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【VOL.11】天岩戸神社 西本宮・東本宮と天安河原|高千穂の神話パワースポット、二つの"顔"を巡る

こんにちは。

いつも記事を読んでくださり、本当にありがとうございます。

高千穂神社、槵觸(くしふる)神社、荒立神社を参拝したあと、天岩戸神社天安河原へ向かいました。

この日は小雨が降る朝。

前日までの雨が参道の苔や石を濡らし、足元が少し滑りやすくなっていました。


でも、その湿り気があるからこそ、神話の舞台と言われるこの地の空気がより深く、静かに体に染みてくるように感じました。

天岩戸神社には、観光で賑わう「西本宮」と、知る人ぞ知る「東本宮」があります。
 
⛩ 西本宮|神話の舞台に立つ、張り詰めた空気

駐車場から鳥居をくぐり、手水舎で手を清めて拝殿へ。

朝早い時間だったこともあり、境内はまだ静かでした。


先に参拝されている方への配慮

拝殿ではすでに数人の方がお参りされていて、その邪魔にならないよう少し離れて待ち、自分の番になってから静かにご挨拶をしました。

西本宮の裏手には、**天照大神が隠れたとされるご神体「天岩戸」**があります。

 
⛩ 天安河原|八百万の神々が集った聖域、圧巻の石積み

西本宮から岩戸川沿いの道を下って、天安河原へ。

雨上がりの参道は苔が濃く、足元に注意しながらゆっくり歩きます。

下り坂の参道

この道は下り坂になっており、雨で濡れていると特に滑りやすい箇所があります。

普段であれば川のせせらぎが心地よい散歩道ですが、この日は前日までの雨の影響で水量が増し、流れの音も力強く響いていました。

橋の中央で深呼吸

途中に架かる橋の中央は、以前に桜井識子さんが、清らかな気が流れていると言われていた場所です。

後ろを気にしながらも、深く深呼吸をして、景色と澄んだ空気を味わいました。


足元の苔むした石を避けながら、一歩ずつ慎重に進んでいくと、だんだんと川の音が大きくなり、洞窟が近いことがわかります。


間口40m、奥行30mの洞窟

洞窟(間口約40m・奥行約30mとされます)の中に入ると、外とは少し違う、ひんやりとした空気に包まれます。

そして目に入ってくるのが、無数に積み上げられた小さな石の塔

天安河原では、石を積んで願い事をすると叶うと言われています。

人それぞれの祈りや願いが形になって積み重なった光景は、何度見ても独特で、静かな迫力があります。

三脚を立てて撮影されている方の姿もあり、ここが多くの人にとって特別な場所であることを改めて感じました。


帰りは上り坂です。

再び橋まで戻ってきたところで、もう一度橋の中央に立ち止まり、澄んだ空気を胸いっぱいに吸い込みました。

次にいつ訪れることができるか分からないからこそ、この景色や空気感を、しっかりと記憶に刻んでおきたいと思いました。


 
⛩ 東本宮|知る人ぞ知る、静寂に包まれたもう一つの天岩戸

西本宮と天安河原での参拝を終え、一度車に戻り、そこから**数分ほどの距離にある「東本宮」**へ向かいました。

歩いても行ける距離ですが、この日は次の目的地との兼ね合いもあり、車で向かうことにしました。

西本宮とはまるで別世界

西本宮が観光で訪れる多くの人で賑わっているのに対して、東本宮は驚くほど静かです。

鳥居をくぐると、すぐに**天鈿女命(あめのうずめのみこと)**の像が迎えてくれます。


西本宮とは明らかに空気感が異なり、ここは観光地というよりも、地域の方々が日々の暮らしの中で静かに手を合わせに来る——そんな、生活に根ざした神社だということが自然と伝わってきます。

素朴で落ち着いた佇まい

拝殿は、西本宮とはまた違う、素朴で落ち着いた佇まいです。

ここ東本宮は、天照大神がお岩戸からお出ましになったあと、最初にお鎮まりになられた場所だと伝えられています。

ゆっくりとお参りをさせていただき、拝殿の周りを少し歩いてみました。

隅々まで掃き清められた境内

境内は決して広くはありませんが、隅々まで掃き清められており、本当に清々しい空気に満ちています。

奥には御神水が湧き出る場所もあり、その水の音に耳を傾けているだけで、心がすっと落ち着いていくのを感じました。


最初の3年は知らなかった

実は私自身、最初の3年ほどは東本宮の存在を知らず、西本宮だけを参拝していました。

派手な見どころがあるわけではありませんが、この静けさの中で自分と向き合う時間は、西本宮や天安河原の賑わいとはまた違う、とても贅沢なひとときでした
 
📍 参拝のポイント
天安河原への道

  • 所要時間:西本宮から往復30〜45分(参拝含む)

  • 石段:およそ130段

  • 注意点:雨天時は滑りやすいので慎重に

  • おすすめ時間帯:夕方は暗くなるのが早いので、明るいうちの参拝がおすすめ

御朱印

  • 西本宮の授与所で授与されます

  • 時間・初穂料は変わる場合があるため、最新情報は公式サイトでご確認ください


東本宮へのアクセス

  • 西本宮から車で数分

  • 徒歩でも行ける距離(約10分程度)

  • 駐車場あり

 
まとめ|「動」と「静」、両方を味わってこそ高千穂の神話が深まる

高千穂に来たら、ぜひ西本宮・天安河原の「動」の空気と、東本宮の「静」の空気、両方に触れてください。

神話の壮大さと、全国から人が集まる賑わい。

一方で、地域の暮らしにそっと寄り添うような、静かな信仰の時間。

その二つの顔を行き来することで、天岩戸の物語が少し立体的に、心の中に残るはずです。

小雨の日の参拝は、人も少なく、しっとりとした空気の中で神話の世界に浸れる、意外な穴場でした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この記事が、あなたの次の旅へと、背中をやさしく押せますように。

どうか良い一日をお過ごしください。

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