見出し画像

サロン楽屋話034:自分を嫌いなのは、あなたが悪いからじゃない ― 嫌われる勇気より、「言う勇気」


▶自分が嫌いなのは、何者かになろうとするからだ


なぜ、自分を嫌うのでしょうか?

世界でいちばん大切なはずの自分です。

自分がいなくなれば、この世はなくなるのも同然ですからね。

そうです、「何者かになろうとする」から自分を嫌うのです(関連記事「何者にもならないでいると、ひとかどの者になる」)。

自分を偽って何者かを演じるから、自分を嫌ってしまうのです。

「いや子どもが世界でいちばん大切だ」と言うならば、その親である自分をまず大切にするのです。

自分が水に溺れていては、溺れる子どもを助けられません(関連記事「自分が幸せじゃないと、他人を幸せにすることはできない」)。

▶「ほかの人がどう思おうが……」


本当の自分のままではダメだと、親や先生や兄弟やマスコミなどからの影響によって、錯覚しているのです。

だから、親や先生や兄弟やマスコミなどに認められたくて、何者かになろうとする。

しかし何者かになろうとするあまり、今の自分を嫌いになってしまうのは自己否定的です。

本当の自分を出せば出すほど、結果的に、自分を嫌わなくなります。

「ほかの人がどう思おうが、俺は俺の好きなように生きる」といったのは、ダスティン・ブラウンでした(関連記事「ダスティン・ブラウン、かく語りき」)。

https://youtu.be/iPCJLcxVPJw

▶「全員から」というのがポイント


「全員から嫌われたらどうしよう」と怖れて、自分の意見をみんなの前で言えない人は、少なくないかもしれません。

いえ、言わないから怖くなるのです。

ですから、言うと、全員から嫌われても、怖くなくなります。

自信がつくからです。

「全員から」というのがポイントかもしれません。

「ある人とだけは仲良くしていたい」という打算が働くと、結局自分の意見を言えなくなります。

ブラウンが言った「ほかの人がどう思おうが……」というのは、「自分以外の全員がどう思おうが……」と訳せます。

マリア・シャラポワは現役時代、「孤高の人」を貫いたのでしたね。

結果的に、「多くの人から愛された」話は後述。

▶意見や価値観は違って当然


そもそも、自分の意見や価値観と、ほかの人のそれらとでは、全然違っていて当然です。

むしろパーマンのコピーロボットではないのですから、全員が同じだったら気持ち悪いのです(笑)。

みんなと同じ意見に合わせようとする「気持ち悪い自分」だから、自分を嫌いになってしまうのです。

本当の自分ではない「何者」かに、なろうとしているのです。

▶自分を変えようとしない


何者にもならない嘘偽りない自分だから、自信が持てるのです。

もちろんこちらでいう、騙されないために持たない「自信」とは、意味合いが違いますよ。

ですから、自分を好きになろうとするのではないのです。

それは私の言う「フォーム改造問題」と同じ。

何者かになろうとして、自分を変えようとしているのです。

▶言いたいことを言うと、自分が好きになる


自分を好きになろうとして、自分を「変える」のではありません。

ここから先は

1,361字
この記事のみ ¥ 600
Amazon Payで支払うと最大2%還元のチャンス! 9/30まで

▶読むだけで終わらせない 読むだけで終わらせない。 テニスを入口に、明日から試せる小さな実践を積み重…

入門プラン

¥500 / 月
1ヶ月無料

スポーツ教育にはびこる「フォーム指導」のあり方を是正し、「イメージ」と「集中力」を以ってドラマチックな上達を図る情報提供。従来のウェブ版を改め、最新の研究成果を大幅に加筆した「note版アップデートエディション」です 。https://twitter.com/tenniszero