果てしない大空と大地-2019年夏 モンゴルの旅-part1
はじめに
noteに投稿を始めて半年になる。
自分がどれくらい継続できるのか半信半疑だったが、意外と続けられた。
スキをつけて応援して下さった方々の力が大きかったと思う。
改めて、感謝申し上げます。
現在、写真寄りの国内旅行の記事が多くなっているが、コロナ禍の前、2010年代は、海外にも足を運んでいた。
今回、投稿継続半年記念に、現時点で最後の海外、モンゴル旅行の様子を書きたいと思う。
いつもよりも長文になるが、お付き合いください。
モンゴルを選んだ理由
大きかったのは、前年2018年にミラーレス一眼カメラを購入したこと。
愛機で雄大な景色を撮ってみたかった。
また、当時の旅先はヨーロッパが多かったので、この年は気分を変えてみたかった。
カメラについては、学生時代にフィルムの一眼レフを使っていた時期もあったが、その後はコンデジばかり使っていた。持ち歩く時の軽快性を重視したためだ。
一眼カメラに回帰したきっかけは、この頃、コンデジで撮った写真を褒められる機会が何度かあって、それならば趣味として育ててみようと思ったこと。
調子に乗りやすい傾向はある(笑)
ちなみに、モンゴル旅行に携行したカメラは今も現役。自分自身は新しい機種に移行したが、同僚のS氏に貸し出し、はままつフラワーパークでの撮影に使っている。
モンゴルへ
JTBのパッケージツアーに参加した。
成田からウランバートルへの直行便は、所要時間6時間弱。ヨーロッパまでは11時間くらいなので、意外とかかるなという印象。 古めの中型機で、座席テーブルなどに多少ガタが見られた。
印象的だったのは、トイレが後方にしかなく乗客数に対して少なめだったので、行列ができたこと。
機内アナウンスが始まり、何かなと?耳を澄ますと、
「行列により、後部に重心が移動して機体のバランスが取りにくいので、列の後ろ寄りの方は座ってお待ちください。」そんな内容だった。
そういう事もあるのだなと妙に感心した。
チンギスハーン国際空港に着いた頃には、夕暮れ時になっていた。

ウランバートル市街のホテルにバスで向かう。いよいよ旅が始まった。
市内にはトローリーバスが走っていた。日本にはない光景で面白い。
今回随行するモンゴル人ガイドは、日本の大学に留学経験がある人で、日本語が非常に自然。
彼と話していると、顔も日本人に近いので、相手が外国人だと忘れてしまうほどだった。
草原との対面
翌朝、まずは、モンゴルの生活の様子を見せる観光施設に向かって出発。
ウランバートル市内には、日馬富士が建てた学校、旭鷲山がオーナーのホテルなど、大相撲で活躍したモンゴル出身力士が関係する建物が見られた。
やはり、彼らは国を代表する英雄なのだろうなと感じた。
白鵬についても、現地でいくつか事業をしていると聞いた記憶がある。
ガイド氏によると、モンゴルでの人気ナンバーワンは朝青龍とのこと。
個人的にも知り合いだそうだ。
市内には、普通の集合住宅の他、広場にゲルを建てて生活しているエリアもあった。
観光施設に到着。 なだらかな丘に囲まれた草原が広がっていて、にわかにモンゴル感が立ち上がる。

民族衣装に身を包んだ人達が馬に乗って見せたり、ラクダ、ヤク、羊といった動物の姿も見られた。やはり、動物との距離感は近い。



大きなゲルの中で、現地の手遊びの様子を見たりした。
印象に残っているのは、馬乳酒の回し飲みだ。
馬乳酒は、酒というよりヨーグルトに近い。日本人的には、慣れない味で、ツアー客の面々も一口、口をつけるだけで中身はなかなか減らない。
モンゴル人ガイドが一気に飲み干し、ケリを付けていた。
ちょっとした男気を感じた瞬間だった。
ゲルに泊まる
バスにしばらく乗って、宿泊地ウブルハンガイ県へ。 ここは、ゲルを模したバンガローみたいな建物に泊まる施設。中はシャワーなどが完備され、まずまず快適。
ただ、自然に富んだ場所なので、虫さんとは遭遇した。


モンゴルの旅は、名所を点で巡るというより、移動中の景色や滞在地での余白を楽しむ時間が多いのだと思う。スケジュールには余裕があり、その分、宿泊地のテラスなどから、ゆったりと草原の景色を楽しむことができた。

星景撮影にトライ
この日、夜は曇る予報で、月が沈むのは未明。一つの目標だった星景撮影には、あまり良い条件とは言えなかったが、夜中に起き出し、トライした。
ゲルの外に出て、少しでも良い場所は無いかと探していると、施設の職員とおぼしき男性にライトを当てられ、"Stop!"と呼び止められた。
不審者だと思われたようだ。
向こうの人は、ナイフなどを携行していることが多いとガイドに聞いていたので、にわかに緊張が走る。
"I just want to shoot stars"などと説明して、三脚とカメラを見せる。嫌疑は一応解けたようで、なんとか拘束されずに済んだ。

思いの外、施設の照明が明るく、また、技術が伴っていないので、当時の私にはこれくらいが精一杯。 しかし、モンゴルで撮った貴重な星空。
私にとっては、価値がある一枚だ。
