第14回|7つの習慣[対話編]|全歴史が、背中を押す|チ。-地球の運動について-第4弾
こんにちは、Haoパパです。
今回で、『チ。-地球の運動について-』の対話編も第4弾になりました。第1部・第2部と書き続けてきて、最後はアニメの第3部です。
これまでの記事はこちらです。
「全歴史が、私の背中を押す」
第3部の主人公はドゥラカ、そして異端解放戦線を率いるヨレンタ。彼らは地動説を守り、広めるために命がけで動き続けています。
その対極に立つのが、異端審問官ノヴァク——ヨレンタの父親です。
そんな構図の中で、ヨレンタが亡くなる直前にドゥラカと対話するシーンがありました。ヨレンタはこんな言葉を残します。
「私は地動説を愛している。そして愛してしまったことを祝福したい。」
(『チ。-地球の運動について-』第3部より)
さらに彼女が語った信仰観が、私の中で長く残っています。
神様は人間を使って、少しずつ善の世の中を作ろうとしている。善と悪は対立して存在するのではなく、善に向かう大きな流れの中にそれぞれある——と。
そして、こんな言葉を口にします。
「全歴史が私の背中を押す」
(同作、第3部より)

涙が出た理由を、考えてみた
この言葉を聞いた瞬間、涙が出ました。
しばらく経ってから、どうして涙が出たのかを考えました。
おそらく私は「自分の邪魔をしてくる存在を、つい"悪"と位置づけてしまう」感覚を、どこかに持っていたのだと思います。うまくいかないとき、反対される場面では、「なぜ、この人は……」と内側でざわつくことがある。
でもヨレンタは、自分の信念を阻む存在さえも、「善に向かう流れの中の一部」として視野に収めていた。
しかも、父親が対立する側にいるのに、です。
その視点の広さと、揺るがない静けさに、何かを突かれた気がしました。
7つの習慣と、静かにつながる部分
ヨレンタの生き方が、7つの習慣の第2の習慣「終わりを思い描くことから始める」と重なって見えました。
彼女は自分の「終わり」を間近にした瞬間も、使命を語り、思いを引き継ぐ対話をしていた。それは、終わりを見据えているからこそできることのように思います。
また、「自分が成し遂げられなくてもいい、誰かが引き継いでくれる」という手放しの感覚は、第3の習慣「最優先事項を優先する」とも静かにつながっています。余計な力みを取りのぞいて、今、自分が果たすべき役割に力を注ぐこと——ヨレンタはそれを、命の最後の瞬間まで体現していました。
見方が少し変わった
以前の私は、「善と悪は対立するもの」として物事を見ていたと思います。自分が正しければ、反対する人が間違っている——そういう切り分け方をしがちでした。
でも今は、そこに違和感を感じるようになっています。
善に向かう道の中に、さまざまな立場や葛藤がある。自分が見えていない視点が、必ずどこかにある。そう思うと、対立している相手に対しても、少し空気が変わる気がします。
「全歴史が私の背中を押す」という言葉は、私自身が為そうとしている事業や道に対しても背中を押してくれる言葉でした。
自分が正しい、誰かが間違っているに関係なく、自分の信念を進んでいく。そして、一人で完結させなくていい、という許しのようなものを感じた。

あなたは、自分がやろうとしていることを「善に向かう道の一つ」だと感じられていますか?
もし成し遂げられなかったとしても、誰かが引き継いでくれると——そう信じられるほど、今の行動に誠実でいられるか。
私は、まだ考えている途中です。
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関連する習慣や原則
第2の習慣:終わりを思い描くことから始める
第3の習慣:最優先事項を優先する
基本原則:刺激と反応の間
基本原則:インサイドアウト
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