーの基本となるストロークの上達に寄与する『テニス・ベースメソッド』です。
最も効果を実感していただきやすく、テニスが上手くいかない諸悪の根源(!?)である「現実に対するイメージのズレ」について理解し解消し得る象徴的なテキスト内容だからです。
下記関連記事でも述べましたけれども(多くの人は「そんなもん自分にはない!」と思い込んでいるのですが)「現実に対するイメージのズレ」があると、ロジャー・フェデラーのような上から引くテイクバックを意識してみても、ラファエル・ナダルのようなリバースフォアハンドを忠実にコピーしてみても、あるいはどんなにボールに集中しようとも、テニスは、上手くいかないものは上手くいかないのです(関連記事「これでショットは恒常的に安定する!」)。
逆に言えば、「現実に対するイメージのズレ」さえ改まれば、テニスが1日にしてドラマチックに改善する可能性があるのです。
▶本店とオンラインショップ
テキストのご提供形式には、本店版(PDFのご送付)とオンラインショップ版(note上での閲覧)の2種類がありますけれども、内容は基本的にどちらも同じです。
またご不明点はメールにてご質問いただければお応えしますので、結局どちらをお選びいただいても同じです。
ただ両者の違いを挙げるとすれば、万が一返金申請されたあとも(ご購入後24時間以内に限る)、PDF版はずっとお読みいただけますが、node版は私には不可抗力である運営会社noteの定めにより、返金申請後はお読みいただけなくなります。
いずれの場合も返金申請後は、メール等によるお問合せには応じられませんので、悪しからずご了承いただけますと幸いです。
▶「良かれと思って」が良くない場合
それから、確かにスクールの場合は毛色が違うのかもしれないけれど、日常生活でも「良かれと思って」行われるアドバイスは相手が求めてもいない限り、多くの場合「余計なおせっかい」になりかねません(関連記事「アドバイスによって集中しにくくなる」)。
そればかりか、アドバイス「する側」と「される側」との間に上下関係を作りかねないし、あまつさえ“こちらのおじさん”には怒りすら覚えた人も少なくなかったようです(関連記事「ボールを見る理由おまけ『とやかく言わせないため』」)。
“こちらのおじさん”も、当初は「良かれと思って」だったに違いありません。
▶テニスゼロはマイナーである
さて星の数ほどあるテニスウェブサイトの中から、よくぞマイナーなテニスゼロを探し当てていただきました。
マイナーだから、ほとんどの人が試していない新しいメソッドといえます(関連記事「常識的なテニス指導だと、テニスを始めた初日からつまずく」)。
フォームは一切いじりません。
自身にとって持ちやすく、振りやすく、動きやすければオーケー。
だからギクシャクなどせず、最も自然体のプレーが今日から実現します。
おまけにボールがよりハッキリ見え始めます。
またご不明点など何かありましたら、いつでもお気軽にご連絡いただければと思います。
今回の回答は以上となります。
即効テニス上達のコツ TENNIS ZERO
(テニスゼロ)
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スポーツ教育にはびこる「フォーム指導」のあり方を是正し、「イメージ」と「集中力」を以ってドラマチックな上達を図る情報提供。従来のウェブ版を改め、最新の研究成果を大幅に加筆した「note版アップデートエディション」です 。https://twitter.com/tenniszero