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【大学受験】MARCHと成成明学獨國武、併願校選びで知っておくべき決定的な違いとは?

私立大学の受験戦略を練る際、避けて通れないのが併願校の選定です。

今回は、親世代にも馴染み深い「MARCH(明治・青山学院・立教・中央・法政)」と、関東圏以外ではあまり馴染みがないかもしれませんが、近年その独自性が再評価されている「成成明学獨國武(成蹊・成城・明治学院・獨協・國學院・武蔵)」の違いを解説します。

日東駒専とMARCHの間という位置づけで語られることが多い成成明学獨國武ですが、単なる「MARCHの滑り止め」と捉えるのは少し危険です。両者には、偏差値だけでは測れない明確なカラーの違いがあります。


偏差値と入試難易度のリアルな関係

学力的なハードルについてです。全体的な偏差値帯で見ればMARCHの方が一段上に位置しています。しかし、成成明学獨國武の上位学部(成蹊大学の経済学部や國學院大學の文学部など)は、MARCHの下位学部や新設学部と難易度が逆転、あるいは拮抗しています。

また、MARCHが英語の外部試験利用など複雑な入試方式を展開するのに対し、成成明学獨國武はオーソドックスな3教科型を維持する傾向があります。奇をてらわない標準問題で確実に得点する力が求められます。

マンモス校と少人数教育という環境の差

入学後の環境こそ、両者の最も大きな違いです。

MARCHは、1学年が数千人規模に上る「マンモス校」が中心です。多様な価値観を持つ学生が集まり、サークル活動も盛んで活気にあふれています。OB・OGの数も圧倒的に多く、社会のあらゆる分野にネットワークが広がっています。
一方、成成明学獨國武の多くは、キャンパスがコンパクトで学生数も絞られた「中規模校」です。その分、教員との距離が近く、ゼミナール(少人数での討論や研究を行う授業)や語学教育において、きめ細かい指導を受けやすいメリットがあります。
自分のペースでじっくり専門分野を深めたい学生に適した環境です。

就職活動における「見えない壁」と強み

保護者の方が最も懸念される就職活動についてお話しします。

ブランド力より本人力

大手企業や有名企業における採用では、やはりMARCHのブランドは強力です。多くの企業が採用のターゲット校として設定しており、エントリーシートの段階で弾かれる、いわゆる「学歴フィルター」の壁を感じることは少ないでしょう。
では、成成明学獨國武が不利かというと、必ずしもそうではありません。特定の業界や職種において、強いパイプを持っているのが特徴です。例えば獨協大学の語学力を活かした航空・旅行業界への就職、成蹊大学の金融業界への強さなど、大学の特性と合致した分野ではMARCHに引けを取らない実績を誇ります。

もちろんそれ以外にも、成成明学獨國武から大手企業へ進む学生も多数います。ただしその場合は、大学名という看板に頼らず、在学中にどのようなスキルを身につけたか、インターンシップでどんな成果を出したかという「個人の実力」をより強くアピールする必要があります。
集団面接などの際、周りの学生の大学名を聞いてもビビらない心が大切だったりします。そうなる為には、自分への絶対的な自信が拠り所になり、それは学生時代に何をどれだけやって、何を学んだか、に尽きると思います。

仮に相手より偏差値や大学名が下回ると感じるなら、本人力でカバーすればいいのです。それは早慶上理生と対峙したMARCH生にも言えることで、結局同じです。社会人経験が長いと判りますが、大学名=本人の優秀さでは全くありません。

悔いのない最適な志望校選びを

知名度や偏差値だけでMARCHを優先しがちですが、「大学で何をどう学びたいか」によって最適な選択は変わります。学生数が多く活気ある大規模校で多様な刺激を受けたいならMARCH、落ち着いた環境で少人数教育の恩恵を最大限に受けたいなら成成明学獨國武という視点もぜひ持ってみてください。
受験は情報戦です。親世代の古い認識をアップデートし、お子様の性格や将来の希望に合わせて、悔いのない最適な志望校選びをサポートしてあげてください。


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太楼@偏差値45中学受験から医学部・難関大へ導く伴走 最後までお読みいただきありがとうございます。