札幌「青春を返せ裁判」法廷証言から見た「拉致・監禁による脱会強要」①②
1,世界日報が「拉致・監禁による脱会強要」の実態を取材した2013年の連載を無料公開中
「紀藤正樹弁護士のデマとウソ」というテーマで、折々に書いてきたことを7~10回ぐらいにまとめて整理しようと思ったのですが、【3-1】まで来て、急に仕事が忙しくなってしまい(そう言えばもう年末が近いですね)、12月まで先延ばしせざるを得なくなりました。
その間、何も書かないのも面白くないので、無料公開されていながら、余り読まれていないと思われる『世界日報』の連載をご紹介しようと思います。
『世界日報』を指して鈴木エイトは「統一教会の機関紙」と言っていますが、実際に有料版を購読(電子版月額1,100円)してみれば、それが悪意に満ちたデマだと分かります。
創価学会の『聖教新聞』のような教団信者向けの記事は皆無。信者の信仰の証しが載っているわけでも、教祖のお言葉が載っているわけでも、各支部の行事や教団内で話題の出来事が紹介されているわけでもないからです。
たまに載る教団関連の記事は、ほとんどが他宗教・他宗派や非信者と合同で行うイベント、国際会議などの紹介や、社会問題に取り組む関連団体(例えばUPFや世界平和女性連合など)のイベント紹介です。
悪名高い(?)国際合同結婚式にしても、他宗教の信徒も「祝福」と称する儀式を受けられます。改宗する必要はないわけです。
その意味で、合同結婚式の報道も一宗教団体の枠を超えているのです。
ここ数年、私は無料のウェブ版しか読んでいませんが、旧統一教会(家庭連合)が魔女狩り的非難に晒されてから、『世界日報』はこれを行政権の濫用と偏向報道による宗教迫害と捉え、宗教界全体、日本国民全体の問題として報じてきました。
旧統一教会信者をターゲットにした「拉致・監禁による脱会強要(強制棄教)」の問題も同様です。
実は、2010年ごろ、12年5カ月監禁され棄教を強要された後藤徹氏が、暴力的脱会支援者の宮村峻(たかし)と、信者の親向け勉強会を開いて組織的に「拉致・監禁による脱会強要」を教唆(そそのかし)、幇助(手助け)していた日本同盟基督教団の松永堡智(やすとも)牧師を刑事・民事の両面で訴え、拉致・監禁の実態を国内のみならず海外にもアピールし始めました。
『世界日報』はこの動きに注目したようで、2012年~14年にかけて、拉致・監禁問題を長期連載しています。
2,脱会した元信者の法廷証言から「拉致・監禁」の事実が読み取れる
それらの記事はもう読めませんが、ひょんなことで、最後の方の連載だけが今も公開されていることに気がつきました。
写真などは欠落しているものの、記事は問題なく読めますし、とても重要なことが書かれていてかなりの情報量があります。
以下にリンクした連載第9部の初回冒頭に、
「脱会屋(注:自称脱会支援者)や牧師、両親・親族に迫られ棄教し、最終的に統一教会を提訴した原告の中にも、宣誓した法廷で拉致監禁された自身の事実をありのまま証言している人たちがいる」
とあるように、札幌「青春を返せ裁判」の法廷証言から「拉致・監禁が反対派の言う『保護・説得』『救出』なんかではないこと」を明らかにしています。
また何度も拉致・監禁され、家族や宮村峻から暴力を振るわれ棄教を強要された山田舞さん(仮名)の残酷な被害体験を取材し、暴力的脱会支援者の宮村峻と紀藤正樹弁護士のつながりも浮き彫りにしました。
3,脱会支援者が監禁下で信者を棄教に追い込む手法を克明に綴った
これを読めば、暴力的脱会支援者の宮村峻が、どうやって旧統一教会信者を棄教に追い込んでいくのか、その手法が短時間で手に取るように分かります。
立憲民主党は、こういう犯罪行為をやる人物を「脱会支援のプロ」としてヒアリングに招き、話を聞いたのですから、開いた口が塞がらない気分です。
宮村峻がヒアリングで何を話したのか、立憲民主党はその内容を情報公開すべきです。
では、第9部第1回と第2回をクリックしてお読みください。毎日2本ずつ紹介する予定。
一気に全部読みたい方は、リンク先の「次の記事」をたどっていけば、最後まで読めるはずです。
海外で拉致監禁否定に躍起(2013年2月4日)
海外のシンポで発言封じ(同2月5日
③④へつづく
