見出し画像

TOEIC900点のアメリカ駐在者が語る ぶちあたったネイティブの壁

・はじめに

TOEIC900点を引っ提げて意気揚々と渡米したぼくでしたが、
ネイティブアメリカンがいとも簡単にひょろ長いぼくの鼻をへし折ったのでした。

半年くらい経ってローカルスタッフに人伝えでこのように言われました。「ふじ(ぼくの名前)とはコミュニケーションがとりにくい

かなりショックでした。自分なりに努力をしました。仲良くなれるように積極的に話してました。ですが、裏ではボロクソに言われていたのです。

鼻が折れてからは1年間くらいはちゃんと英語と向き合って闘って闘いました。そしてその日々を赤裸々に語りたいとおもいます。

その甲斐があってか今となっては仕事面と生活面で英語で困ることはなくなりました。

語学初心者にもタメになるように書きました。
また自分の経験談だけでなく、どのようなコツでコミュニケーションを取れば良いか将来の参考になるように意識して書きました。
英語学習者や、将来海外移住したいひと、駐在中で英語に苦労している方々の少しでも参考になればと思います。

・ちょい自己紹介

・アメリカ田舎駐在3年以上
・30代子なし
・英語力:TOEIC900
・大学生のとき留学経験あり

社会人になってからも転職のための飾りつけTOEICを勉強していました。
海外駐在をしたい!という欲望を叶えるために転職を2回しており今の会社(3社目)でようやく欲望がかないました。

10年程前にカナダに留学していたときも、最初は英語が話せないことに絶望しましたが、自分なりの努力と若さが相まって成長スピードは凄まじかったと自分では思います。

いま思えば留学していた時に「どうやって伸ばすか」を考えて実践する力が養われていたのかとも思います。

・職場環境について

ぼくの職場環境を伝える前に、突然ですがアメリカで英語を話す人のなかでも話やすい人順にレベル分けしてみました。

ここアメリカでは、英語を話す人の中でも話し易さが違っているのが、ぼくの勝手なイメージです。
つまり一口にネイティブと言っても人によっては難易度が違うんですね。
(日本人同士でも一緒ですよね。)

都市に行けば行くほど多様な人が居ます。Lv1-Lv.5までいるでしょう。
逆に田舎ではLv3-5の人たちが多い割合を占めるという認識です。
※南部の方言とかの難しさは別途ありますが、ここでは割愛します

また補足ですが、例えば技術者や生産管理など社内のアメリカ人と会話をする人は仕事上ではLv.1-Lv.2程度の人とコミニケシーョンが取れれば十分だと思います。
駐妻の人たちだとLv.1-Lv.2 がESL(英語勉強クラスのようなもの)で多いなかで勉強しているのではないかなと思います。
駐妻の方々も場所によってはLv.3-Lv.5も普通にいる環境で生きていかなきゃいけない人もいるから大変ですね。

日系企業で勤めるアメリカ人は割とLv2のローカル社員が多く居て、話す単語やスラング、ペースを日本人レベルに合わせてくれます。
これは日系企業のアメリカ駐在員からすると、あるあるです。


ですが会話の難易度が上がるLv.3または5の人が当たり前の風土が醸成されている日系企業もあります。
言い換えるとネイティブがネイティブに話しかけるようにぼくたち日本人に話しかけてくるという、人によっては地獄のような環境です。


ぼくの職場はこれに近いです


加えてぼくは営業マンとして米人相手にもばりばり商談をしなくてはいけません。運の悪いことにお客さんは日系企業より米系企業の方が多いです。
そしてアーミッシュという敬虔なクリスチャンコミュニティの人たちを相手に仕事もしております。

※アーミッシュは外国人を話すことはおろかTVすら見ない人たちなので、
 確実にLv4以上の難易度の人たちです。

アーミッシュ

なかなかハードな職場に着いたと駐在開始早々思いました。

・失敗談

まあこのようなハードで少し特殊な環境下にながら、それでも駐在してからも勉強に励んでいました。しかし、駐在後6か月たった時、自尊心はボロボロになりました。理由はこの記事に最初に書いた通りです。

なぜこのようになったか分析すると、英語の努力の方向が完全に間違っていたのです。

どのように間違っていたかと言うと↓のような記事を過去に書きましたのでご参考ください。この記事の結論は、ぼくの英語における失敗は駐在したての頃に、格好つけようとネイティブのように喋ろうと、自己満&叶わない努力をしていたということです。

そして、とにかく英語のドラマ(FriendsやGame of Throne)を観漁ってかっこいいフレーズを真似したり、アカデミックなポッドキャストを聞いて、難しい単語を覚えるなどの「俺は他の人と違うんだ」というようなナルシズムに溺れていました
(このように自己満で終わる人って英検やTOEICの勉強者で割といます。気を付けましょう。)


・どのようなリカバリーをしたか

ずばり”人といっぱい喋る”ことです。


・・・まあそれは、分かり切っていることですし、これを言ったら書くことが無くなってしまうので、特に意識した点を説明します。

・自分の型を作った
・相手が聞ける態勢となる工夫をした


・自分の型を作った
空手の型です。

例えば、世間話って話すこと決まっているんですよね。

”土日に何をしたか”
”アメリカと日本の文化の差”
”家族のこと”

