サロン楽屋話034:自分を嫌いなのは、あなたが悪いからじゃない ― 嫌われる勇気より、「言う勇気」
▶自分が嫌いなのは、何者かになろうとするからだ
なぜ、自分を嫌うのでしょうか?
世界でいちばん大切なはずの自分です。
自分がいなくなれば、この世はなくなるのも同然ですからね。
そうです、「何者かになろうとする」から自分を嫌うのです(関連記事「何者にもならないでいると、ひとかどの者になる」)。
自分を偽って何者かを演じるから、自分を嫌ってしまうのです。
「いや子どもが世界でいちばん大切だ」と言うならば、その親である自分をまず大切にするのです。
自分が水に溺れていては、溺れる子どもを助けられません(関連記事「自分が幸せじゃないと、他人を幸せにすることはできない」)。
▶「ほかの人がどう思おうが……」
本当の自分のままではダメだと、親や先生や兄弟やマスコミなどからの影響によって、錯覚しているのです。
だから、親や先生や兄弟やマスコミなどに認められたくて、何者かになろうとする。
しかし何者かになろうとするあまり、今の自分を嫌いになってしまうのは自己否定的です。
本当の自分を出せば出すほど、結果的に、自分を嫌わなくなります。
「ほかの人がどう思おうが、俺は俺の好きなように生きる」といったのは、ダスティン・ブラウンでした(関連記事「ダスティン・ブラウン、かく語りき」)。
▶「全員から」というのがポイント
「全員から嫌われたらどうしよう」と怖れて、自分の意見をみんなの前で言えない人は、少なくないかもしれません。
いえ、言わないから怖くなるのです。
ですから、言うと、全員から嫌われても、怖くなくなります。
自信がつくからです。
「全員から」というのがポイントかもしれません。
「ある人とだけは仲良くしていたい」という打算が働くと、結局自分の意見を言えなくなります。
ブラウンが言った「ほかの人がどう思おうが……」というのは、「自分以外の全員がどう思おうが……」と訳せます。
マリア・シャラポワは現役時代、「孤高の人」を貫いたのでしたね。
結果的に、「多くの人から愛された」話は後述。
▶意見や価値観は違って当然
そもそも、自分の意見や価値観と、ほかの人のそれらとでは、全然違っていて当然です。
むしろパーマンのコピーロボットではないのですから、全員が同じだったら気持ち悪いのです(笑)。
みんなと同じ意見に合わせようとする「気持ち悪い自分」だから、自分を嫌いになってしまうのです。
本当の自分ではない「何者」かに、なろうとしているのです。
▶自分を変えようとしない
何者にもならない嘘偽りない自分だから、自信が持てるのです。
もちろんこちらでいう、騙されないために持たない「自信」とは、意味合いが違いますよ。
ですから、自分を好きになろうとするのではないのです。
それは私の言う「フォーム改造問題」と同じ。
何者かになろうとして、自分を変えようとしているのです。
▶言いたいことを言うと、自分が好きになる
自分を好きになろうとして、自分を「変える」のではありません。
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スポーツ教育にはびこる「フォーム指導」のあり方を是正し、「イメージ」と「集中力」を以ってドラマチックな上達を図る情報提供。従来のウェブ版を改め、最新の研究成果を大幅に加筆した「note版アップデートエディション」です 。https://twitter.com/tenniszero