主にこの3つです。
まあそれは大袈裟かもしれませんが、分野ごとで話すことって大体予想出来ています
(予測が出来ているから、例えば全然英語を喋れない技術員が出張で海外に来ても身振り手振りでどうにかなっちゃいます。)

予測できるということは途切れ途切れでしか聞き取れなくても、相手の言いたいことが分かります。

ですが、それにはもちろん時間がかかります。


なので、自分の型をしっかり作って伝えれば、似たようなことを言っているので相手はぼくの言うことを理解できる!と思ったのです。
(すごいバカみたいなアイデアですがTOEIC900点のぼくもこのレベルでした笑)

よく持ち上がることが多い話題を中心に自分の”持ちネタ”を練りました。
※別に面白かしくしたと言っている訳ではないです。

そして練ったネタを家で書いたり発声したりして、頭の中で練習します。
※新しい単語やフレーズを覚えたときは毎回この方法を使いました。

そしていざ実践!という風にあまり自分にプレッシャーをかけすぎずに

相手との会話の流れで自然にこの型が繰り出せるような話題になるように話しを持って行き型を繰り出しました。
もちろん同じ相手に、同じ会話をして同じ回答をしたらXのbotのようになるので、単語を変えたりしました。


それを複数回やっていると自然と自分のモノになっていき”型”、つまり英語のベースが完成します。

英語においてこの”型”がとてもとても大事です英会話上級者も、この型をベースに組み替えたり応用をしたりして言葉を繰り出しています。

それを自然に淀みなくできることが英会話上級者と言っても過言ではないです。
ぼくの失敗は、型を意識せずに「かっこよいフレーズやかっこよく発音しよう」と言ったことに囚われすぎていたことにあります。



・・・わかります。失敗が怖いですよね?あと相手が返す言葉に対応できる分からないという人はかなり多いです。

ぼくはHellotalkというアプリを使って喋りやすい相手とよく型の練習をしていました。

・相手が聞ける態勢を作る工夫をした
これも型と似ているのですが、だれかに話しかけるときに使う枕詞ってとても大事なんですね。例えば、”Excuse me” "I have something tell you" "I wanted you to know something" "Can I talk about~"

まあ挙げたらきりが無いですが、喋り出す前に〇〇のこと話したいと言えば相手は聞く準備ができます。
特に日本語同士だとそこまで意識していなくても、第二言語を話す上でかなり大事です。聞く側も安心しますね。

・余談とまとめ

今まで留学から帰国して日本にいる10年間は主にTOEICに力を入れて勉強していました。(全く勉強していなかった時期も多かったですが)

それはそれで良かったのだと思います。それで転職が有利にもなるし海外駐在も決まったし。
ですが、このやった分だけ伸びていくTOEICの気持ちよさに甘えていたのかなという部分が自分のなかにありました。

実際にTOEIC学習者をXでフォローしているのですが、点数を伸ばすために没頭して鬼のように毎日やっている人がいっぱいいるんですね。自分の英語力が点数がになるってある意味、脳内物質がバンバン出ている状態

でも高得点を取る人が英語を喋れるか、は別の話です。
例え英会話講師に通っていて、話せることに自信をつけても、階層ではLv1かLv2の相手の話なんですね。


Lv.1からLv.5の人たちが渦巻いている魔境に飛び込む人たちはとても勇気があることだし誇らしいことだと思います。

ぼくは駐在したときも留学したときも、英語ができずに苦しんでいました。
なので海外で言語に苦しむ気持ちはとてもわかります。

そんなときは「今日はESLに行こうとした」「英語のアニメを見てみた」「スーパーのレシートを読もうとした」「翻訳機を使いながら文章を読み解こうとした」

こんな小さなことでも自分をほめてあげてください。

この記事でTOEIC高得点者でもこんな苦しんでるんだと心が少し軽くなれば幸いです。


就職のこと、転職のこと、海外駐在のこと、英語のこと
お悩み相談を受けたことがあり。。。

とても喜んでもらえたことが嬉しくて、コーチングを始めます!!!!
お代はチップのお気持ちで結構です☺
2025年8月7日まで、まずは無料で始めます。
↓がフィードバックです。

私は新卒で駐在できる会社を目指しており、ヒントになるnoteは無いか探していたところ、私がまさに求めている内容だったので迷わず即購入しました!
有料部分の内容は結論から分かりやすく無駄なく書かれていて、とても満足する内容でした。内容が詰まったこの記事にこの値段は破格だと思います!
ふじさんに突然DMで相談させていただいた際も、あまり知識のない私に親身にアドバイスして下さりありがとうございました☺️

ドシドシDMください☺
必要ならボイスチャットも可能です。下記画像をクリックしたらXに飛べます☺



最後に言語初学者向けの記事を過去に書いたので気になったかたは参考に頂ければとおもいます。


いいなと思ったら応援しよう!

ふじ ❘ ぽんこつ負け上がり🇺🇸駐在員 他の方へのチップとして使わせて頂きますね☺